KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

FOMCを控えて様子見ムード

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日経平均は本日反落。前日のNYは高安マチマチ。アリババの公募価格が引き上げられたことで、より換金売りが強まるという思惑から、NASDAQなどは換金売りが強まりました。

それを受けた3連休明けの日経平均は朝方から小安い展開に。連休はトータルで海外市場が弱く若干円高方向に進んだことも重石になりました。ただアリババの引き上げが報じられて指数寄与度の高いソフトバンク(9984)が大きく買われ指数を下支え。

後場寄り前に関東地方で大きい地震があったことで先物が売られ、一段安となる場面がありましたが、引けにかけては買い戻しの動き。ただプラス圏までは戻せず、先週末のSQ値もわずかに下回りました。売買高は18億株台、売買代金は2兆円超で、それなりに出来ました。


投資判断は「やや売り」。今日は地味にSQ値を割ってきたのはやや気がかりですが、売買代金が2兆円をしっかり越えてきたことと、値上がり銘柄数の方が多かったのは買い意欲の旺盛さを確認できた感じです。

繰り返しになりますが今週は海外でイベントが目白押しです。17日にはFOMCが、18日にはスコットランドの独立をかけた住民投票が、19日にはアリババの上場が控えています。特にアリババに関しては公募価格の引き上げがありました。

それはソフトバンクには好材料ですが、全体相場にしてみると資金吸収量が増すわけで総合的にマイナス材料になります。特にfacebookの際も引き上げがありましたが、上場時の混乱はご存じの通り。今となっては初値を上抜いて堅調な推移ですから良い思い出話ですが、上場後1年は株主が辛酸を舐めさせられていました。

facebook上場時のゴタゴタをまとめたサイト
http://www.vec.or.jp/2012/06/07/column_102/

ともあれ明日のFOMCがまず第一の関門です。ここでアメリカがこけるようだと、世界中に重苦しい雰囲気がのしかかります。なので明日はさすがに世界的に様子見ムードが拡がって、上値を追う動きにはなり辛いと思います。


新興市場は「中立」。本日は両指数共に堅調。今週から東京ゲームショーが始まるということでミクシィ(2121)などのゲーム株がしっかり。またiPS細胞を用いた世界初の手術が行われたということで、バイオ株が軒並み買われました。東証1部市場が小休止モードにあったことも追い風。

ただ、本日はバイオ株祭りになるかと思いきや、案外寄り天になった銘柄が多く、意外に個人投資家の物色意欲は低い印象でもありました。もっともiPSに関しては期待から現実に向けた見方が大勢を占めるようになってきていることから、より現実味を帯びた状況の進捗が待たれるところだと思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。日曜の日経1面で「巨大銀行の資本規制が一段と強化、自己資本の最低比率を現行の2倍近い16-20%に引き上げ、日本のメガバンクも10兆円規模の新規調達が必要になる可能性」と伝えられ、今後のファイナンスリスクに対する警戒感などが台頭。売られる流れになりました。

ある程度の規制強化は以前から見込まれていたことで、アナリストなどの評価は比較的楽観的なものが目立ちます。ただメガバンクにとって悪いニュースであることは間違いないですね。まだ実際に決まったわけではないですが、決定後にまた貸し渋り新興国からの資金引き上げの動きに発展しないか、つまり世界的な実態経済に悪影響を与えないか注意深く見守る必要がありそうです。


三井海洋開発(6269)は反発。為替の円安が追い風ですが、親会社の三井造船(7003)が大和の目標株価300円を受けて震災以降の高値を更新。その評価の中身で三井海洋開発の事業回復を要因として挙げていることから、共に買われる動きが出ています。増資後は一貫した右肩上がりが続き、昨年の滞在が長い3000円水準にまで値を戻してきました。3000円を突破できれば、上値は一気に軽くなるものと見ています。


売り銘柄のファナック(6954)は続落。上述のようにソフトバンクが大きく買われたことで、リバランスの売りから同様に指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)と共に売りが優勢になりました。特に同社は先週まで連騰で買われましたから、その反動はしばらく出るのではないかと思います。今週はさすがに下落基調が続くでしょう。


【注目銘柄】
レアジョブ(6096)は大幅高。こちらは昨日配信の有料メルマガにて参考銘柄として以下のように取り上げました。

四季報を見ると「リクルートライフスタイルと提携」とあります。ちょっと強引かも知れませんが来月に決まったリクルートHD(6098)の関連株として位置付けることができないかな、と。これまでリクルート関連と言えばリクルート株を保有している銘柄の含み資産か、もしくはライバルの人材関連株しかありませんでした。それ以外の手垢の付いていないところでは、この銘柄もアリと言えそうです。

今まで英会話関連というと株式市場ではあまり成功例が無いのですが、同社の場合は人件費や運営費といったコストをネットを使って極めて安く抑えていることが強みで、上場による知名度向上などから来期以降も引き続き高成長が見込まれています。PERやPBRを見るとやはり直近IPO銘柄ですから高いのですが、十分成長性を汲み取っていけるのではないかと思います」

今日は別件ではありますが鳥貴族(3193)も決算を受けて急伸。ニュートンFC(7169)もそうですが、この辺りのIPO銘柄が反発する地合になってきたような印象を受けます。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。