KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均はギリギリプラス引け

今週のお題「2012年の秋、やってみたいこと」
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日経平均は本日反発。前日のNYは重要イベントを控えて高安マチマチの動き。相変わらずの薄商いの中でほぼ横ばいの値動きでした。それを受けた日経平均も朝方から膠着感の強い展開で、前日終値を挟んでの一進一退の値動きに。

今晩のECB理事会における金利発表を見極めたい流れから、こちらも商いは相変わらず膨らまず、値動きも50円と小幅。引けでは何とかプラスになったものの、売買高は15億株台、売買代金は8000億円台と低調でした。


投資判断は「強気の買い」に。「やや買い」にしてから弱い動きが続いている中で自棄になった感がありますが、一応理由はあります。

まず一昨日の時点で空売り比率は32.8%で、これは昨年6月以来の高水準とのこと。そして昨日も31.0%、本日も30.5%と連日30%越え。7月も20日〜25日の4営業日の間30%超の状態が続いて「陰の極」ムードが醸成されてから、その後1ヶ月に及ぶ不可思議な反発相場を演出しました。当時も丁度今と同じように、投資家のイライラが募るつまらない下げが続いていました。

6/4安値→7/4高値までの上昇波動は1ヶ月。7/25安値→8/20高値までの上昇波動も大体1ヶ月。一方7/4高値→7/25安値までの下落波動は約3週間。8/20高値から本日までは2週間とちょっと。というわけで日柄的にももう少しのところまできています。そして地合も薄商いが続いていますから「買い戻しが買い戻しの連鎖を呼ぶ」ための状態がしっかり保たれています。

また、株価のポジション的にも6/4と7/25安値を結んだ下値抵抗線の延長線が足下日経平均で8400円、TOPIXで713ポイント辺りに相当しますから、下値余地もあと少しのところまでにきています。価格帯出来高にしても直近半年では大体8500円〜8750円の辺りが一番大きくなっていますから、現値水準が一番下げ止まりやすい部分でもあります。

更に丁度イベント的にも本日のECB政策金利発表、明日アメリカ時間で雇用統計が発表されますから、タイミング的に合致します。大きく上がっていくためのお膳立ては出来ている感じです。

個人的には政策金利発表は先月のように何もなくてもちょっと下げる程度、また政策金利が下げられてもちょっと上がる程度だと思います。また、雇用統計も良ければ景気回復期待で問題なし、悪ければ金融緩和期待が高くなりやっぱり問題なしの気がします。

そして実際そのようになれば、前回「ジャクソンホール通過後の9月初頭のイベント次第で、その後2ヶ月程度の流れを決する」としたように、今度の上昇相場は1ヶ月では終わらず、2ヶ月くらい続く上昇波動になってくるのではないかと見ています。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。マザーズの方はサイバーエージェント(4751)やACCESS(4813)といった主力株が弱かったことで軟化。一方JASDAQの方は楽天(4755)がしっかりしていたものの、その他が弱かったというところでしょうか。

ちょっと前までの低位株の乱舞、という感じは薄まってきましたが、その分値上がり率の幅が小さく、新興銘柄に対する物色意欲も消えかかりという感じです。ちょっと今は市場全体に様子見ムードが漂い過ぎて、資金が回っていない印象を受けます。

それは上述のように空売り比率が高いことからも、買いが全般的に引っ込んでいることがわかります。なので空売りの入り辛い新興銘柄には、特に流動性の欠如が顕著に出ているのでしょう。もう少しこの状態は続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は続落。本日から東証1部という記念日でしたが、昨日の時点でチャート的には高値で典型的な「はらみ線」が出て売りサイン。で、こういう露骨なサインは案外逆に動いたりするものですが、珍しくその形の通り売られてしまいました。

上値にしこりが出来てしまったような感じでもありますが、その割には本日200日線で下げ渋ったこともあり、あまり深刻な状況でもない感じがします。むしろ4日の陽線の中でよく踏みとどまっている感じ。引き続き85000円を抜いてくるまでは目が離せません。


丸紅(8002)も続落。本日は「ロシアに世界最大のパルプ工場を2800億円で受注」との報道がありましたが反応薄。最近は景気敏感株として商社セクターに対するアナリストなどの評価が厳しくなっている中で、同社もまとめて売られる流れになりました。

引き続き500円以下の水準は絶対的な買い水準と思いますし、また上述のようにここからの相場反転に期待するならば、やはり何らかの商社株はポートフォリオに入れておきたいところです。利回りも5%に接近してきましたし、水準は明らかな異常値であると思います。


ソフトクリエイト(3371)は反発。昨日までは連日弱くなっていましたが、25日線タッチからの反発。この一ヶ月調整らしい動きがありませんでしたから、順当な動きと言えましょう。ここから再度上値追いの動きが続いてくるものと見ています。


【注目銘柄】
ビットアイル(3811)は大幅続伸。こちらは昨日の決算を受けて昨日の有料メルマガでは以下のようにコメントしました。

「前期はやや計画未達、今期も市場コンセンサスに届かない数字となってきています。ただ増配見通しであること、また同時に出した中期経営計画では今後3年間コンスタントに2桁成長を続けていくことが示されたので、ここまで売られた株価水準や、市場全体の材料の乏しさから明日は買いが入ってくると思います。655円くらいまでで寄り付くなら買って良いと思います。

ちなみに約100億円近くの借入枠を設定して第5データセンターを整備し、今後のデータセンター需要を取り込むところまでは間違っていないのですが、何故都心のど真ん中にデータセンターを作る必要があるのか。

電力問題も、また丁度南海トラフも話題になっているところで、わざわざ地代の高い都心に100億円もかけてデータセンターを作るメリットは何なのか。この辺りが微妙だと思うので、長期では持つべきではない株だと思います」

結局寄り付きから大きく上がってしまい655円では買えませんでしたが、その後もスルスルと上がって700円超えの陽線に。ただ個人的にはやはりちょっと上がり過ぎな気がします。少しでも油断すると、下方に開いている窓に吸い込まれていきそうなので、追い掛け買いは怖いですね。


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お陰様で日々たくさんのお問い合わせがありまして、日に日に会員数も増えております。この場を借りてお礼申し上げます。誠にありがとうございます。

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。