KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

救急車で緊急搬送 つづき

★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です!

「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼HP「じょうしょうダルマ」から成績などご確認後、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,150円〜。

足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

母の心臓手術話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html


私自身は救急車に運ばれた経験が2回あります。一度は恥ずかしながら銀座で急性アル中で運ばれた時、そして以前も書いたアゴの手術の時。

ただ付き添いで乗るというのは今回が初めてでした。アル中の時は意識が無かったのでわからず、アゴの時は緊急の度合いが小さかったので、普通に赤信号でも止まりながら進んでいきました。

しかし今回は一刻を争うので、当然赤信号でも進んでいきます。先々の車も路肩に避けてくれて、我々を通してくれます。そして高速道路も顔パスで突き進んでいきました。約15分間隔で、母の血圧を測定しながら救急車は進んでいきます。

ただ救急車も結構揺れるので、患者に負担がかからないようあまりスピードを出せません。制限速度程度のスピードで走りながら行きます。母の寝台が揺れるので、救急隊員の方が揺れる狭い車内で立ちながら、必死に母の寝台を抑えてくれていました。私も抑えながら母を見守っていました。

母は終始緊張した表情で、祈るようにずっと目を瞑ったままでした。言葉を出すのもしんどいような感じで、周りからの問いかけに全て頷いて応じていました。ちなみに後日談ですが、誰かが鼻をすすっていたのが聞こえたので、私が泣いていると思って「あぁ、私死ぬんだと思った」と感じていたそうです。

実際には車内では医者同士がリラックスした感じで談笑していました。私自身はそれが逆に有り難いと言うか、そこまで深刻な事態ではないと受け止められて良かったですが。

こうして考えると、大勢の医者、看護師、救急隊員、そしてこれら道を譲ってくれる見知らぬ人々にもよって、母の命一つが守られようとしているんだな、と思いました。皆に本当に感謝感謝です。

ピーポーというサイレンはどうやら約1.5秒でワンセットのようで、私は「我々が聞いたサイレンの回数は2000回以上になるな」とか考えていました。正直、ちょっと集中力が切れていた感じ。私がそんなことを考えている間に、金沢の病院に到着しました。(つづく)


さて、そんなことを考えている間に日経平均は反落。前日のNYは途中までは調子が良かったものの、引けにかけて突然売られ反落に。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。本日が権利落ち日だったこともあって、元々配当分87円程度の下落幅は見込まれていたものの、昨日その権利取りの動きが後場に目立って急騰した反動もありました。

後場には配当金分を再投資に回した買いなどが入ったものの、結局配当落ち分は埋められずに反落。中国株を中心とするアジア株が軟調なことも重石に。ただ何とか実質的には小幅高水準で収まりました。


投資判断は「中立」。昨日はFRB議長の講演がQE3期待を呼んで、各指数共に大幅高。一気に震災後の高値を抜いて、日経平均はあの昨年3/11の引け値ベースまで値を戻してきました。TOPIXの方はまだまだなので気が早いですが、これでようやく株式市場は「復興」したと言えるのかも知れません。それでもまだようやく元に戻った程度ですが。

ただ昨日の後場の動きは、日本の株式市場の実力を汲み取ったというよりは、それ以外の要因が強かったように感じます。

一つは権利取りの動き。例年権利落ち分をその日のうちに埋めることができれば、その後の相場は強いということが言われますが、その動きを先取りしたかのような感じです。結局、本日は力尽きた格好になってしまいました。

もう一つはテクニカル的な窓埋めの動き。本日の日経平均は高値引けとなって、上述のように昨年3/11の終値まで戻しました。それは当時、震災による様々な混乱を織り込み週明けの3/14に急落スタートした際に開けた窓を埋めに行く動きでもあります。

具体的には3/19高値10172円〜昨年3/11安値10254円の窓ですが、その真空地帯の推移だったため、特に後場スルスルと上がっていったということになります。

これらの要因が重なったことが昨日の急騰の背景と考えられます。その証拠に、為替はそれ程円安に振れてはいませんでしたし、また出来高も膨らんでいません。ですから、あまり腰の据わった買いとは考えられません。

一応、TOPIXの方はまだその窓を埋め切っていませんし(しかもまだ40ポイントくらい上まで窓が開いているため、十分上値余地がある)、アメリカのチャートも良い形を維持しています。

