KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

渡る世間は詐欺ばかり

今週のお題「秋においしい“甘いもの”」

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身の回りに起きた詐欺話はことごとく公表し、引っかからないように啓発するブログにしていきたいと思っています。今回は私の携帯に噂の「タレント詐欺」のメールが来たのでご報告。

内容は「私は某タレントのマネージャーをやっています」というもので、「タレント本人の希望であなたと話がしたい」というもの。てか、そもそも一体誰やねん!?って感じですが、返信して突っ込むと「生きているメアド」とバレてしまうので我慢し、とりあえずこの場で突っ込まさせてもらいます。

この手の詐欺の流れはこんな感じです。大体下記のパターンの亜流ですね。

「韓流スターのファンクラブの会長だ」という人が主婦などに取り入る
→スター本人とメールを交換する(しかし実際には架空)
→何度か繰り返すうちにメールが来なくなる
→不思議に思っていると会長が「スターがファンと個別にやりとりしているのが事務所にバレて大問題になっている。解決のためには50万円必要」などといって振り込ませる。

正直「こんな話に引っかかる人がおるんかいな(-。−;)」と思ったりするのですが、実際にいるからこそこういう詐欺が成り立つのでしょうね。そんな最近の漫画にも無いような「偶然」や「出会い」は決してありませんからご安心を(;^_^A

大体そんな親身なマネージャーがいるわけはないし、タレントの情報を流している時点でマネージャー失格ですしね。私ももう少し昔ならミーハーだったので芸能人に興味がありましたが、今ではすっかり年老いたせいか、そもそも全く関心無し┐( ̄ヘ ̄)┌テレビに出ている人もすっかり知らない人ばかりになってきました(・・;)

facebookにしても、タレント名で検索すると本人っぽいものがあったりしますが、別にfacebookは新規登録の際に免許証を確認しているわけでもなんでもないですから、本人が公表していなければ基本偽者と思うべきでしょう。万一友達申請とかが来ても無視してください。変な繋がりが入ってくると、自分の友達に迷惑がかかるので。

また最近はスマホの普及でアプリの「LINE」を使った出会い系や、今回のような詐欺メールが来たりします。便利な繋がりにはリスクがある。そういった点で情報薄者にならないよう注意しておくと同時に、世の中自分にだけ上手い話は来ない、としっかり認識しておくことが大切です。


さて、上手い話に乗りたい日経平均は本日続落。朝方発表された日銀短観で、大企業・製造業の業況判断DIが−3と大方の予想通りだったものの、3四半期ぶりに悪化したことを改めて嫌気し、売り先行のスタートに。ユーロが朝方円高に振れたこと、中国はお休みのクセに出てきたPMIが悪かったことも嫌気された格好。

そして前引け時点でTOPIXの下落率が−0.99%と、明らかに日銀のETF買いを阻止する動きになったこともあって(日銀は−1%を越えたら機械的にETF買いを入れる)、後場は一段安の展開に。引けにかけて下げ渋ったものの、終日マイナス圏で推移となりました。

売買高は13億株台、売買代金は9000億円弱と低調。名実共に下半期入りとなりましたが、いきなり厳しい立ち上がりとなりました。

投資判断は「買い」。日銀短観は特に問題なく通過できるものと思っていましたが、週・月が変わっても雰囲気は変わらず。一つ目の下値抵抗線と見られる8800円をあっさり割り込んできました。

そして下期に入った途端、早速個別銘柄では下方修正連発。どうも雰囲気が良くありません。ただ、個人的には売られ過ぎ銘柄の下方修正はむしろ積極的に買っていく場面と見ています。概ね200日線を40%下方に乖離している銘柄は、出尽くしと見て買っていくべきでしょう。当然ケースバイケースではありますが。

そういうような投げの一巡感も出ることで、さすがに9/6の安値は割らないと見ています。今週の基本戦略は上値も重いが下値も固く、ひとまず木曜まで9000円回復を目指す格好になると見ています。その後は雇用統計の結果を見て、という感じになるでしょうか。

