ドバイ話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20131023.html
エレベーターホールでは、エレベーター待ちの人が3列くらいに分かれて並んでいました。係員のお姉さんが英語で色々説明していましたが、ぶっちゃけよくわかりません
そこに突然お姉さんが「コノナカニ、ニホンジンのカタはイマスカ?」と日本語で、まるで飛行機内の「この中でお医者様はおられませんか?」的な感じで聞いてきます私は恐る恐る手を挙げました逆に言うと100人くらい居る人の中で日本人は私だけでした
するとお姉さんは私に「イラッシャイマセ」「アリガトウゴザイマス」と満面の笑顔で語りかけてきました。私は気恥ずかしい感じでうつむき加減に「どもども」と返すのが精一杯。典型的な日本人の私そしてそれ以上は特に何もありませんでした
そんなこんなでようやくエレベーターに乗り込むと、地上452mの展望台「At the Top」へとものすごい速度で運ばれますちなみに分速600mのスピードで上昇するそうで、スカイツリーのエレベーターと同水準らしいです
あっという間に展望台に到着すると、視界の全般的に砂色の世界が広がっています。ようこそ砂漠の国へ、という感じ。なお展望台は世界一高い屋外展望台ということでギネス認定を受けています。
早速屋外に行って周囲を見渡します直射日光が暑いですが、砂漠の楼閣を全て見下ろすことができ、ものすごく気持ちが良いところです
↓海の奥の方にぼんやり見えるのが人工島「The World」
周囲を見渡しながらiPadのSkypeで日本でお留守番の嫁にテレビ電話をかけて、せめて空気感を伝えることに
ドバイは主要エリアには必ず無料のWi-Fiスポットが用意されている便利なところで、基本ポケットWi-Fiのレンタルも必要無いと思います。無論ここの展望台にもありました。日本も外国人観光客の誘致をもっと増やしたいのなら、無料Wi-Fiスポットをもっともっと拡充する必要がありますね
やがて冷房の効いた室内の展望台に移ると、望遠鏡的な装置が置いてあります日本のものとは違って無料ですし、デジタル画像なのでかっちょいい望遠鏡です。
しかもかっちょいいのはそれだけではありません。この望遠鏡には「Day」「Live」「Night」とボタンがあり、向けている座標軸と連動してその景色の昼バージョンや夜バージョンも楽しめます
しかし驚くのはまだ早いもう一つ謎のボタン「History」があります。いやいや、ヒステリーではなくてヒストリーです←誰もそんなことは言っていない
何だろうと思ってこれを押してみると、なんとその今見ている箇所の過去の景色が見られるのですひぇー、そいつぁーすげー
こうしてみると当然と言いますか、辺り一面砂漠のみまるで「北斗の拳」の世界感のような荒涼たる砂漠です適当に砂漠のCGとリンクさせてんのかなー・・・と思ったりもしたのですが、意外に昔の道路と現在の道路がちゃんと重なってたりして、きちんと検証の上で作り込んであるようです。なかなか芸が細かい
しかしこんな砂漠の何も無いところに100年もかからずにこれだけのビル群やインフラを整えるとは。オイルマネーの凄まじさを改めて思い知った私でしたそしてこれ、スカイツリーとかにも付けて、昔の江戸の町並みとかをCGで見られるようにしたら外国人とかにも絶対うけると思うんですけどね。そこまでやる気はありませんか?東武鉄道さん。
そんなこんなで天空からの景色をひとしきり堪能して、すっかりドバイを征服した気になった私は、帰りのエレベーターへと向かいました(つづく)