ですから、まだ日本株は上値追いの動きが続くと思います。しかし、昨年11月からここまで続いた一斉高の相場は、そろそろ変化点を迎えるという感じを受けています。

業種的にここまで買われてきた証券・保険・不動産・その他金融辺りの個別株のうち、チャートがやや崩れてきた銘柄が増えています。過熱感もありますが、チャートの「形」が崩れてきた銘柄が多い印象です。

一方、不思議なことに銀行株はまだ綺麗なチャートをしている銘柄が多いです。やはり金融緩和相場の主役であること、超大型株が多いため外国人買いを全て受け止めるだけのキャパシティがあるから、でしょうか。

なので、私は「日本株はもう少し上がるけれども、先んじて買われていた銘柄は息切れ感が出てくるタイミングになってきた。東証1部(特に225採用銘柄)の証券・保険・不動産・その他金融は避けた方が良い」というスタンスで目先2週間程度は考えようと思っています。

テクニカル的には日経平均TOPIX共に5日線を何とかキープ。そして陽線で終えています。昨日開けた窓を目先このまま埋めなければ、もうしばらく上昇トレンドが続くものと思われます。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。引き続きグリー(3632)やDeNA(2432)といったSNS系銘柄が売られたことでマザーズのネット関連株が売られました。

前回「配当などが薄い分、新興市場銘柄の方が落ち後に妙味がある」としましたが、日経JASDAQ平均は配当落ち分が10円程あるということで、それなりに利回りが高かったですね。一方で本当に少ないマザーズなどは相変わらず底辺を這った値動きとなっています。

それでも日経平均が昨日震災後の高値を付けてきたことで、私のブログへのアクセスや会員問い合わせの件数などが増えてきています。ということは、全般的にここからまた株式投資を始めようという個人投資家も増えてきているという証左でもあります。

となると、ここから既に高くなっている(かのように見える)東証1部銘柄などにはなかなか手を出し辛いのではないでしょうか。そういう時に出遅れている(ように見える)マザーズを始めとする新興市場株。やはりメインプレーヤーが個人投資家の新興市場は、こういう買い妙味があると考えています。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。期末の配当が3円という高配当銘柄ということで、配当落ち分の反動も大きく。結果的には配当落ち以上に売られてしまいました。

個人的には引き続き金融緩和策が日米で継続するのであれば、最も直接的に恩恵を受ける銀行株が買われると見ています。配当落ちによる目先の売りタイミングも通過したので、ここから中期上昇波動の第二ラウンド開始と見て良いでしょう。


オリエンタルランド(4661)は反発。結局権利落ち分の下落を埋めてプラス転換に。ただ、前回示したように昨日の引けで売却となっています。

例年権利落ち後も強い動きが続いているようですから、保有している方はもう少しホールドでも良いのかも知れません。が、一応こちらではこれにて終了としておきます。上昇率は7.3%でした。


シャープ(6753)ストップ高比例配分。昨日台湾・鴻海との資本・業務提携を発表。第3者割当増資と子会社株式の売却などで約1300億円を調達する計画で、懸念の堺向上を共同運営ということになりました。

それによって減損リスクが消え、増資も出たということから一気にアク抜け感に繋がり、大きく買われる展開に。安値を更新してきていたので、前回「タイミング的にはそろそろ発表があっても良さそうな気がします」とした通りの展開になってきました。

お陰で損切りを考えていたのが、一転目標達成の可能性も出てきました。当初の予定通り620円までいけば利食いとし、少なくとも明日の引けまでに売却とします。既に本日のPTSで655円までいっているので実質的には目標達成ですが、万一明日もストップ高比例配分になるようなことがあれば当然持ちこしとします。


【注目銘柄】
セリア(2782)は大幅高。こちらは18日に有料メルマガを配信した時に、トップピック銘柄とするかどうか最後まで悩んだので名前だけ書いた銘柄ですが、結果的にはこちらが正解だったようです。惜しいことをしました。

本日の上昇は株式分割による価格変更によるものと見られます。同社の場合は500分割ということで、大抵こういう銘柄の場合は権利落ち日に突発高します。実質的な価値は変わりませんが買いやすくなることや流動性が増すこと、また呼び値が変わることで短期的な値幅が取りやすくなることが背景です。


その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

お陰様で成績がそこそこ良いので、日々たくさんのお問い合わせをいただいており、会員数もサービス開始以来最高に。間もなく大台到達です。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


そして次回は3月の成績発表です。3月はぶっちゃけ成績がかなり良いはずです。お楽しみに。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。