KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

14500円回復も、ガンホーショックで新興安

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日経平均は反発。前日のNYは各経済指標が弱く、金融緩和維持が正当化されるとの思惑から続伸し高値を更新。それを受けた日経平均は朝方から買い先行のスタートに。為替が円安に振れたことで、ここまでの抵抗帯である25日線をあっさり上回ると、そのまま高値圏での推移に。アジア株がしっかりのスタートとなると、一段高の流れになりました。

ただ後場にはTOPIX銘柄構成比率変更に伴う売買に対する思惑から株価が上下。それでも引けでは14500円を維持して終えました。売買高は34億株、売買代金は2.7兆円と膨らみましたが、そのTOPIXに関連した売買で嵩上げされた格好。


投資判断は「強気の買い」。今日はすっきりと上げてくれましたが、これだけ海外が高止まりする中で日本の出遅れが目立ちます。確かにアベノミクス相場ということで年初からの上昇率は世界2位とのことですが(1位はアルゼンチンらしい)、それにしても昨年までがあれだけ出遅れていたわけですから、もっと買われてもバチは当たらないはずです。

前回も書きましたけれど、ここまで売られていたのはアメリカのファンドの決算期末に関わる売りが強く出やすい時期だったからでしょう。アメリカのファンドによる売りならば、何でアメリカは買われて一方で日本は売られるのか、という疑問は当然のことと思いますが、それに対しては私は為替と決算スケジュールの二つで説明ができるかと思います。

つまり為替が円高になる→ドルベースで見る日本株はしっかり→多少株が下がっても、利食い売りを入れやすくなる、ということ。またアメリカ企業の決算は大体10月中に終わってしまうが、日本企業の決算はこれからであるため、(ファンドの決算である)10月末時点で不透明感のある株は先に売ってしまおう、ということかと思います。

なので、結局今年の相場の上昇は色々言われていますが究極的にはただ一点「為替が円安になったから株が上がった」というのが正解のようです。それはやはり日本株は日本人のものであって日本人のものでないから、売買シェアの大部分を外国人が握っている以上、為替に大きく左右されることになります。それが嫌なら我々日本人が頑張って株を買わないといけませんね。

以前から説明されていたように「日本は輸出企業が多いから円安で株価が上がる」と言う理屈はあまり当てはまらなくなってきました。実際、為替の円安で収益が向上し決算が良くなっている銘柄は多いのですが、円高に慣れた各社は既に現地に工場を造ったりして為替ヘッジの努力をしていますから、下手をすると円安になって収益が落ち込む外需企業もあったりします。

そんなわけで、安倍さんがあれこれ画策するより何よりもただ一点、為替を円安にさせる日銀の異次元の金融緩和だけが株価に影響したという身も蓋もない言い方ができるのかもしれません。

それはともかく、決算が良ければここからファンドが売った分の買い戻しの動きが充分出るものと思われ、良い数字をきちんと日本企業が出し続けている限り、11月以降は報われる形になると思っています。というわけで、引き続き強気で大丈夫と思います。

ただそう考えると現時点では決算がまだ出ていない大型株は買い辛く、今週ドレッシング買いがあるとしても、既に決算が出た銘柄か、個人投資家好みの(=外国人の比率が低い)銘柄を狙っていくのが妥当かと思います。

特に今年に入ってから毎月月末から3日くらい前まで売られ、月末前日と月末頃に買い戻しの動きが出るというパターンが続いています(権利落ちや受け渡し日ベースの月代わりの絡み?)。 ですから、今日のTOPIXのイベントさえ通過してしまえば、明日以降少なくとも今週いっぱいはしっかりした展開が見込めるものと思います。

とりあえず現時点で日経平均の月足は陽線になってきています。何とか今月はこのまま14500円をキープしてもらいたいものです。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に大幅下落。と言うのも、JASDAQのスター株であるガンホー(3765)が昨日発表した決算で利益成長の鈍化を嫌気されてストップ安比例配分に。その他のネット関連株にも売りが波及し、結局個人投資家ポートフォリオを傷つける形で売りが売りを呼ぶ展開に。追証発生を警戒するよくあるパターンの急落となりました。

先般より警告していた新興市場の急落がようやく実現しましたが、まあずっと言っていればいつかは下がる程度の話ですね。この売りは明日も続くでしょうが、個人的には下値で拾ったら結構良いパフォーマンスになると思うので、下ヒゲを付けるところ(例えば6/27のような感じ)を確認してから乗ってみるのはアリだと思います。


ポートフォリオ銘柄】
岡三証券(8609)は大幅続落。本日は前場に中間決算を発表。前期比では好調な数字になっているものの、第一四半期に比べてそれぞれ4割ほど減少しており、四季報予想なども下回ったことで失望売りが出たような感じになっています。

ただ、これは他の証券会社も似たようなものですから、今更悪材料視されるものでもないように思うのですが。ちょっと意外な反応でした。何にせよ、ここからまた日本株がしっかりしてくると思うので、そう考えると業績がしっかりしている証券株はもっと買われても良いと思います。ちょっと大手の決算が出揃った後の反応を見てみたいです。


月曜より買いポートフォリオ入れとなった東京瓦斯(9531)は続伸。こちらも本日引け後に決算を発表。地味な決算ですがこちらは利益ベースで四季報予想などを上回り、なかなか良い数字を出してきました。

正直決算で評価されるような株でも無さそうですが、いずれにせよ500円を下値に切り上がりの展開を想定。ここからの戻りに期待です。


【注目銘柄】
コンドーテック(7438)は続伸。こちらは28日に有料メルマガにて取り上げましたが、その後高値更新波動が出てきて上値追いの流れになってきています。足元で建設株が好調に値を飛ばす中、建設関連株としてしっかりした業績数字も出してくれると思います。当然目標株価はまだまだ上の水準なので、ここからの伸びに期待です。また目標達成し次第、取り上げ根拠などを掲載します。


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そして次回は10月の成績発表です。前回の発表から日が経っていませんけれど、とりあえず10月分を清算して来月に挑みたいと思います。お楽しみに!

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。