KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ドレッシング買いで後場から伸長

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日経平均は続伸。前日のNYはFOMCやECB理事会などの需要イベントを控えて小動き。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨日まで調子よく上げていた反動もあり、様子見の動きが強まりました。

ただ、オーストラリアの統計やアジアマーケットが始まる10時半頃から買いが強まりプラス圏に。後場はドレッシング買いと思われる買いが入り、一時8700円台を回復。引けでは残念ながら8700円を維持できませんでした。売買高は17億株台、売買代金は1兆円をギリギリ上回る程度でした。


投資判断は「中立」。ここまでは26日のブログに示した通りの想定内の値動きです。今日も為替がほとんど動いていないにもかかわらず、またここまでの上昇にもかかわらず上がってきたのは、明らかにドレッシング買いの仕業でしょう。重要イベントを控えた売り方の買い戻しがそれに拍車をかけた、という感じでしょうか。

従って、明日はその反動安が出る可能性が強いと思われます。NYの値動きも前回も示したように一旦は売られるタイミングと見ます。実際昨日は高値で十字線を出す気迷いが見られました。とりあえず明日のFOMC結果発表を控えた今晩のアメリカは、軟調な展開を想定しておきます。

それらの要件が重なることで、明日は下落を覚悟しておくべきと思います。それにしても値が高くなればなるほど金融緩和への期待感が高まり、その分実際に行われなかった時の反動が怖いです。市場的にはアメリカの方は行われないだろうとの見方が優勢なのですが、何故か妙に期待してしまうのが市場の悪いクセ。

個人的にも景気指標はともかく、住宅関連の指標が改善してきていますから、ちょっとこのタイミングでは行われないと思います。ただ、週末に雇用統計を控えていますから、その数字が余程悪くなる、という情報を事前にFRBが掴んでいるのであれば有り得るのかも知れません。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は主力株であるサイバーエージェント(4751)が下げ止まったことでしっかり。ただJASDAQの売買代金は120億円程度と閑散でした。

新興市場の決算は来週辺りに本格化してきますから、ちょっと様子見ムードが漂う感じになっています。特に今の相場の主流が売り方の買い戻しであるなら、空売りの入り辛い新興市場はちょっと盛り上がる要素に欠ける感じです。


ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。子会社のエムスリー(2413)が連日で実質上場来高値を更新する動きが続き、同社にもプラス要因として働く流れに。

また、ネット接続の同業IIJ(3774)やニフティ(3828)といったところも内需好業績銘柄ということで高値更新の値動き。このあたりはやはり強いですね。同社の決算は明日ですが、あらかじめエムスリーの数字が伝わっていますから、好決算は好決算として、本業の方できちんと増益を確保できるかどうかに注目です。


みずほFG(8411)は反落。地合が良い中で上値の重さが目立ちます。やはり前回示した「130円」という数字が公募による需給の蓋になっている感じ。ここを上抜けられるかどうかは、海外の金融緩和策次第というところでしょう。

そして本日は同社の決算が出て、これでメガバンク3行の決算が出揃った形に。今四半期は利益ベースでは同社が三菱UFJ(8306)を抜いてトップ。通期見通しに対する進捗率も最も良い結果になりました。

ただ、これらは特に株価に影響してこないものと思います。繰り返しになりますがメガバンクの収益は世界の金融政策次第。債券バブルが終わらないうちに、早く本業回帰できるような収益体質に戻すことが、彼らの最大の課題です。


三和HD(5929)軟調。昨日は年初来高値を更新してきましたが、本日は前場に発表した決算が赤字だったことで売られる展開に。元々同社の第一四半期は季節的に赤字になりやすく、建築関連の季節性要因としても最終四半期に大きく売上を計上しますから、この辺りは当然の数字。

実際に赤字幅は前年同期比大きく改善しているのですが・・・どうも最近は良い決算を出したとしても売られることが多いシーズンなのに「見た目」が悪いものを出せば残念ながら売られてしまいます。それが場中なら尚更です。

それで、決算は実際にはぼちぼちとしても、個人的にはちょっと地合の悪さを感じるので、明日の寄り付きで利食い、撤退とします。思ったより値動きが悪かったのも撤退理由の一つ。ただ良い銘柄だと思うので、地合の好転を見極めてまたポートフォリオ入れとしたいと思います。


NEC(6701)は大幅反発。本日はここまで大きく売られた総合電機メーカーが一斉反発。地合の好転による買い戻しや、後述のキヤノン(7751)の自社株買いによる雰囲気の好転がありました。

そして引け後には注目の決算を発表。第一四半期は赤字幅こそ大きく縮小したものの赤字継続。個人向けPC事業を手放したことが大きく響き減収に。他の分野の増収では補いきれませんでした。

