KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

反動高も反発力は弱く

今週のお題ゴールデンウィーク
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日経平均は水曜反発。前日のNYはISM製造業景気指数が予想を上回ったことを受けて堅調。ダウは08年1月以来の高値を付けてきました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。為替が80円台を回復したこともあり、前日売られた輸出関連株などを中心に買い戻しの動きが出ました。

しかし連休谷間ということもあって商いは閑散。自律反発狙いの買いや、連休前のポジション調整の買い戻し程度のものしかなく、昨日の下落幅の割には数十円程度の上げと買いに力強さはありませんでした。売買代金は1兆円割れに。

投資判断は「中立」。水曜のNYはADP雇用統計の数字が予想を下回ったことなどを受けて軟調。ただ各指数共に引けにかけて値を戻し、IntelAppleといったところが高かったNASDAQはプラス転換と底堅い印象はありました。

日本がお休みの間に雇用統計やフランス大統領選挙など、色々需要イベントを控えています。とりあえず、全てが出揃う土曜辺りに今後の動きを予想するのが妥当でしょう。

個人的には連休を控えて水曜はよくプラス圏を維持できたな、という印象でした。為替がドル円で80円台を回復してきたのも支援材料でしたが、FXなどで79円台でロスカット設定している個人が多いという話も出ていますから、こうなれば一度78円台を見る流れになりそうです。もう少し円高基調は続きそう。

79円を割れれば、今度は日本政府による為替介入の話も現実味を帯びてきますから、次第に底入れ機運が出てくるとは思います。ただ商いの薄い連休中が、ちょっと為替に関して神経質にならざるを得ない場面。少なくとも介入はありませんから、円買いを仕掛けやすいタイミングになっています。

ですから、FXをやっている人はちょっと連休中もゆっくりできないかも知れません。もし週明け79円を割り込んでいるようなら、当然日本株にも売り圧力として働いてきますから、売り先行のスタートは避けられないと思います。

他にも来週は週末にかけてSQやらヘッジファンドの45日ルールやらで、また色々思惑視されそうな週でもあります。そして来週が決算の集中週。さしあたって、引き続き決算が良かった銘柄を個別にあたっていく局地的な戦況が続きそうです。

新興市場は「強気の買い」。水曜は両指数共に堅調。特に日経JASDAQ平均は1400円を超えてリーマンショックにより下落した08年8月以降の高値となっています。円高で東証1部銘柄が手がけ辛い中で、為替耐性のある新興市場に物色の矛先が向かっている格好。直近IPOなど、値動きの良さが個人投資家の短期資金を集めています。

例年ゴールデンウィークは、普段忙しくて株取引が出来ない個人投資家が市場に入ってくるので、個人投資家に人気のソフトバンク(9984)やら、この数日間だけで値幅が取れる新興銘柄が買われやすいものです。

個別では前日に続いてWBSで紹介されたリブセンス(6054)が買われる動きに。今株式市場では話題のキャリアデザインセンター(2410)との提携も後押しする格好となりました。こういう材料系銘柄が強いのも、連休谷間の特徴と言えます。

ポートフォリオ銘柄】
コンドーテック(7438)は反発。15時に同業のアルインコ(5933)が決算を発表。こちらは前期大幅増益を達成し、今期も増益継続の見通し。四季報予想などは少し上回ってきましたが、大証タイムではあまり材料視されませんでした。

それでも、やはり復興特需が今期も継続する見込みは確認されました。同社も来週末に決算を発表予定ですが、十分期待できる数字になると思います。引き続き注目。

さて、本日は一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはファーストリテイリング(9983)です。

水曜発表のユニクロの4月既存店売上高は前年同月比6.8%の減少と、5ヶ月ぶりの減少に転じました。例年に比べて低温が続いたことで夏物が売れなかったことが響きましたが、何より既存店の客数が9%も減少。銀座旗艦店のオープンなど華々しさは見えますが、既存店はその分地味に映る格好。

また昨年震災後間もなくの厳しかった4月の水準に比べて、更に下回る水準となったことが痛いです。例えば同業のユナイテッドアローズ(7606)も既存店売り上げは99.3%とマイナスにはなっていますが、その幅は小さいです。

先月12日には今期業績を過去最高益更新見込みに上方修正し、翌13日には大幅高となったものの、2日の高値水準を超えられずにダブルトップ形成の形。水曜にはその13日に開けた窓を埋めきることで、これから再反転の形が整うか・・・と思った矢先の月次の大失速ですから、ちょっと75日線も割り込んでくる形になるものと思います。

テクニカル的にはMACDパラボリックが暗転。また一目均衡表は雲を割り込んでしまっています。ボリンジャーバンドの−2σも下落方向に幅を拡げ始めているため、トレンドは明らかに下落傾向になっています。

元々内需好業績の代表銘柄として、また日経225に与える指数影響度の強い銘柄として買われやすい銘柄でしたが、その反動も出てくるものと思われます。予想PERは22.8倍、PBRが4.5倍という数字は、同業他社のしまむら(8227)の同12.5倍、1.5倍と比較しても明らかに割高。

直近では3月メジャーSQの際の出来高と、先月13日の出来高が突出していますが、それぞれの水準を下回ってきたこともあって、上値にはしこりが残って重い格好です。信用倍率は0.2倍と圧倒的な売り長銘柄ですが、連休前の買い戻しも一巡したものと見られ、連休明け後は再度売りが入ってくる形になると思います。

今期過去最高益更新を織り込んで、4月は上場来高値を既に付けてきました。なので、出尽くし感が出ても十分おかしくないタイミングです。さしあたって200日線辺りまでの下落を睨んで目標株価は15000円に。月曜の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。

【注目銘柄】
ウチヤマHD(6059)は大幅高。こちらは25日の有料メルマガにて以下の通りにコメントしました。

「上場後から売りが優勢で需給バランスは崩れ気味ですが、いきなりPER2.7倍、PBR0.8倍という超割安銘柄。同業のコシダカHD(2157)のPER11.3倍、PBR3.2倍と比較でも圧倒的に割安感が強いです。そもそも普通IPOならこの辺りの数字はもっと割高に買われます。

地合的にもまともな銘柄よりこういった銘柄の方が買いが入りそうですし、GW後のIPOスケジュールも決まっていませんから、直近上場銘柄のセカンダリが盛り上がる可能性も十分あります。需給的な面からもう少しだけ売りは続くかも知れませんが、1300円辺りなら買ってしばらく持っていても問題ないでしょう」

水曜はユニバーサル園芸社(6061)やこころネット(6060)といった直近IPOが軒並み大幅高となり、連休谷間の材料難の中、前日に続いてセカンダリが盛り上がっています。そして実はこれらが他のJASDAQ銘柄にも良い影響を与えているような感じです。丁度新興バブルの時を彷彿とさせます。

同社に関しては、個人的には単なるIPOの需給面の軽さだけではなく、銘柄価値としての割安感に特に注目しています。まだ十分割安感の残る水準ですから、まだまだ上を目指せる銘柄だと思います。

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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。