KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

バイバイドバイばい その29~パームジュメイラ

ドバイ話のつづきです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20140313.html


アトランティス・ザ・パームのショッピングモールをウロウロした私は、いい加減ウィンドウショッピングにも飽き飽きなのでホテルに戻ることにしました。帰りはちゃんと予定通りモノレールに乗ります

126


駅から見える「アクアベンチャー
127


チケットは日本のように紙ではなくて非接触型のICカードただSuicaのようなチャージ機能は無く、降りる時に駅員にちゃんと回収されます運賃は片道が15AED(約420円)、往復で25AED(約700円)。ドバイメトロが100円くらいなのに比べるとかなり高い感じ距離的にも日本のモノレールよりちょっと高いくらいかと。まあこのパームジュメイラ自体ブルジョワ階級の人たちの地域なので、多少高くても誰も文句言いませんね。

と言うより、このモノレールはほぼ観光用なので、住んでいる人はまず利用しません(皆車を持ってるから)。というわけで駅もここと中間駅2つを挟んで始発のゲートウェイ駅の計4つしか無いのですが、私が行った時は中間駅は閉鎖されており、ドバイメトロ同様自動運行なので一応停まりますが降りられなくなっていました。ちなみにこの「ジュメイラ・モノレール」は丸紅が受注して、車両は日立が担当したということです。頑張れ日の丸連合

128


正直駅は全般的にガランとしており、折角近代的なのにちょっと寂れた印象を受けます何度も言いますが、あくまでこのモノレールは観光的なもので、一つのアトラクション的な意味合いが強いので。ゲートウェイ駅の周辺は何も無いですから、特にコレに乗って行く必要はありません。

なので運行も23分に一本と少なく、乗客もやはり少ないです私の他全員で10数人程度。ともあれ発車時刻定時にモノレールは動き出します

モノレールの上から見るので、地面が何となく椰子の木状にくねくねしているのがわかります。
130


遠くに見えるビル群が幻想的
136


この辺りにベッカムの別荘があるのでしょうか?
138


まだこんなにも大規模に開発中です
140


車内はこんな感じ
141


そんなこんなで約10分くらいで終点のゲートウェイ駅に到着しました私はお腹が空いたので、どこかゲートウェイ駅の中にでもお昼を食べられるような場所が無いかと思い探しますそしてレストラン的なマークのある矢印を見付けてその方向を見たのですが、明らかにそんなものは無さそうな明るい廃墟的な感じ乗降客が少ないので、営業的なものは何もありません

と言うわけで、大人しく他の乗客達と並んでそのまま駅の外のタクシー乗り場に向かいます。するとインド系かパキスタン系の陽気なおっちゃんに「ヘイ、タクシーはこっちだぜ」みたいなことを言われます。どうやら乗客を待ちかまえていた様子。

私が「この辺りに何か食べられるところは無いか?」と聞くと「そんなもんは無いよ、さあ早く乗った乗った」と言います。私は「あ、このおっちゃんは白タクだな」とピンときました。ドバイに行く前に友人から「アラブの人間は嘘つきが多いから注意した方が良い」と言われていたので「本当に無いの?」と警戒。まあ、実際に無さそうでしたが

タクシー乗り場を見渡すと、正規のタクシーであるベージュ色のタクシーは一台しか停まっておらず、しかも別の人にすぐ取られてしまいました他のタクシーは恐らく全て白タクです

私は一応抵抗を試みて、誘導されている最中に180°方向転換をして来た道を戻ろうとしましたすると私が付いてきていないことに気付いたおっちゃんに「ヘイヘイどこへ行くんだこっちだぜ」と言われます。どこへ行くんだ?と言われてふと気付いたのですが、確かに一体どこへ行けば良いのやら結局このおっちゃんの白タクから逃れたとしても、炎天下の中で正規タクシーを待ち続ける根性は私にはありませんお腹も減りましたし

結局選択肢が無い私はそのまま渋々タクシーに乗り込むことに他の乗客達もそれぞれの白タクに次々乗り込んでいて、下手するとこのまま白タクすら無くなってしまう恐れすらありました

一方、やっぱり一度こういうのにダマされて、海外旅行特有の体験もしてみたい、と思うマゾっ気な自分も片方には居たりしてそれならそれでブログネタになって良いかな、という気持ち半分でタクシーに乗り込むのでした(つづく)