また、全般的には日経平均を見るよりもTOPIXを重点的に見た方が良さそうな感じです。後述のように私はソフトバンク(9984)、ファーストリテイリング(9983)を共に現在弱気に見ているので、指数寄与度の高いそれらの銘柄が日経平均の足を引っ張り、NT倍率縮小に動きそうです。

一つ懸念材料があるとすれば、新財務大臣に起用された城島氏。彼の手腕が未知数なので、株式市場は織り込みにくい印象です。一方、前原氏が経済財政担当相ということで、日銀に対して強気に出ると見られており、とりあえず株式市場的にはこちらはプラスな印象です。

新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。マザーズの方は主力のサイバーエージェント(4751)を始めとしてSNS関連株が弱く軟化。個人的にはアメリカでfacebookが6%以上の上昇を見せたこと、また悪い地合も相対的にSNS株の追い風になると見ていたので、ちょっと違和感がありました。

例年秋口は東証1部の大型株が弱る一方で、特に値動きの良い新興株や低位株が乱舞しやすい傾向にあります。恐らくはまずその動きが出て、それで小金を稼いだ個人投資家の資金が回ることで、新興市場全体が盛り上がる流れになると思います。

また、直近IPOがこのところ立て続けに好調な点も見逃せません。JAL(9201)は別として、ワイヤレスゲート(9419)辺りのIPOから、セカンダリも非常に盛り上がっています。この良い流れが続いていけば、かつての新興バブル再来も夢見て良いのかも知れません。

ポートフォリオ銘柄】
NEC(6701)は続伸。地合に抗って、比較的大きめの上がり方をしています。終値ベースでは6/20の戻り高値を付けた時以来の水準に。

前回も書きましたが、何と言っても需給が改善してきており、はっきり言って同社もみずほFG(8411)も問題は株式的な需給の重さだけ。本来はもっと上の評価を受けても良い銘柄です。

チャート的にも5日線支持によって切り上がりの形。6/20の戻り高値132円や200日線の136円辺りが控えていること、ボリンジャーバンド+2σを抜けてきたことでやや過熱感はあるものの、もう少し上値は追えそうです。その後一旦調整を挟んだとしても深押しすることはなく、そのまま200日線突破、というシナリオを見据えています。

売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反落。地合悪もあって、ようやく大人しく下がってくれました。衣料品各社の8月月次に関しては、ポイント(2685)も前年比マイナスということで悪く、明日発表の同社もやはり悪い内容が予想されます。

4月以降、月次は事前に悪いと予想されながらも、実際に悪い月次が発表されたら翌日嫌気され売られてきました。今回は更に来週に本決算を控えていますから、一段と神経質な値動きになると思います。

【注目銘柄】
イー・アクセス(9427)ストップ高を付けた後に売買停止。ソフトバンクによる買収が14時半に報じられると、先んじて買われた後に売買停止となりました。実はこちらは先週有料メルマガにてたまたま買いで取り上げ。結果、無事目標に設定した株価を上回ってきました。

と言うわけで、まずは取り上げ根拠を以下に記します。

「△イーアクセス(9427) 東証1部 売買単位1株
15270円 出来高39305株

9/27買値 15350円以上
10/5までの目標株価 17000円
損切り 14700円割れ

【評価】
業績    ○
テクニカル △
需給    △ 
同業他社比 ○
その他ポイント タブレット端末などの普及


国内4位の移動体通信業者ADSL回線も。今期は増収増益も最終利益は減益の見込み。第一四半期は顧客獲得コストや人件費の増加で営業減益。ただ、下期より次世代高速通信網LTEユーザーが拡大する見込みで、各社のLTE参入による競争激化にもかかわらず会社計画の達成には自信。

同社のモバイルWi-Fiルーターは価格と速度・安定性に定評があり、ヘビーユーザーの評価は高い。iPhoneのテザリング解禁を機にモバイルWi-Fiルーターの競争力低下が懸念されるものの、PCやタブレット端末とのセット販売による囲い込みや、官公庁への売り込みなどでユーザー数の増加は十分可能と見る。

