KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日本マイクロニクス(6871)が上方修正

★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中!!

「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

以下直近2月に挙げた主な銘柄の成績です。
(※それぞれの株価は提示値、目標達成や提示投資期間終値等による実現値です。)
★2/16 ホシザキ電機(6465)   6300円→7000円 上昇率11.1%
★2/10 栗田工業(6370)     2735円→3000円 上昇率9.7%
★2/9 マネックスG(8698)    255円→286円  上昇率12.2%
★2/4 【売り】江崎グリコ(2206) 4850円→4500円 下落率7.2%
★2/3 一休(2450)        1550円→1696円 上昇率12.2%

その他成果は随時ブログ上で報告致します。


▼下記URLから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,320円~

相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しいただければと思います。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日反落。前日のNYはイエレン議長の議会証言を受けて利上げ時期が遠のいたという見方から上昇。一方、ドルは売られて円高方向に。

それを受けた日経平均は朝方こそ買い先行で始まったものの、すぐ下落に転じ前日終値を挟んだ推移になりました。中国の製造業PMIが予想を上回る50.1となったことから安心感も拡がりましたが、昨日まで順調に上がってきた反動も出た格好。TOPIX8営業日ぶりの反落に。ただ下落は小幅に止まり、2月権利落ち銘柄の配当落ち分9円も考えるとほぼ横ばいでした。売買高は22億株台、売買代金は2.4兆円台とやや落ち着きました。


投資判断は「強気の買い」。先般「とりあえず155ドル×120円=18600円までは上昇しても文句は無い」としましたが、その18600円に乗せてきました。ただドル建て日経平均は156ドルに乗せ、遂に155ドルの関門を抜きつつあります。ドル建ての日経平均もITバブル以来の高値水準となってきました。

同時に上抜けが期待されるのがドル円チャート。直近では120円を手前にややボヤボヤしています。12日の引け後にbloombergで「日銀内部に一段の追加緩和が経済にとって逆効果になるという見解がある」と伝わって急落して以来、すっかり上値が重くなってしまった感じ。昨日も上放れのチャンスだったのですが、イエレンさんの発言を受けてまた上値抵抗線に押し戻された感じです。

日経平均TOPIX共に三角持ち合いを12日に上放れて以降、順調に上値追いが続きますが、イマイチスッキリした感じには上がりません。それも為替がぐずついているからで、逆に言えば為替がぐずついているにもかかわらず、ここまでよく頑張っています。これで更に円安が加われば鬼に金棒。月末の株高傾向も合わせて、月内19000円もあるか、という感じになってきます。

先に3月の話をしておくと、例年3月は後半高の傾向があるので、前半はこれまで同様反動安があるかも知れません。しかし中期的なイメージとしては5月、上手くいけば7月頃まで好循環が続くと思います。3月は特にTPPの話が決まれば、上値追いに弾みが付く可能性があります。本日2月決算銘柄の権利も落ちましたし、3月権利取りの動きも出てきやすい時期でもあります。

まあ今のようにジワジワと上がっていく程度の上昇の方が、需給を悪くせずに長続きできるかも知れません。出来高に過熱感も無く、昨日発表の市場全体の信用倍率も3.8倍と前の週の4.4倍から大きく改善し、取り組みが良好です。

また銀行株という相場の核があっての上昇ですから、これは相当強いと思います。特に顕著なのが後述するみずほFGで、19日の出来高4億株弱、23日の3億株をクリアして本日また高値をとってきました。

この信用倍率の改善、銀行株の上昇という点が、2年前の今頃とよく似ています。となると、やはり2年前同様、5月まではとりあえず高いのかなと思ったりしています。

というわけで、今は静かに強いと言いますか、弱点が見あたらない感じです。少なくとも今週はこのまま行って、来月頭に目先の売り場を探るという感じで良いのではないでしょうか。チャート的には75日前が昨年10月末の追加緩和時に該当してくるため、75日線の上昇ピッチがちょっと遅くなります。その分75日線との乖離が開きやすくなるのですが、それ以上に為替の恩恵を受けられるかどうかに注目です。


新興市場も「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。日経JASDAQ平均や東証2部指数は終値ベースで06年以来の高値を付けてきました。為替が円高に振れて東証1部が一服する中で、新興市場資金が回る流れに。またしばらくIPOが無いので、普通の出遅れ株に資金が入る形にもなっています。

本日引け後に日本マイクロニクス(6871)が上方修正を出してきたこともあって、今まで鳴りを潜めていたこれら個人投資家大好き銘柄がまた循環的に物色される可能性があります。また3月権利落ちが近づいてくる中で、新興・小型株の中で利回りの高い割安株物色の流れも出てきそうです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。変わらずを挟んで3日以来ずっと上昇が続きましたが、遂に連勝記録がストップしました。ただ朝方に直近高値を更新し、下落も10銭に止まっているので、引き続き強い動きではあります。本日の日経で「銀行規制を緩和し、持株会社傘下での新事業可能に」と伝わりましたがこちらは反応薄でした。

足元の上昇が続くことで、同社の取り組みは急改善しており、信用倍率は7.7倍と13年2月以来の低水準に。2月権利落ちを通過したことで、高利回りの3月配当を狙いに行く動きに期待です。


