KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

TOPIXは9連騰で震災以来の記録!

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日経平均は続伸。前日のNYは注目のADP雇用統計の数字が予想を下回ったものの、S&Pが最高値を更新するなどしっかり。それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が104円を付けたこともあって15000円を下値にしっかりした動きになりました。

後場も更に上値追いの流れが強まりましたが、商いが薄い中では75日線や一目均衡表の雲などの抵抗帯に阻まれて、利食い売りに押される展開に。結局後場の安値で引けました。売買高は20億株ちょっと、売買代金は1.8兆円台と低調でした。なおTOPIXは上昇力に派手さは無いものの9連騰ということで、09年7月から8月にかけての13連騰以来の記録に。


投資判断は「中立」。重要イベントを一つずつクリアしていく中で不安感が後退し、世界的に株高の流れとなっています。ただ今晩のECB理事会、明日の雇用統計、そして来週の日銀金融政策決定会合というより重要度の高いイベントを前にして、積極的にポジションを構築できるような感じではありません。

最大の注目点である金曜の雇用統計を受けて、もし一段とS&Pが買われていくならば、いい加減買い転換しなければいけないと思いますが、今のところ私はまだ懐疑的です。

逆に言えば国内は先月のメジャーSQ通過後、何ら不安要因はありません。ただ唯一海外の動向だけが気になっており、中国の方は何とかデフォルトとかあっても大して反応しなくなってきました。

これはアメリカの債務上限問題と同じように、市場が「飽きた」だけの話なのですが、ハッキリ言って株式市場を扱う我々にとっては実態がどうであろうと、材料を受けて株価がどう動くかだけが問題です。そういう意味では「飽きた」のは一つ不安材料がクリアされたということで良いことではあります。

ただまだ気になるのは、イエレンさんの就任後のアメリカの金融政策です。一応先日イエレンさんが火消しに動いたことで安心感が出ていますが、ちょっとまだ不安定な感じが否めません。まあ誰も最初は不慣れなものですから責めるつもりは全くありませんが、そこを売り方に攻められそうで怖さがあります。

足元の日本株の上昇も良いトコ先取りをしているだけのような感覚から逃れられません。その証拠に昨日から上がっているのは不動産やその他金融など「追加緩和先取銘柄」が中心。先般指摘したように(外国人投資家の中で)日銀短観の悪さから追加緩和期待が高まる格好になっています。EUに関しては今晩のECB理事会での追加緩和期待が高いですが、それ以外の日本、アメリカに関しては現状の政策から更に緩和方向に舵を切る理由が(経済指標が良いので)無い印象です。


新興市場も「中立」。本日は高安マチマチ。直近IPOは比較的買われる銘柄が目立った反面、マザーズ指数は軟調に推移しました。引き続き基本的にはアメリカNASDAQに連動するような形ですが、東証1部が安定してきたことで個人投資家の投資余力も回復しつつありますから、そろそろしっかりと戻りだしても良さそうな感じです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は小動き。ただ引き続き大型株に外資の資金が入り込んでくる中で、210円台を回復してきました。個人投資家の中でも同社株を保有している人も多いので、同社株の上昇はイコール投資余力の拡大に繋がり、市場活性化に繋がります。

テクニカル的にはボリンジャーバンド+2σに達してきたこと、ストキャスが割高感を示していることで一服感が出るのはやむなしか。足元の水準をなるべく維持して日柄調整をこなしたいところ。その後の上値追いに期待。


ノバレーゼ(2128)は続伸で連続の年初来高値更新。先般より上値の軽い状況が続いています。テクニカル的にはMACDパラボリックが好転し、ボリンジャーバンドも+2σの拡大が続くところ。引き続き結婚式関連は消費増税も関係無いでしょうから、値動きの軽さにも注目。


岡部(5959)は反落。ただ昨日は大幅高で年初来高値を更新する動きになりました。1日の日銀短観で比較的先行きの良かった業種である建設業の関連株でもあり、足元で中堅建設株などがしっかり。同社もその流れに乗っている格好です。上値抵抗であった1500円を明確に上放れてきたことで、上値の節も払われた形に。このまま目標株価まで行ってもらいたいところ。


ダイキョーニシカワ(4246)は反発。権利落ち後にようやく下げ止まり、足元では急回復の流れが続いています。本日も値上がり率上位にランクインする場面が。為替の円安が進捗する中で、主要顧客のマツダ(7261)の戻りも見られ安心感。そもそも同社のPERは8.0倍で、PBRは1.0倍およそ直近IPOとは思えない程の割安感です。

4月は例年IPO銘柄のセカンダリが上がりやすいこと、同社に関しては東証1部銘柄ですから月末のTOPIX算入買いも期待できます。初値奪還も時間の問題でしょう。


【注目銘柄】
日本通運(9062)は反発。こちらは前回も取り上げましたが、先月17日から有料メルマガで買いで取り上げ。その後ほぼ一本調子の上昇を続けております。とりあえず設定していた投資期間は終わりましたが、まだ目標株価までには幅のあるところ。

