KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

予想的中!

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10月というのに私の周りでは未だセミの鳴き声が聞こえ、私自身も短パンで過ごす記録的な残暑が続いていますが、プロ野球の方はセパ共にペナントレースの王者が決定する時期に。そして昨日は無事私の応援してやまない日本ハムファイターズが優勝となりました(^_^)/バンザーイ!

ここでちょっと自慢ですが、私は6/25のブログで「中日ドラゴンズの勢いは終盤失速する、一方で日ハムの栗山監督は名将の器を備えた人物である」と書きました。当時、中日はずっと首位を、一方で2位の日ハムはロッテとの差が開くばかりでした。

セパ順位の推移
http://homepage3.nifty.com/masahidek/etc/j5jpb.html

私は野球、特にプロほど選手の実力が伯仲すると、優劣は圧倒的に監督次第だと思います。ただ監督の能力云々もありますが、いかにチームに適合できるか、という部分が重要でしょう。一般的に選手の大部分は昔から同じチームにいますから、外から監督がやってくることになるわけで、その監督のやり方がチームに親和するかどうか。

その両極にあったのが今年の中日、日ハムでした。昨年両チームとも名将とされる落合、梨田両監督がユニホームを脱ぎ、今年は高木、栗山両監督が就任。高木監督は球団の密命を受けて落合色一掃に力を入れ、指導部は中日OBに固執。選手も元ドラゴンズを集めて「昔は良かったドラゴンズ」でした。一方で栗山監督は昨年のコーチ陣のほとんどをそのまま起用しました。

結果は火を見るよりも明らか。名将が作り上げたチームを「破壊」した方が良いのか、「維持」した方が良いのか。自身がそれ以上の名将でなければ、後者の方が良いに決まっています。

これは結構会社などでも言えることではないでしょうか。たたき上げでない経営のプロと言われる社長が外から入ってきた場合、経営不振などで社長が交代したのなら当然膿を出すような革新的な改革が求められます。一方、良い物は良いと残すべきで、なんでも思い通りに「自分色に染める」ようなことは慎むべきでしょう。

特に日ハムの長所は「全員野球」がしっかりできていること。そこを栗山監督もしっかりタクトを振ることができました。ダルビッシュ投手が抜けた穴を吉川投手がしっかり埋め、今年は急成長しました。

中田選手も不振なのにずっと4番に据えられて、一体どうなるんだ、と思っていましたが、9/28の西武との天王山で優勝を決め付ける2発を放ちました。あれが西武に引導を渡したのだと思いますし、それができるのが真の4番の存在感だと思いました。日ハムは毎年誰か主力選手が抜けていくのに、それでも強さを維持する本当にすごいチームだと思います。

それにしても、落合監督といい栗山監督といい、監督未経験者が就任して優勝するケースが目立ってきました。サッカーの監督だって、かつての名選手が必ずしも良い監督ではないことを証明しています。これはあくまで個人的な意見ですが、WBCの監督はもっと色々と選択肢があるのではないでしょうか・・・。

最後に一つだけ謝らなければならないのは「意外に」高木ドラゴンズが健闘したこと。落合監督が8年かけて育て上げた選手の底力は相当なものでした。権藤ヘッドコーチも良かったのでしょうか。

ただ、頑固な私はドラゴンズの球団社長が辞めない限り、来年もドラゴンズは応援しないことをここに宣言します\(*`∧´)/選手個々は応援するので、皆それぞれタイトルを目指してもらいたいとは思いますけれど、セリーグは広島かヤクルトを応援しようかな・・・。(;^_^A


さて、応援したい日経平均は本日続落。前日のNYは高安マチマチ。スペインの首相が「支援要請はまだ先の話」としたことで、9月末までに格付けが決定される予定だったスペイン債がどうなるかわからなくなり、市場に不透明感が増したことが相場の重石となりました。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。一方で9月権利落ち以後ずっと弱かった反動や、為替が安定していることもあって前場は切り返す動きが出ました。ただその為替が円高に向かうと、先物中心の売りに押される展開に。

加えてオーストラリアの貿易収支が過去4年で最大の赤字となったことが、主要取引国である中国の景気減速懸念に繋がる格好。また今晩のアメリカADP雇用統計を控えて様子見ムードが強まると、後場はマイナス圏に転じて結局ほぼ安値圏での引けに。

売買高は13億株台、売買代金は9000億円ちょっとと連日の薄商いで、結局緩和前の世界に戻ってしまいました。


投資判断は「買い」。しかし実際の市場の雰囲気は悪く、とても積極的に買い向かっていくような気になりませんね。

個人的には変に日銀の政策決定会合やアメリカ雇用統計前に盛り上がってしまうと反動が怖いですから、今はこれくらいが妥当なのかも知れません。また「前原戦略相が、自らも決定会合に出る可能性を示唆」とも報じられましたが、本当ならちょっと面白いことになりそうな気もします。

一方で前回「売られ過ぎ銘柄の下方修正はむしろ積極的に買っていく場面」としたような動きが出て、例えばガリバーインターナショナル(7599)は大陽線に。今度の決算期は世界景気不安や円高、反日デモなどの影響で、ほとんどの銘柄が下方修正のオンパレードだと思われますが、株式市場的には随分織り込んできているのではないかと思われます。

