KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は金曜反発。前日のNYは高安マチマチ。それを受けた日経平均は為替の円高一服を背景に買いが先行。指数寄与度の高いファナック(6954)が好決算で買われたことも追い風となりました。ただその後は15400円を手前にピタッと値動きが止まってしまい、14時までは値幅20円程度の横ばい推移に。

しかし14時を過ぎると、週末を控えてしびれを切らした売り方の買い戻しが出て次第に上値を追う流れに。そのままジワジワ買われ、高値引けとなりました。売買高は21億株弱、売買代金は1.7兆円と前日よりは細りました。


投資判断は「中立」。日経平均はしれしれっと終値ベースで1月以来の高値水準を付けてきました。ファナックの上昇が40円程押し上げた模様で、週末要因から売り方の買い戻しが出た分も差し引いて考える必要がありますが、ともあれ三尊天井を回避できそうなところは明るさがあります。TOPIXはまだ4日の高値を抜けられていませんが、陽線で終えたことやMACDが好転しそうなところは先高期待感が出ています。

ただ金曜のNYはアマゾンやビザの決算が悪く売り込まれたことでやや値を崩す展開に。ダウが17000ドルや直近安値を割り込んできました。日経先物は引け後にドル円が円安に振れたことで一時15550円まで上昇し、1月以来の高値水準を付けましたが、15500円という強力な上値抵抗帯を突破したことで買い戻しが走った形になりましたが結局高値上ヒゲ陰線に。

シカゴ225先物は15465円ということで、月曜は金曜引け値水準でのスタートが予想されますが、その後は売り方の買い戻し玉が整理されてしまったことで、ちょっと売られる展開も想定しておきます。

来週は月末ですからまたドレッシング買い期待がありますが、今月はしっかりと上昇しているので、ここから敢えてドレッシングをかけてくるような感じは薄いです。それでもなお15500円を抜けてくるなら、ここまで15000円~15500円のボックス圏と見ていたため「中立」としていた投資判断も買い方向に見直す必要が生じてきます。

引き続き気になるのは為替で、特にユーロドル安が止まりません。ユーロのドンであるドイツのIFO業況指数が予想を下回る結果になり、屋台骨が細りつつあります。

そもそもドイツ企業のうち6000社以上がロシアに進出しているということで、今回のウクライナの混乱拡大、ロシアに対する経済制裁の影響はモロに受けます。今までは「なあなあ」にできたかも知れませんが、民間航空機撃墜という非人道的な行為が行われた以上、ドイツもロシアと距離を置かねばならず、経済的にはマイナスです。そして現段階で未だ出口も見えていません。

夏は円高の季節なので警戒が必要ですけれど、8月は国内外政府系もお休みモードですから、方向が変わるようなイベントがありません。もしこのまま買われる流れで8月に入るならばじわっと買われ続けるでしょうし、来週相場つきが一変して売られるようなら下落基調も覚悟すべきです。来週の動きを確認して、今後1ヶ月くらいの相場の先行きを見極める必要がありそうです。


新興市場は「中立」。金曜は高安マチマチ。マザーズ指数は指数寄与度の高いサイバーエージェント(4751)が決算を受けて急落したことから軟調でしたが、総合的には全般的にしっかりしている印象ではあります。東証1部が決算シーズンに突入して買い手控えが出る時期ですから、大体新興市場資金が入りやすい頃合いではありますし、為替の円高の影響も直接受け辛いので、来週もしっかりした展開は想定されそうです。

特にIPOは夏休みモードに入りますから、短期資金は直近IPOに向きやすい時期だと思います。この辺り値動きこそが最大の買い材料になりそうです。


ポートフォリオ銘柄】
岡部(5959)は続伸。木曜は特に大きく買われましたが、金曜も反動が出ることなく続伸しました。先日日経で中間期最高益報道が出てから流れが変わった感じです。と言うより、先月の売りが謎で、単に水準訂正の動きが出ているとも言えます。とりあえず1400円くらいまでは戻ってもらいたいところ。


日本製紙(3863)は反発。木曜は一段と売り込まれ出来高も急増しましたが、そこで売りが出尽くした格好で金曜ようやく反発の流れになりました。これも岡部同様に、やたら一貫して売られ過ぎ銘柄です。利回りも高いですし、元々円高メリット株でもあります。出遅れ感も強いですから一旦戻り始めたら、しばらく戻る流れが続くと見ています。


キッコーマン(2801)も反発で上場来高値更新。足元で食品株で高値更新の銘柄が目立ち、為替の円高基調がプラスになる銘柄、またGPIFに買われそうな安定感のある銘柄が買われています。

ただ同社は足元で海外売上比率が国内と逆転し、今となっては円高デメリット銘柄とも言えます。ですから最近の為替動向はやや懸念材料に。そういうわけで月曜の寄り付きで利食い終了にします。3ヶ月で10%くらい上がりましたからまずまずです。


【注目銘柄】
東京製綱(5981)は続伸。こちらは先般も取り上げましたが、木曜配信の有料メルマガにて参考銘柄として改めて取り上げ。なんだかんだで15日に急騰し出来高も膨らんだゾーンを上抜いて、終値ベースでは昨年11月以来の高値水準となりました。MACDは好転してきましたし、200日線を下支えにボリンジャーバンド+2σに沿った着実な足取り。

昨年から180円が強力な上値抵抗帯になっていますが、低位株の値幅取りの動きが活発化すればあっという間に突破できる勢いを持っています。国内外で高層ビルの建設需要からエレベーターのロープ需要も大きいようですし、材料は巡ってくるパターンから再度江東区のロープウェイ建設構想が再度ブリ返されたりするんじゃないかなと思ったりしています。引き続き注目。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。