KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

外国人投資家不在で超閑散相場

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日経平均は金曜続伸。前日のNYが主要企業の決算を受けて全般的にしっかりだったことから、日経平均も朝方から買いが先行。14500円の攻防となりました。ただ金曜のNYがイースター休暇でお休みとあって、外国人投資家不在の超閑散相場に。後場寄りには先物に仕掛け的な売りが入ったものの「閑散に売り無し」を地でいく流れで値を戻しました。が、売買高は12億株台、売買代金は1.1兆円台と安倍首相就任以来の最低水準となりました。


投資判断は「売り」。TOPIXは9連騰の後に7連敗して、足元では4連勝中と非常にはっきりした流れが続いています。その流れ的にはもう一日くらい買われても良いのかも知れませんが、来週は週替わりで流れが変わり、価格的にも売りやすい水準になっていますから、復帰した外国人は売りから入ってくる可能性があります。

今週はやたら「GPIF(年金独立行政法人)」に関する要人コメントが多かった週でもありました。昨日は伊藤隆敏有識者会議座長が「GPIFは6月にも資産構成を改定し、国債の比率を現在の6割から4割に落とすべきだ」「それによって追加緩和が有り得る」と発言。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N45Y1D6JTSF001.html

まあ発言の内容は至極ごもっともな感じで、GPIFが債券を売れば日銀が更に国債を買い増さないといけませんから、であれば追加緩和という形になる、という流れです。ただこれを決めるのはあくまで黒田総裁なので、これを聞いて黒田総裁はどう思ったのでしょうか。いずれにせよ、政府側が作り出そうとしているターニングポイントは6月のようです。

もし減らした2割の金額約25兆円の行く先で、国内株式に10兆円ほど資金が入ってくると考えると、これはかなりの金額になります。何故なら去年の外国人の買い越し額が15兆円ですから、それに近い買いが入ってくることが約束されるわけですから。

ただ今のままだと、単に昨年買い越した外国人に対して良い「利食い場」を提供するだけに成りかねません。これにプラスαで実現性の高い成長戦略が求められ、今のところは皆懐疑的なので本日の反応も限定的だった、というところでしょうか。

それにしても最近GPIFに関する発言が多いのは、日銀があまりにも市場に冷たかったので、政府サイドとしては何か市場をつなぎ止める口先介入なのか、あまりにもマーケットが盛り上がらないので、結果としてそのニュースがやたら目立ってしまっただけなのか。両方あると思いますが、もし前者であるならば、それは期待感の先取りでもありますから、今後の実行力(日本株運用の増加)が重要になってきます。

来週のイベントとしては24日にオバマ大統領との日米首脳会談があります。ここでTPPに関して「大筋合意」となるかどうか。やはり合意が見られれば株価的にはプラスですが、コンセンサスとしては難しいのではないかと見られています。

また、丁度24日から決算シーズンが本格化しますから、とりあえず週前半は引き続き薄商いの中で海外マーケット(特にアメリカの決算)に左右される流れとなりそうです。

チャート的にもストキャスにだいぶ割高感が出てきたので、リズム的にも反落のタイミングが近いと言えそうです。特にTOPIXの方は窓埋めの完了と25日線タッチで達成感が出ています。ですから、それ以外の好材料が無いと、ちょっと上値は追い辛いのではないかと見ています。


新興市場は「中立」。金曜は両指数共に堅調。外国人投資家がいない中で個人投資家が積極的に買いに動いた様子。来週はサイバーエージェント(4751)の決算がありますが、新興銘柄の決算に関しては基本5月中旬に固まっているので、東証1部の決算時期に手を出し辛い間は物色対象になる可能性はあります。ただ引き続きNASDAQの値動きには注意が必要で、来週はAppleの決算に注目です。


ポートフォリオ銘柄】
三井海洋開発(6269)は反落。ただ公募価格も決定して全般的には一服感が出ています。先日は「経済産業省メタンハイドレートの調査を日本海の5カ所に拡大」と報じられましたし、昨年5月の高値から一年が経過してやっと少しずつ材料が出始めた印象。22日の公募受渡日通過後は打診買いもありでしょう。


ビックカメラ(3048)も反落。ただ17日の時点で大幅高となり、目標の700円に到達したので終了となっています。これは上手くいきました。金曜は日経一面に「格安スマホに参入」と伝わり、先般より「MVNO業者である点にも着目」としていたのがビンゴでした。今流行りの材料ではありましたが、前日にあまりにも買われたので材料出尽くしとなりました。

それでも引き続き空売りが尋常じゃなく入っているので、上場来高値の710円を超えたら再度買いでいけると思います。とりあえず、今回はこれにて終了とします。


17日寄りより売りポートフォリオ入れとなった光通信(9435)も反落。8000円前後をウロチョロしており、とりあえず今日のところは弱くなりました。本日も上述のようにビックカメラヨドバシカメラといったところが格安スマホを出すということで、一般の携帯ショップの競争激化懸念に繋がりました。人手不足による人件費の増加もやはりマイナスでしょう。


【注目銘柄】
クラリオン(6796)は反発。こちらは前回も当欄で取り上げましたが14日に配信した有料メルマガで買いで取り上げ。本日は5日線を下値に長い下ヒゲを出して再度終値ベースで高値に並びました。正直チャート的には前日ははらみ線、金曜は首吊り線に近い感じで嫌な雰囲気は出しつつありますが、まずは月曜の初動を見てみたいところです。当然目標株価はまだまだ上なので、また達成し次第取り上げ根拠を当欄に記載します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。