KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ユニー(8270)とファミマ(8028)経営統合が持ち上がる

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以下直近2月に挙げた主な銘柄の成績結果です。
(※それぞれの株価は提示値、目標達成や提示投資期間終値等による実現値です。)
★2/16 ホシザキ電機(6465)   6300円→7000円 上昇率11.1%
★2/10 栗田工業(6370)     2735円→3000円 上昇率9.7%
★2/9 マネックスG(8698)    255円→286円  上昇率12.2%
★2/4 【売り】江崎グリコ(2206) 4850円→4500円 下落率7.2%
★2/3 一休(2450)        1550円→1696円 上昇率12.2%

その他成果は随時ブログ上で報告致します。


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日経平均は金曜続伸。前日のNYはECB理事会の結果を受けて反発。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。為替が円安に振れて戻ってきたことも支援材料になりました。その後、場中には円高方向に振れるにもかかわらず、指数はどんどん買われる流れに。公的年金と見られる買いが出て、先物主導での買いが進んだとの観測が出ました。

後場も一段と買われ、先物は一時19000円に肉薄する場面も。ただアメリカ雇用統計を控えて様子見ムードが漂い、それ以上の上値追いの動きは阻まれました。それでも高値圏を維持してほぼ高値引け。売買高は21億株台、売買代金は2.5兆円台と膨らみました。


投資判断は「強気の買い」。先月来一貫して強気の買いを堅持してきた甲斐もあって、日経平均も19000円に接近してきました。ナイトセッションの先物は19000円を突破する場面も。

金曜のNYは注目の雇用統計が、非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る29.5万人の増加、失業率も一気に5.5%まで改善されました。それを受けてドル高が進み、ドル円は一時121円を突破。ただこれで早期利上げがほぼ確実となったという感触からアメリカ株は大幅反落となり、シカゴ225先物は18860円ということで、週明けの日本株も売り先行のスタートが見込まれています。

ただ個人的にはこれで良かったと思います。今回の雇用統計が悪いよりは良い方が株式市場にとっても結果的に良い方向に向かうでしょう。利上げは一時的なショックですが、むしろ利上げできない環境という方が害悪です。

それよりも個人的に気になっているのはApple株の動向。同社はここまで順調に分割後の高値を追い続け、時価総額は2月に史上最大の7000億ドルとなりました。

そのAppleはまず9日に新製品発表会が予定されています。そこがApple株のトレンド転換の契機になるようなら、NASDAQを含めて株式市場に大きな影響を与えます。そして18日にダウ採用が決定しました。もしトレンドが下落転換した上でダウに入ると、ダウを引き下げる要因になりかねません。特にダウは30銘柄しか採用銘柄が無く、指数に及ぼす影響は甚大です。

一応今回の発表会はApple Watchがメインと目されていますし、今やApple株もバリュー株としての位置付けが強いですから、そんなに心配は必要無いのかも知れませんが。ただこのたった1銘柄が株式市場全体に及ぼす影響に関して、目先注意が必要でしょう。

来週に関しては足元では日本株もアメリカ株離れが進んでいますから、月曜は良い押し目を形成してくれるのではないかと見ています。ただ水曜はSQ前の「魔の水曜」でもあります。SQ前日に先物やオプション絡みの売買をすると露骨なので、さらに前日の水曜に行われるから荒れる、とされています。実際、前回のメジャーSQ前の「魔の水曜」12/10は400円超の下落になっています。

しかし今回の場合は先般より指摘しているように、コールオプションが19000円のところの建玉が最も多く、むしろ上に荒れる可能性があります。また裁定買い残も信用倍率も個人投資家の評価損率も、それぞれまだ天井圏を感じさせる程のレベルにはなっていません。3月権利取りの動きも出やすい時期ですし、下がれば引き続き日銀やGPIFの買いも期待されることから、需給状態は良好なままでしょう。やはり13年3月の相場に類似した感じになると見ています。

為替に関してはユーロは再び底値を探りに行く動きになっていますが、ドル円の方は先月の雇用統計時につけた円安水準を上回り、12月のメジャーSQ前の高値水準に次ぐ位置に付けています。引き続き月末にかけて円安進捗しやすい地合もあって、年初来高値更新は十分視野に入ります。最近は株式市場の為替離れも目立ちますが、そうは言っても円安が株高の方向に導きやすいですから、これも大きな支援材料になると思われます。


新興市場も「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。ただ東証1部に比べると見劣りする感じの値動きでした。下方修正を出してストップ安比例配分となったgumi(3903)が悪影響を及ぼしている格好。一方、直近IPOではただ一人好調を維持するシリコンスタジオ(3907)が全市場でも売買代金6位と活況です。

為替が円安方向に振れてきたことで、ちょっと新興市場の方はやや蚊帳の外といった感じです。ただ引き続きJASDAQ銘柄に関しては東証1部より割安感が出てきていることから、出遅れ買い物色が向かいやすいと見ています。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。地味に終値ベースでは年初来高値を付けています。チャート的にはストキャスがようやく好転してきたことで日柄調整一巡の機運。また現値付近が昨年1月下旬に急落した水準であることから、221円より上は価格帯出来高も薄めで、戻りは早そうです。引き続き3月期末権利取りの動きが出てくることからも、ここからの上値追いに注目。

