KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

権利落ち前に思惑だらけの値動きに

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日経平均は本日反発。前日のNYはドイツの経済指標が弱かったことで、ヨーロッパ市場に連れ安し軟調。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。為替がやや円高に振れたことも上値の重石となりました。

しかし本日が9月権利付き最終日ということもあって、その後は権利取りの動きが優勢に。中国市場が穏当に始まったことも支援材料になり、9100円を回復の動き。ところが、その中国がマイナスに転じると、日本株も連れ安。

そのまま大引け15分前までマイナス圏にいましたが、引けにかけて配当分の再投資先取りと見られる動きが出て、何とかTOPIX共々にプラス引けとなりました。出来高は17億株台、売買代金は1兆円を回復に。


投資判断は「買い」に。少なくとも今週の前半はしっかりしていると思いましたが見事予想が外れ、日米欧の金融緩和が満額回答にもかかわらず、世界の株価はイマイチしっかりしません。これはちょっと想定外の展開です。下支えに期待していたSQ値も下回ってしまい、一つ強気材料が消えてしまったので、様子見程度に投資判断は一段階引き下げておきます。

ただ、方向性は引き続き上に見ていることには変わりありません。それで明日の権利落ちでは大体75円程度の配当落ちを見込んでおり、日経平均理論株価は自動的に75円マイナスとなります。これを当日中に埋めれば強い、と言われており、大体一ヶ月くらいは効果が持続しますから、短期的には明日の値動きに注目。個人的には十分埋めてくると見ています。

機関投資家などは配当をそのまま再投資に向けますから、引き続き一定量の買い支えは期待できます。ここ最近の一番のマイナス材料である中国が来週から国慶節の連休に入る安心感、月末のドレッシング買い期待(実際に入るかどうかは別として)がありますし。

加えて前回も書きましたが、3/27高値の絶対期日到来、5/7の急落時に開けた窓(9206円〜9344円)の存在も、チャートを見る上で見逃せない要素です。明日から実質下半期相場入りとなり、ここまでとガラリと相場の雰囲気が変わる可能性もあります。ここまでのダラダラ下げる流れを是非とも払拭してもらいたいところです。

ただ一つだけ不安材料が。なかなか円安に動かない為替は、日本の内閣改造で1日まで財務大臣が決まらない間隙を縫って「円買い仕掛け」があるかも知れません。元々例年10月中頃まで円高傾向が続きますから、特にこの辺り神経質な展開になりそうです。特に為替は指数に敏感に連動しますから、安値が続く中国市場と為替は引き続き注視しておく必要があります。

とにかく、明日の値動きは特に重要です。明日の値動きを見て、10月の投資戦略を最終決定していきたいと思います。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。新興市場銘柄は優待も無く利回りが低い銘柄が多いため、今回の権利落ちによる買い需要は少ないですね。

ただ、これで権利取りを材料にした買いが一巡したため、この辺りから少しずつ新興市場銘柄に資金が向かってくるのではないかと思います。足下ではSNS系やバイオの一画が強いですが、それ以外の業種にも資金が行き渡って指数を押し上げていくと思われます。例年秋口は新興低位株が派手に動きますから、まずはその辺りから始まるでしょうか。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は続落。地味に売られていますが、同社は12月決算銘柄でもあるため、権利取りの動きは出辛いところ。また足下で「世界のM&A、8年ぶり低水準」と伝わったことも、助言会社の同社にとってのマイナス材料に。

ただ、その話には続きがありまして「日本企業の海外企業買収は依然として増加し続けた。金額は同2.2%増の2兆9963億円、件数は322件と高水準を維持」となっており、日本は円高という武器を背景に、大型の買収が拡大しています。

結果、海外とのクロスボーダー案件を得意とする同社は並み居る競合を抑えて、上半期の日本企業に関わるM&Aリーグテーブル(成績)は前年の25位→9位に大躍進。ダイキン(6367)や大和ハウス(1925)といった大企業の大型案件を引き受けた成果が出てきました。

これら業績の改善期待や、東証1部上場によるTOPIX組入の実需買いが来月にも出てくることから、少しずつ見直し買いが出てくるものと思います。引き続き商いが薄く誰も見向きもしない時こそ要注目でしょう。


ソフトクリエイト(3371)は小動き。そして前回予告通り、本日の引け値ポートフォリオから外れています。ちなみに本日の日証金は貸株が3万株増と、同社の普段の出来高からは考えられない程の盛り上がり。皆そんなにクオカードが欲しいか・・・と思ったりしますが。

ともあれ例年通りのパターンであれば、この先1ヶ月半かけて緩やかに下落する流れとなるので、一旦ここで終了。ただ、今期はSI(システムインテグレーション)系の銘柄の業績が良く、同社も例に漏れず順調に進捗しています。

この先突然増配や上方修正が発表されてもおかしくないので、持ち越しは持ち越しで悪くなさそうです。当方もまた買いのタイミングを見計らっていきます。ちなみに同社は株式的には明日から持株会社制に移行します。


SBIHD(8473)は反発。朝方は4万株以上の投げ売りが出て、一体何事かと思いましたが、結局切り返して高値圏での引けに。包み陽線を出してきました。見た感じは酒田罫線の「三手打ち」未遂のような形で、もう少し陽線が大きければ逆に売りだったのかも知れません。

結局朝方の売りの正体は、日証金を見ると融資残が激減していることから「3月高値からの絶対期日到来による買い方の返済売り」だったようです。こういうケースが他の銘柄にも多くなってくる時期です。

ともあれ、5日線や25日線も回復してきましたし、MACDも暗転未遂。ストキャスも好転してきました。これで少ししこりもほぐれましたから、ここから仕切直しと言えるでしょう。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続伸。またなかなか下がらず上値を切り上げています。ただ20日締めの月次を出している衣料品株は総じて前月比で弱含んでおり、昨日のライトオン(7445)、先週末のジーンズメイト(7448)など、先月とはちょっと傾向が異なる様子。

また、本日はファナック(6954)やソフトバンク(9984)といった指数寄与度上位銘柄が弱く、やはりメジャーSQ通過による日経平均操作の「神通力」が消えた印象。ここまでの同社であればもっと上値追いに迫力があった感じもするので、やはり雰囲気が異なります。そんなわけで、引き続き下ブレを見込んでいます。


【注目銘柄】
夢真HD(2362)は反落。ただ昨日は大きな切り返しを見せました。こちらは一昨日配信の有料メルマガにて買いで取り上げ。ここからの上値追いの動きを見込んでいます。また詳細は目標達成により夢が真実になれば公表します。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。