足下で各社そろって7インチタイプのタブレット端末に力を入れており、そうなってくるとモバイルWi-Fiルーターの必要性が高まってくる格好。

これまでは他社と比べてシェアの低さ、有利子負債の多さが特に目についたが、先日楽天(4755)との共同出資により「楽天イー・モバイル」の設立を発表。ネットで楽天の顧客網を生かした売り込みができるようになり、今後のシェア拡大に期待が持てる。また、楽天の持つ資本も魅力的。同社にとっては大きな後ろ盾になりそう。

テクニカル的には75日線までの各移動平均線を上回り、下値切り上げの流れに。20日に楽天との協業を発表で急騰したものの、200日線を抜けられず大陰線を引いてしまったが、下値は75日線に支えられる形で売り崩れていない。本日の権利落ちをもっても下げなかったため、下値の買い圧力が強いと見て、この流れに乗っていきたい。

MACDパラボリックは好転しており、一目均衡表の雲も下支え要因。ただ遅行線がまだ雲から脱していないため、上値追いの足かせになりそう。ストキャスは割安圏を示しており、ボリンジャーバンドは+σと+2σの間のバンドウォークの形。

需給面では5月の上場来安値以降、下値切り上げの形になっていて悪くない。短期的には9/20の出来高を伴った大陰線が気がかりではあるが、今週に入ってから上値を切り上げて推移しているため、売り一巡感が感じられる。信用買い残は差し引き9.5万株で、4月以来の水準まで改善。日々の出来高に比べてそこまで重石になるような数字でも無い。

予想PERは3.9倍で、同業のKDDI(9433)の10.7倍との比較では割安。PBRも0.6倍で同1.1倍との比較では割安である。この辺りはドコモ(9437)やソフトバンク(9984)と比較してもやはり割安。予想ROEは15.6%で、同12.0%より高く、配当利回りにいたっては5.2%と他を大きく引き離す。

買値は本日と21日の高値を上抜いたところで。目標は7月戻り高値水準に。損切りは21日安値の14700円割れで」

本来は楽天との協業の方をポジシティブに見ていたのですが、意外にソフトバンクが出てきましたね。ここ最近ソフトバンクは派手な買収を見せていなかったので、特に意外感がありました。なお交換比率の算定ではイーアクセス株1株を52000円と見ているということで、明日以降買い気配が続く流れが想定されます。

一方、その分ソフトバンクは多額な買収負担を嫌気されて売られましたが、実はこちらはこちらで先週から売りの有料メルマガで取り上げていました。いやー、ラッキーでしたね。

ただ市場は今回の買収を「負担が重い」と見ているようですが、個人的には中期的にソフトバンクにプラスの買収だと思います。やはりイー・アクセスの高速通信網や、モバイルWi-Fiルーターは魅力的。

同社はこれをもってiPhone5のテザリング開始を一ヶ月前倒しし、年内に開始としています。案外、これも孫社長を動かした材料の一つなのでしょう。携帯純増数トップの座をKDDI(9433)に取られるのが嫌で、嵩上げしたかったというのもあるかも知れません。遅かれ早かれ買収するつもりなら、楽天に邪魔されないうちに、と。

ただし、株式市場的には目先マイナスに捉えられるであろうこと、これでチャートがやや崩れたことから、何にせよもう少し弱い動きが続くと見ます。これで通信キャリアの競争は益々激化し、ユーザーはその分恩恵を受けることができそうです。

それにしても先々月のソネットエンタテインメント(3789)といい、案外大型銘柄のTOBや買収が目立ちます。本日はその他、光通信(9435)がe-まちタウン(4747)の完全子会社化を発表。上場銘柄数はどんどん減っていきますが、こういう動きは市場が割安であるサインを発しているようなものですから、大歓迎すべきことと思います。

夢真HD(2362)は反発。こちらも地合に抗い、一時5%を越える大幅高となりました。そして先日当欄でもご紹介致しましたが、こちらもやはり有料メルマガにて先月24日から買いで取り上げ。配当落ち分も含めて、上昇率は7%を越えてきています。

足下では復興関連の内需株がしっかり。例えばライト工業(1926)が上昇してきており、大成建設(1801)や大林組(1802)など、じわじわと上昇してきています。この建設株買いの流れに上手く乗れている感じ。

そしてやっぱり目標株価はまだまだ上。目標株価到達になりましたら、イー・アクセスのように取り上げ根拠を当欄にして示します。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。