以下、再び取り上げ根拠を記載します。

「総合物流会社。今期は増収増益の見込み。第三四半期も増収増益の流れとなっており順調に推移。自動車生産増による輸送増加や国内消費の増税前駆け込み需要などから輸入が増加。それに伴い物流の活発化が業績の押し上げ要因に。

足元では景気回復や消費増税前の駆け込みによる不動産の取得で引っ越し需要が急増。業界首位の同社も繁忙を極める。また本日の報道では宅配便首位のヤマト運輸が運賃の値上げを決断。コスト増を価格転嫁できることで業界全体に競争緩和の期待が膨らむ。消費増税後の景気反動減は気にはなるものの、パナソニック(6752)の物流子会社も取得し規模の一層の拡大を図る。

テクニカル的には昨年12月及び今年1月の高値を結んだ上値抵抗線を上回ってきたところ。下方に位置する25日線も上昇に転じ下値を支えてくれそうではあるものの、一方で下落が続く75日線が上値を抑える雰囲気に。ただ流れとしては昨年夏頃からは450円~530円のボックス圏推移が続いているが、足元では再度530円を目指す方向と見られる。

MACDパラボリックは好転。一目均衡表は雲抜けにかかっており、遅行線も雲が薄くなることで次第に上抜けやすくなってくるところ。ストキャスは暗転したが、ボリンジャーバンドは+2σが上昇していることで、上値拡大余地。週足でも一目均衡表の厚い雲が下値を支えるところ。

需給面では現値水準辺りがここ一年の価格帯出来高として最も膨らんだ水準であることから、特段しこりを意識する必要は無さそう。ただ中期的には昨年12月から下落トレンドが続いており上値のしこり感が残る。信用買い残は差し引き51.8万株で年初の水準にまで改善。日々の出来高との比較でも返済売りが重石になる印象は無いレベル。

予想PERは20.1倍でヤマトHD(9064)の25.7倍との比較では割安。PBRは1.0倍で同1.7倍との比較でも割安。予想ROEは5.1%で同6.5%との比較では低い。配当利回りは2.0%で市場平均の1.7%との比較では高い。

買値はなるべく25日線に引きつけるところで。目標はボックス圏上限の530円に。損切りは460円割れで」

同社は例年3月から4月にかけて上がるクセがあり、今年もそれに沿っているような形でもあります。消費増税前の駆け込み需要に対応する形で物流網はフル稼働状態ですから、足元の業績変化率にも期待です。


ザッパラス(3770)は続伸。こちらも前回当欄で取り上げましたが、25日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。その後順調な上値追いの流れが続いています。

こちらも取り上げ根拠を以下に再掲します。

「携帯電話向け占いコンテンツ主力。そこから得た個人情報を元に通販サイトなどで稼ぐビジネスモデル。今期は減収減益の見込みに下方修正。Eコマースサイトの販売が想定を下回ったことや新規サイトオープン遅延などを反映した。第三四半期の時点でも大幅な減収減益となっており、ビジネスモデルの立て直しが急務。

ただ業績の下方修正は既に想定線と見られていたことで、株価は特に嫌気する流れにはなっていない。四半期毎の推移では広告費の削減などから営業利益は改善しており、粗利自体もこの一年着実に改善傾向にある。課題だったスマホアプリの個別課金比率の上昇や海外事業の伸長など、業績底打ちの芽は出てきている格好。

テクニカル的には長期的に670円(※分割考慮後)を下値の底として、11年以降は堅持されている格好。今年2月も664円を付けた後は下値を切り上げる形での上昇が続いており、3/10,17などの安値を結ぶ下値支持線と、2/12,3/10などの高値を結ぶ上値抵抗線で形成されるミニ三角持ち合いを本日上放れの気配。同時に25日線も突破してきたことで、上値は軽くなった格好に。

MACDは好転し、パラボリックも明日にも好転の見込み。一目均衡表は三役逆転の形。ストキャスは安値から好転している。

需給面では上場以来長期下落トレンドの中にあるものの、短期的には2/4(全体地合の急落)や3/10(決算発表翌営業日)の出来高を急増させた日の寄値を上回っており、上値に大きなしこりは無い印象。ただ信用買い残は44.5万株で3月に入ってからは減少傾向にあるものの、過去最大水準に。日々の出来高との比較では返済売りが重石に感じられるところ。

予想PERは23.5倍で同業のメディア工房(3815)の14.4倍との比較では割高。一方PBRは1.1倍で同2.8倍との比較では割安である。予想ROEは4.6%で同20.9%との比較では低い。配当利回りは3.1%で市場平均の1.7%との比較では高く、4月一括の権利落ちという点も注目される可能性が高い」

こちらはまだ継続で取り上げているところです。目標株価まで何とか到達してくれればまた当欄にてご報告致します。


その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。なお4月より値上げを予定していますので予めご了承ください。
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そして次回は3月の成績発表です。3月は地合の好転に合わせて私のポートフォリオも改善している・・・はずですが。お楽しみに!


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。