本日唯一明るい材料は石油資源開発(1662)が国内で初めてシェールオイル採掘に成功したこと。残念ながら現在見込まれている埋蔵量は微々たるものですが、こういった技術・ノウハウが普及し、各国の埋蔵資源を汲み取ることができるようになれば、原油一本に頼った世界のエネルギー構造を変えることが可能です。

タイミング良くというか、今週の「週刊東洋経済」の特集記事は「海底資源埋蔵量は300兆円以上!? 資源大国も夢ではない」でした。もっとも、尖閣諸島の下には800兆円にものぼると言われる原油が眠っているということですから、これらを採掘できれば日本の借金は一気に返せますね。現実的には色々難しいでしょうけれど。

何より本当に資源大国になれば、まず為替を円高放置しておく大きな大義名分が無くなりますから、間違いなく日本経済にとってプラスになります。こういう将来が明るくなるような話がどんどん現実味を帯びてくれば、諸々の問題が解決されて、皆も株を買ってみようという気になるのですが。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。直近IPOが引き続きしっかりしており、買われる銘柄はとことん買われる、という印象です。特にマザーズ銘柄は買われる銘柄と買われない銘柄の差が歴然としている感じです。

JASDAQの方は前回書いたように、やはり低位株の乱舞が目立ち始めてきました。しかも最近は売買単位数の100株変更などにより「低位株になってしまった」銘柄も増えてきました。その分値動きが軽くなることで、株式価値の変わらない同じ銘柄にもかかわらず、個人投資家には魅力的な銘柄に映ってきます。

その傾向は東証1部にもあり、例えば本日はソースネクスト(4344)ストップ高比例配分。なので、必ずしも新興低位株のみではないのですが、ともあれしばらくはこの低位株物色が続いていく雰囲気です。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は反落。昨日・本日と地合が悪い中でしっかりした値動きを見せていましたが、本日は引けにかけて売られて最終的にはマイナスに。それでも一時8万円台回復の動きで、東証1部上場以後の高値を付けました。

テクニカル的には5日線に支持されながらMACDが好転してきたこと、また一目均衡表の遅行線が25日前の8/29の急騰した部分を通過することなどから、非常に良い流れとなっています。今月は月末に記念配権利落ちTOPIX参入を控えていることから需給は間違いなく良い月。明日ボリンジャーバンド+2σを抜けるようなら一段高となりそうです。


NEC(6701)は反発。こちらも地合に抗って、比較的大きめの上がり方をしています。6/20の戻り高値を捉え、終値ベースでは5/8以来の水準に。

本日はゴールドマン・サックスが「上期業績の計画過達が好感される余地あり」と指摘。「上半期営業利益はドコモ(9437)向け出荷好調のキャリアNetwork事業の上振れなどで120億円を予想し、会社計画を上回る公算。通期営業利益予想も上方修正」とのこと。世界最大の証券会社からお墨付きをいただきました。

チャート的には次は上値に控える200日線が意識されますが、そこを抜ければ150円までは4/27〜5/8のわずか5営業日で急落した価格帯出来高の薄いゾーン。従って、一気に上値が軽くなってきます。突発高も十分期待に。

そして、昨日は有料メルマガで私の「妄想」として「最近は中間期を過ぎたことで巨額買収・再編が相次いでいることもあり、同社ですらその対象と成り得るのでは」と配信しました。現実的に可能性は極めて小さいでしょうが、そういう話が盛り上がってもおかしくないのではないか、と。様々な観点から引き続き要注目。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反発。昨日発表の月次既存店売上は、予定通り前月よりもマイナス幅拡大の前年割れとなりましたが、今朝の日経1面で「今期売上1兆円」と報じられると朝方から買いが優勢の展開に。本日の日経平均を下支える動きとなりました。

これはちょっと余計な援護射撃ですね。どうも最近日経の1面は前回の「ドコモSNSゲーム参入」など、会社側ですらはっきりしていないことをまことしやかに記事にしてきます。それだけネタの無い時期、と言えるのかも知れません。

それはさておき、本日はそれを受けて買われたものの、25日線を大きく上回るわけでもなく、結局9/18の大陰線の中での推移に留まっています。これは11日発表予定の本決算における今期見通しのハードルを、かなり上げてしまったのではないでしょうか。

月次がこれだけ悪い中で海外店舗の出店倍増を視野に売上1兆円を見込むとされており、おそらくこれ以上のものは出てこないであろうことから、決算通過後は出尽くしの売りが出そうな感じです。ここは重ねて売っていくべきタイミングのような気がします。


【注目銘柄】
任天堂(7974)は続伸。こちらは先月までブログで買いで取り上げており「折を見てポートフォリオに入れたい」と書いていましたが、結局そのままスルスルと上がっていってしまっています。特に材料は無いのですが、強いて言えば為替が落ち着いてきていることでしょうか。今日は特に地合の悪い中で異彩高でした。

本日は窓を開けて大きく上放れたのですが、そこまで極端な過熱感も無く、もうしばらく上値追いは続きそうな感じもします。ただここから飛び乗るのはやはり怖いので、同社を直接狙うというよりは同社と関係の深いメガチップス(6875)や田淵電機(6624)といった周辺銘柄を拾う方が安全かも知れません。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。