ところで地銀に関しても引き続き高値更新銘柄が多く、金融株全般の復権が目立ちます。日米共に将来的な金利上昇感が高まっていることが背景でもありますが、地銀には更に日本郵政G上場を前にした再編期待の高まりも背景にあります。

そんな中、滋賀銀行(8366)はリキャップドル建てCBの発表を受けて逆行安。自社株買いを立会外で済ませてしまったことでリキャップの意味が全然無かったわけですが、その辺りどういうつもりだったのでしょうか?潜在的な株式数が12.7%ということで、大きく売られるのもむべなるかな、という感じです。

ただ転換価格は6ドル弱ということで、為替が円安になればなるほど転換価格は遠のきます。また円ベースでの転換の条件もざっくり転換価格の3割上の水準をキープしないといけないので、当面希薄化懸念は必要無いのかなと思います。なので短期的なリバウンドくらいは取れるのかなと。

むしろ個人的に気になったのが下落率上位にもう一つみなと銀行(8543)が並んでいたこと。何故か後場から急落しました。まあ同行の場合は地銀の中でも低位株で、ここまで仕手っぽく急騰してきたという背景もありますから、その反動安というのが一番しっくりくる感じではあります。が、一方で営業地域的に滋賀銀行とも近く、ひょっとして再編の動きか何かあるのか、と勘繰ったり。この辺りちょっと注目かも知れません。


ライオン(4912)は続伸で年初来高値更新。700円を上回ってきました。同業の花王(4452)も高値を上回ってきて、訪日外国人関連という切り口や原油安メリットというところが注目されるかと思います。共に12月決算銘柄なので権利取りの動きなどでは無いのに強いというところが本当の強さかも知れません。名前も百獣の王ですからね。


GCAサヴィアンG(2174)も続伸。一時急騰する場面もありましたが、引けにかけては落ち着いた格好です。チャート的には25日線に支持されて調整一巡感。引き続き国際的なM&A、しかも日本だけでなく海外でも製薬やバイオメーカーの大型買収が相次いでいます。規模が数兆円にのぼることもザラですから、それに関わるアドバイザーのフィーも当然大きなものになってくるでしょう。

また国内でもユニーGHD(8270)とファミリーマート(8028)の統合話が出てきて、統合の恩恵が強いとされるユニーは上がり、収益力低下が懸念されるファミマは下落しました。同時にユニー関連株のさが美(8201)やUCS(8787)といったところも買われる動き。再編期待からポプラ(7601)も買われました。やはり景気回復期待感からM&Aを巡る環境は非常に活発だと言えます。

ちなみに国内のM&A助言に強みを持つM&Aキャピタルパートナー(6080)も年初来高値を更新。金曜はM&A関連会社全てしっかりしていました。終値ベースで2700円は維持できませんでしたが、上場3日目の急落で開けた窓の水準を埋めてきて、実質過去3番目の高値水準に。引き続き日本M&Aセンター(2127)に比べて割安感があり、また足元で流動性も向上してきたことで、3000円超えも十分視野に入ってきた感じです。


【注目銘柄】
平和(6412)は反発。こちらは2/17に有料メルマガで買いで取り上げ。その後ほぼ一貫した右肩上がりの上昇を見せて、一応金曜で無事投資期間終了となりました。

また例によって取り上げ根拠を以下に記します。

「パチンコ機械大手。今期は大幅な増収増益で過去最高益を見込む。10日に発表した第三四半期も大幅な増収増益で着地。主力のパチンコ機販売が大きく伸びたことが寄与した。もう一つの柱である子会社PGMHD(2466)のゴルフ事業も新規ゴルフ場の寄与などで増収増益。

来期は昨年9月から実施された新試験方式に対応したパチスロ機の販売が本格化することで、引き続きビジネスチャンスが拡大する方向。ゴルフ事業も景気回復感からの利用増加やM&Aなどを背景に強含む見込み。

テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽いところ。特に本日は2400円の抵抗帯をクリアしてきたことで、目先年初来高値2550円水準を目指す動きに発展していくものと見られる。

なお長期的には昨年4月安値1660円→8月高値2550円の半値押し水準2105円を10月に示現してきたことから、第一波動の上昇率53.6%を10月安値2033円に掛け合わせた3000円超の水準を目指す波動になっているものと考える。

MACDパラボリックは好転。一目均衡表は三役好転の形が続いており、ストキャスは再度好転。ボリンジャーバンドは+2σを拡大する動きとなっており、上値余地が拡大しているところ。週足でもそれぞれ上昇トレンドを示唆。

需給面では足元の株価水準が昨年8月以来の高値であることから、上値のしこりが少ないところ。信用買い残も差し引き8900株とほぼ拮抗しており、日証金ベースでは逆日歩が点灯。売り方の買い戻しも出やすいところ。

予想PERは8.2倍で同業のSANKYO(6417)の31.0倍との比較では割安。PBRは1.3倍で同1.1倍との比較では割高である。予想ROEは16.3%で同3.6%との比較では高い。配当利回りは3.3%で市場平均の1.5%との比較では高い」



・・・まだまだ書きたいことはありますが、いつもの文字数制限で本日はここまで。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。