KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は続伸。前日のNYは9月の住宅着工件数が4年ぶりの高水準だったことからしっかり。IBMが決算を受けて急落し1銘柄でダウを80ドル近く押し下げましたが、それを差し引くと総じてしっかりな印象。スペインやイタリアの国債利回りも低下する一方でアメリカの国債が売られ、世界的にリスクオンの動きが出てきました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。為替も円安継続となっていることから外需銘柄中心の買い戻しが続きました。11時に中国の第三四半期GDPの伸びが7.4%になったと伝わると、安心感から一段高の流れに。

後場も一段高と右肩上がりの展開。9000円回復までには至りませんでしたが、その手前まであり、ほぼ高値引け。売買高は20億株台、売買代金は1.2兆円と商いは膨らみました。


投資判断は「中立」。チャート的には日経平均TOPIX共に下にアイランドリバーサルを形成し、75日線も上回って抵抗線がとりあえず無くなりました。ただ、本日の上昇で窓が3つ開いた「三空」となりましたから、このままどんどん買われるかというと微妙な感じです。

明日は週末ですし、9000円という目標達成感もありますし、一旦小休止と見ておくのが無難でしょう。なので、気持ち的には買いに一段階上げたいところですが、金曜のNYなどの動きを見てから来週の動きを考えたいと思います。

それにしても今週は強い。やはりあまりにも市井のアナリストが皆が皆「所詮買い戻しに過ぎない」と言っていたので、逆に実需の買いだったようです。この感じ、6月の上昇や7月の上昇などに雰囲気が似ています。あれあれ?と思っている間に上がってしまう感じ。

為替も円安基調に入っており、前回も書いたように本来はこのくらいの水準に戻ったとしても何ら不思議はありません。むしろ世界の株式市場との比較でいけば、9200円辺りに居るべきです。元々各国での金融緩和があり、国内では月末の日銀金融政策決定会合では10兆円の追加緩和と伝わったことで、もっと買われて然るべき。

それでも引け後に出てくる決算が続々下方修正されると、少し手が緩んでしまうのが普通の心情。ただ日本もアメリカもある程度織り込んで、実際に下方修正が出ると逆に上がる銘柄が目立っていますから、単に下方修正だから売る、という判断は考え物です。

第一四半期の決算などを参考にして、第二四半期単独の数字を評価した上で、チャートなどで下方乖離率が高ければ、積極的に買っていっても良いでしょう。地合が良い時は悪材料すら買い材料に取って代わるものです。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。昨日一転売りに押されたバイオ株が買い戻されたことで、全体的にしっかり。東証1部同様に全面高のような感じになっています。特に追加緩和期待が新興不動産株にも流れ、JASDAQではADワークス(3250)やコスモスイニシア(8844)なども大幅高。

10月第二週の投資主体別売買動向では個人の買い越し幅の大きさが特に目立ちましたが、その流れが新興市場にも現れているといえそうです。そして回転が効いている資金は足下でまたルック(8029)などの仕手株に流れています。指数がどのような状況にあっても、個人投資家は上手く立ち回る術を心得ています。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。一時130円を回復し、引き続き世界的な金融株買いの流れに乗って、同社も買われる動きとなりました。特に本日は商いも膨らんで、力強さを感じる格好。

テクニカル的にはMACDが好転。また9/26の下落で130円〜132円に窓が開いていますから、ひとまずはそこを埋めに行く動きになりそうです。世界の金融株のポートフォリオを考えても、日本のメガバンクは外せないでしょう。


NEC(6701)は大幅反落。前場までしっかりしていましたが、後場に「FACTA」にて宇宙衛星部門の不正請求疑惑が報じられると一気に売られる展開になりました。

一応現段階では正式発表でも無いですし、まだ疑惑段階ですから何とも言えませんが、三菱電機(6503)の防衛庁に対する不正請求が発覚した際は大きく売られた後に一旦戻しました。実際どうなるかわかりませんが、とりあえず市場の落ち着きを待ちたいところ。それにしてもこんなに地合の良い時にやってくれるな、という感じでした。


昨日より売りポートフォリオ入れとした日本電産(6594)は続伸。前回「5500円程度までのリバは見込まれます」としましたが、とりあえず本日5500円までありました。やっぱり売りのタイミングは早かったようですが、方向性としては下向きですから、焦らず下がってくるのを待ちましょう。


【注目銘柄】
ウエストHD(1407)は大幅続落。こちらは有料メルマガにて15日に売り銘柄として配信。その後下値を着実に切り下げて、本日は一気に急落。JASDAQでの値下がり率3位となりました。

昔から買いにしろ売りにしろ非常に相性の良い銘柄なのですが、今回もバッチリ期待に応えてくれた形。会員様には一日の値幅の目安の計算式をお伝えしていますが、それにあてはめて今日買い戻しを入れた方もおられるかも知れません。丁度ここまでの抵抗線である200日線もありますから、これを下抜けてから再度目標株価まで追い掛けるのが安全だと思います。

いずれにせよ、私は最終的にはまだまだ下がっていくと思っていますから、基本姿勢としては引き続き弱気見通しで大丈夫だと思います。


トプコン(7732)は大幅続伸で400円超え。値上がり率上位に顔を出しました。こちらはコマツ(6301)が来そうなのでこの銘柄、と14日の有料メルマガにて買いで取り上げ。ほぼ適格に底値を捉え、ここまでの上昇率は11.1%と調子が良いです。

まだ目標株価までにはもう少し距離がありますから、また目標達成の折には当欄にて取り上げ根拠を示します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。