まあ数字的には通期見通しに対する変更も無く、特に大きく売られるようなものではないと思います。正直今回の決算で注目だったのは、下方修正や減配があるか、というところだったと思いますから、それらが無いことが明日以降の株価のプラス要因になってくると見ています。配当利回りは4%近いですし、買い戻しを入れやすい株価水準でもあります。

ただ、先日富士通(6702)が決算後に大きく売られた嫌な記憶があります。富士通の場合は下方修正があったので売られて然るべき状態でもありましたが、最近は決算がちょっとくらい良くても、前年の震災分のハードルの低さがありますから暴落に繋がってしまうケースが目立ちます。

同社も明日の動きで今後の趨勢が変わってきそうです。個人的にはこれ以上売られる筋合いは無いと思っているのですが、どうもクセのあるシーズンです。


【注目銘柄】
キヤノン(7751)は大幅高。こちらは決算後の暴落を見て、26日に有料メルマガで買いで取り上げ。国際好業績銘柄の配当利回りが5%近くなる、という異常事態を見て、買い場だと判断しました。

それでもここまで連続陰線が続いていたこともあって雰囲気は悪く。昨日までは軟調な値動きが続きました。しかし、ここで一発逆転の自社株買いが発表。同社は6月にも自社株買いを行いましたが、前回自社株買いを行った6/4〜の取得期間が7/27までに当初設定されていました。

ただ、たまたま上限額いっぱいまで6/18の時点で買い付けてしまったので、そこで終わりとなりました。ですから、その前回の当初設定された期間の後、つまり昨日の「解禁」を待って、新たに設定されたわけです。

上述のように配当利回りが5%近く、株主還元に積極的な同社は、また自社株買いをしてくるのでは?という観測が既にありました。それが上手く実現した格好です。

結果、会社側の出したこのタイミングはチャート的にも絶妙で、ここ3日間の寄値が固まっている2540円を一気に上回り、5日線も同時に上抜いて、窓埋めの動きとなりました。そして9営業日ぶりの陽線を示現し、短期リバウンドが期待できる形になっています。

前回6/4の自社株取得の際には地合の好転もあって株価は15%くらい上昇しましたが、今回はそれより更に水準が低かったこともあって、上昇率が大きく。全体地合にも好影響を与えるほどのインパクトになりました。また目標株価に到達した際に、全体の取り上げ根拠などを掲載します。


IIJ(3774)は続伸。こちらは日曜の有料メルマガで買いで取り上げ。残念ながら想定した買値には届かず上がっていってしまいました。

勿体ないので、以下に取り上げ根拠を記しておきます。

「△IIJ(3774) 東証1部 売買単位1株
327000円 出来高374株

7/30買値 319000円以下
8/7までの目標株価 370000円
損切り 312500円割れ

【評価】
業績    ○
テクニカル ○
需給    ○ 
同業他社比 ×
その他ポイント 業種的な安定感


NTT(9432)系ネット接続大手。主力のネット事業は会員数の頭打ちが懸念されるものの、システム構築のクラウド売上をSNS向けなどを中心に倍以上に伸ばすことで、主力のネット事業と2本柱に仕上げ、増収増益を図る計画。海外での設備増強などを進め、アメリカ・中国を中心に海外展開にも積極的。

テクニカル的には非常に緩やかながらも75日線を支持線として右肩上がりの上昇が続いており、再度接近する場面を拾いたい。MACDパラボリックは暗転しているものの、一目均衡表は三役好転の形を継続。ストキャスも割安圏に。

需給面ではここまで緩やかな上昇トレンドを続けており、7/13には年初来高値を更新してきたので、全般的に良好。4月以降は30万円を挟んだところでの推移が長く、価格帯出来高の多いところで下支えが期待できる。ただ7/12に出来高を伴って上伸しているが、そのラインを下回ってしまっているため、短期的には上値のしこり感も。信用買い残は差し引き30株と売り買いほぼ拮抗。2月以降は買い残の整理が進んでおり、需給不安は無い。

予想PERは16.9倍で同業のニフティ(3828)の10.0倍との比較では割高。またPBRも2.0倍で同1.0倍との比較では割高である」


ところで先日、当方の有料メルマガの内容が他の非合法サイトに掲載されている、という非常に残念な事例が発覚致しました。非常に腹立たしく思うと同時に、今後当然ながらこのような事例を発見し次第、厳格に法的措置も含めて対応していきたいと考えています。

大体私の書き方、取り上げ方は独特なので、上述のような感じで書かれている場合は一発でわかります。もしお気づきがありましたら、当方までお知らせいただければと思います。

また金商法に基づき、投資助言を会員宛に料金を取って行うものは、金融庁への登録が必須になっております。HPに登録番号などの記載の無い業者にはご注意ください。


その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。