KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

終値ベースで9500円回復へ!

今週のお題「冬のおいしいもの」
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日経平均は続伸。前日のNYはダウやS&Pが堅調だったものの、Appleが6%以上の下落となって軟調Appleは一日で3兆円近い時価総額が減少したとのこと。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。為替がじわじわと円安に向いていることで、外需株中心に買い戻しの動きが強まる展開に。後場は一段高となって、先物が9570円まで付けると直近高値を更新。結局終日9500円を上回って推移しました。売買高は20億株越え、売買代金は1.1兆円超と膨らみました。


投資判断は「やや買い」に。なかなか下がらない相場に白旗を揚げて方針転換となりました。9500円は売り方にとってのデッドラインであり、その一線を越えてきた感じです。

ただ、上昇相場の核となる銘柄が見あたりません。確かに全体的には底上げが進んでおり、一部の小型銘柄では派手に値を飛ばすものもあります。騰落レシオも120まで上がってきました。しかし値上がり銘柄の上位は低位株がズラリ。本当に強い相場では銀行株などの超ド級の売買高を誇る銘柄が、しっかり買われて行くものです。

今回はそれが無い状態。強いて言えば後述のファーストリテイリング(9983)ということになるのかも知れませんが、これもメジャーSQを前にした価格調整に利用されているに過ぎない印象です。ちょっと同社では役者不足・・・とは厳しい言い方になりますが、業種的には役者不足です。同社以外があまりにも小粒で、衣料品株が核になるとは言えません。

2兆円まで積み上がっている裁定買い残はSQに向けて解消売りが出やすい感じになっていますし、押し目買い意欲がどこまで続くかというところで買い方売り方のチキンレースの様相を呈しています。

ですから、イベントや日柄的には警戒感が残りますが、その売り方を踏み挙げる形で需給相場に発展していく可能性の方が高くなってきたので投資判断を切り替えました。

何にせよ、来週のメジャーSQの目標値は9500円以上ではあると思われます。個人的には9500円と見て今週横ばい推移を支持してきたのですが、それでも上放れようとするということは、9750円に置かれている可能性も見えてきました。

ここからはなかなか怖くて買い辛い水準になってきましたが、何にせよ来週木曜までは9500円を大きく下回ることもなく安泰な感じもします。そしてこれだけ皆「選挙までの期間限定相場」と言うのであれば、その先回り売りを吸収してしまって、反動安も大したことがないのかも知れません。

以前書いたようにTOPIXはGWでの急落時による窓埋めを790ポイントに控えていますが、勢い的には簡単に抜けてきそうな感じになってきました。ドル円に関しても84円までまだ幅があるため、何にせよもう少し上値追いの余地がある感じ。

なので、とりあえず来週日経平均9750円、TOPIXで800ポイントになるまでは達成感が出ないのではないかと思います。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。各市場共に主力株がしっかりしていたことで指数を押し上げました。ただJASDAQの方は値上がり率ランキング上位に低位株がズラリと並んでおり、値動きの取りたい短期資金が物色の中心である状況に変化はなさそうです。

両指数共に高値を更新してきており、先高感は強い相場に。特に日経JASDAQ平均は2001年以降の12月の勝率が7割で、その後半年程度上昇の続きやすい特性があります。なのでまず1400円を目指す動きには変化無さそうで、マザーズ共々衆院選などの影響を直接受けにくいことからも、買い安心感が強い状態が続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は反落。昨日はToSTNeTによる7%近い自社株買いを好感して朝方こそ買われましたが、結局いつものパターンで持続力は無く。長い上ヒゲを残して陰線で引けました。その後遺症から本日も全体地合の強い中で逆行安。

自社株買い自体はプラス材料ではありますが、市場買い付けでなかったことで需給インパクトが無く。各指標計算上は自社株分を差し引くので、PERやROEの計算上は割安感が出ますが、それだけでは物足りないと受け止められました。

好IR出尽くしか、と思ったところに更に出たのはポジティブサプライズでしたが、むしろ需給が一層悪化した感じで残念。10万円に価格を抑えていたのは、これのためであったわけですから、抑圧からの反動高も期待できると思ったのですが・・・。

一方、相方の日本M&Aセンター(2127)は軽快に上値追いの動きが続き年初来高値更新。引き続き相乗効果による年末高には期待します。


ソニー(6758)は反発。本日はシャープ(6753)も含めてようやく反発の動きが出ました。安値更新やむなしかと思っていたのですが、嬉しい誤算でひとまずホッと一息。出遅れが強い分、上昇はまだ継続しそうな感じです。本日の指数の後場一段高も、同社の復調に起因するようです。


売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は小動き。しかし昨日の時点で高値19150円を抜けてきたので損切りに。前回成功したので調子に乗ってもう一回売り仕掛けましたが、残念ながら2匹目のどじょうはいませんでした・・・。

そもそも、どうもファーストリテイリングは12月は高いという季節性があるようで、04年以降は12月陰線が10年の一回のみ。その辺りを見逃したところも敗因と言えそうで、これは来年の糧にしておきたいと思います。


【注目銘柄】
ハイデイ日高(7611)は続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、先週21日配信の有料メルマガにおいて買いで取り上げ。以後負け知らずの11連勝で連日高値を更新してきています。

昨日は月次動向を発表。既存店売上高は前月よりも改善し104.6%と好調。全店でも109.8%と大きくなってきました。一昨日に同業の幸楽苑(7554)が前年割れの月次を出してきただけに警戒感が強まっていましたが、やはり同社の出店戦略と差があったことで、特に問題はありませんでした。

目標はまだまだ上なので、達成したあかつきにはまた取り上げ根拠などを示します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。