ライオン(4912)
は続伸で年初来高値更新。権利落ち後は下値を固める動きが続いていましたが、ようやく持ち直してきた格好です。同業の花王(4452)も強く、訪日外国人増加に伴う日用品爆買いの関連株としての位置付けもある感じ。引き続き安い水準に止まる原油価格も原価低減に繋がることで追い風です。


日本プロロジスリート投資法人(3283)も続伸。足元で株式市場は回復基調にありますが、反面東証REIT指数は未だ戻りが鈍い状態です。ただ2月に入ってからは三角持ち合いの流れになってきていますが、だいぶ煮詰まってきており、MACDが好転して25日線もクリアしてきたので、そろそろ上放れの動きが出てもおかしくありません。3月はREIT逆襲の月になるものと見ています。


【注目銘柄】
ホシザキ電機(6465)は大幅高。こちらは先般も当欄で取り上げましたが、15日配信の有料メルマガで買いで取り上げ。本日は野村による目標株価引き上げを受けて大幅高となり、無事目標株価達成となりました。上昇率は11%超に。

と言うわけで、取り上げ根拠を以下に記します。

「△ホシザキ電機(6465) 東証1部 売買単位100株
6300円 出来高458700株

2/16買値 6250円~6400円
2/27までの目標株価 7000円


【評価】
業績    △
テクニカル ◎
需給    ◎
同業他社比 ×
その他ポイント 2月からの株高アノマリー


業務用の厨房機器や冷凍冷蔵庫大手。今期は増収増益を見込むも、営業利益は横ばい程度の見込み。前期は特に海外の売上が大きく伸びたが、今期も国内の停滞感を海外が補う公算。特に北米やアジアの伸びに期待し、現在売上全体に対する海外比率は1/3程度であるが、円安を背景に比重を一段と高める見通し。

慎重に見ている国内でも未だコンビニに出店余地があるとされることで、伸び余地は大きいものと見られる。また導入先のメンテナンスによる売上が積み上がっていくことで、ストック型による経営の安定感も期待できる。

テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽いところ。また終値ベースでも上場来高値を付けてきていることで、上値の節がほとんど無いところ。

MACDパラボリックは再好転。一目均衡表は三役好転の形を継続しており、ストキャスも再好転。ボリンジャーバンドは+2σの拡大が続いていくことから、上値余地が大きくなっていく流れ。週足でもそれぞれ上値追いの動きを示唆。

需給面では上述のように上場来高値圏にあり、極めて良好。短期的にも決算を受けて急落した出来高を翌日に上回ってきており、しこりを一気に飲み込んだ形。

信用残高は差し引き10.4万株の売り長で、昨年11月以降高水準を保っている。日証金ベースでも先週一段と貸株が増える流れで好取り組み。今後は株式分割などを期待できる流れも。

予想PERは26.8倍で同業の福島工業(6420)の9.6倍との比較では割高。PBRは3.0倍で同1.2倍との比較でも割高である。予想ROEは10.8%で同12.3%との比較では低い。配当利回りは0.8%で市場平均の1.5%との比較では低い。

目標は長期的には1万円を目指すものと見るも、元々値動きはゆっくりのためとりあえず7000円で。損切りは買値から4%程度下の水準で適宜」


本日はややイレギュラーな買いが入ってきて調子が狂ってしまうかと思いましたが、何とか切り返して長い下ヒゲを付けました。と言うわけで、やはり1万円コースに乗っているような印象を受けています。夏場にかけてこのまま上がっていきそうなので、3月からポートフォリオ銘柄に入れて追い掛けていこうと思います。


インテリックス(8940)も大幅高。こちらは昨日の有料メルマガにおいて買いの参考銘柄として以下のように取り上げました。

「先般やはり参考で挙げたムゲンエステート(3299)の同業ですが、同じように新築物件の高騰で中古物件に対する需要の高まりから同社も業界環境が良いところにあります。足元では2部指数もまた高値を超えてくる強さがありますから、2部銘柄というところもプラス材料。

前期絶好調だった反動で今期は減益見通しですが、PERではムゲンエステートとほぼ同程度、PBRは0.8倍で割安感があります。またポイントとしては5月期決算銘柄なのですが、場合によってはそろそろ1部昇格があってもおかしくない時期かなと。

というのも、昇格のタイミングは一般的に決算期末から3ヶ月以内に有価証券報告書の提出期限があり、そこから昇格を申請した場合半年くらいの審査期間を経て発表されるからです。ですから3月期決算銘柄の昇格が12月に多かったわけですが、ということは、5月期決算銘柄は2月くらいということになります。

もう2月終わりかけじゃないか・・・というのもありますが、まあこの辺りは漠然としたものですから、あくまでおまけで。それを差し引いても配当利回り2.8%は高いので、買い安心感があると思います。

株価も終値ベースで追加緩和後の高値を付けてきており、25日線と75日線のゴールデンクロスも示現。200日線が直上に控えていますが、ここをクリアできれば一気に上値余地が拡がるものと思われます」


本日無事200日線をクリアしたので、一気に騰勢が付いた格好です。また同社は昨年7月に急落して直上に大きなチャート上の窓(765円~861円)が開いており、上値の真空地帯に向けて吸い寄せられそうな勢いです。


・・・まだまだ書きたいことはありますが、いつもの文字数制限で本日はここまで。

その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


そして次回は2月の成績発表です。2月はだいぶ上手くいったんじゃないかと思いますので、結果をお楽しみに!


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。