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株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

エーザイ(4523)が1万円接近!

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以下直近2月に挙げた主な銘柄の成績結果です。
(※それぞれの株価は提示値、目標達成や提示投資期間終値等による実現値です。)
★2/16 ホシザキ電機(6465)   6300円→7000円 上昇率11.1%
★2/10 栗田工業(6370)     2735円→3000円 上昇率9.7%
★2/9 マネックスG(8698)    255円→286円  上昇率12.2%
★2/4 【売り】江崎グリコ(2206) 4850円→4500円 下落率7.2%
★2/3 一休(2450)        1550円→1696円 上昇率12.2%

その他成果は随時ブログ上で報告致します。


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日経平均は本日反落。前日のNYは先週末上昇の反動もあって小幅安。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。ここまで勢いよく上昇してきた反動が出ました。一時プラス圏に切り返す場面はあったものの、HSBCの中国PMIが予想を大きく下回る49.2と約1年ぶりの低水準となったこともあって、前引けにかけては一段売られる流れに。

ただ後場にはまた日銀のETF買い期待が高まり、下値は縮める展開となりました。が、一方でこれ以上買い進む動きは出てこず、19700円をキープするに止まりました。売買高は21億株弱、売買代金は2.7兆円台とそこそこ膨らみました。


投資判断は「強気の買い」。本日はさすがに一服という流れになりました。25日線との乖離を意識しながら、過熱感が出ないようにそろそろと上値を追っている感じです。

中国のPMIが悪かったことはそこまで尾を引きませんでしたが、よく日本よりも海外で嫌気されますから、ちょっと今晩の欧米市場が気にはなります。とは言うものの、その現地中国の上海総合指数は切り返して終えましたし、最近は特段海外の影響を受けずに独歩高基調を強めているのが日本市場。3月権利取りの動きが下支えとなっています。

今晩は中国以外にもユーロやアメリカでもPMIが発表されます。執筆現在ではユーロ圏のPMIは予想を上回り好調だったことで、ユーロ高ドル安が進捗しています。為替に関してはドル円が先週のFOMCを契機にやや円高基調が続いており、このまま行くと昨年12月と今年3月で122円辺りのダブルトップという形になります。まあ日本政府としては来月の統一地方選挙に向けて過度の円安が止まるのは好材料ですから、大体120円辺りでの推移が続くのでしょう。

株の方に話を戻すと、データで見るアノマリー的なものも3月後半高を示します。実際、私が確認できる96年以降のメジャーSQ日終値から月末までの日経平均の勝敗は14勝5敗(直近9年では実に8勝1敗で、うち1敗は震災の年)で、その平均上昇額も207.6円となっています。やはり3月権利取りの動きや、貸株の名義返済に伴う買い戻し圧力などが押し上げるのでしょう。

今年の場合現状既に306円上昇していますから、あと100円下げ余地があるとも言えそうですが、また別のアノマリーで見ると3月月末から5営業日は、権利落ちが含まれるにもかかわらず、上昇しやすいというものもあります(直近10年では7勝3敗)。ただ、それは直前の権利取りの動きが特に強く出るので、権利落ち後の3日間の騰落は逆に下落しやすいというデータもあります(直近10年では4勝6敗)。

もう一つ付け加えて言えば、権利落ち日は直近22年間で15勝7敗(つまり配当落ち分を埋めてプラスになった)という話もあります。落ち日に年金資金などの機関投資家が配当が実際に手元に入ってくるまで、落ち分を先物でカバーしてくるからとも言われています。

ということは、これらのアノマリーに沿えば期末5営業日前の25日、そして権利付き最終日の26日は特に強含んで、27日もプラスキープも、翌週30日、31日は弱いという流れになりそうです。特にオプションなどの絡みもあって3月中に2万円を達成させたい圧力も絡んでくるものと見られ、場合によっては今週中の2万円達成も念頭に置いておくべきでしょう。

4月になったらなったで、機関投資家が新規のポジションを作ってくるという傾向もあって、また買われやすい地合が続きます。ただ4月1日は日銀短観が出て、週末には雇用統計がありますから、4月になった途端にイベントがあわただしくなってくるという感じでしょうか。ともあれ、今週に関しては強いと考えておいて差し支えないと思います。

個別ではエーザイ(4523)の急騰が目立っています。今週に入ってからまた一段と騰勢を強め、昨日と今日で日経平均を90円以上押し上げ。本日も今まで売りレーティングだった大和証券が一気に最上位の買いに見直したことで勢いに拍車がかかりました。これは一時期のミクシィ(2121)のパターンに似ているような気もする一方、1万円も見えてきたことから天井感が強くなってくるのかなと思います。


新興市場も「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズの方はは主力株のミクシィが今週も強い動きが続いて指数を牽引しました。ただ他の株にまではその恩恵が回らない格好。

そんな新興市場は本日から3日続けて一日3銘柄の上場とラッシュが続きます。セカンダリの弱さもあって、本日上場3社は共に初日に初値を付けました。しかもその中の一つRSTECHHD(3445)は主幹事がネット専業のSBI証券だったこともあり、朝方から売り気配スタートで公開価格を24%下回るスタートに。その後は持ち直しを見せましたが、全般的にクールダウンしている感じはあります。

個人的にはまたアホみたいにIPO銘柄に資金を取られると、本来他の銘柄へ入るはずの資金(所詮短期的なものですが)が拘束されてしまい、市場全体の流動性が細るので、程々で良いと思います。ただ今週が終わっても来月にはサンバイオ(4592)、また引け後にはニュースアプリのグノシー(6047)のマザーズ上場が承認されました。なかなか注目度合いが高いIPOが続きます。日本郵政という巨大なクジラが出てくる前の駆け込みといった感じでしょうか。

ともあれ、今週に入って新興市場はようやく出遅れ感の修正に向かう感じにはなってきています。東証1部でも今まで上がってきた銘柄が一服し、不動産や建設株といった出遅れ株物色の流れになりました。マザーズ指数は昨年9月以降、大陽線を付けても翌営業日から既に勢いが無くなってしまう傾向が続きました。昨日はまたそのパターンで一旦押したのですが、本日はミクシィ一社の健闘ではあるものの、ともあれ上値を伸ばしてきた点は評価できると思います。

前回も書きましたが、新興市場空売りが出来ない銘柄が多い分、値動きが一方通行になりやすい傾向があるため、一旦トレンドが定まるとそのまま強いエネルギーで上下に向かいます。なので、この勢いを絶やさないようにしなければなりません。そうなると、今までの相場上昇に乗れていなかった個人投資家が鬱憤を晴らすかのように一気に入り込んでくることで、一転強い相場になる可能性があります。

特にJASDAQ市場は繰り返しているように、PERや配当利回りの面でも東証1部に比べて割安感が出ています。加えて今週は権利落ち日を通過することで、利回りや優待狙いの買いが無くなり、バリュー株から成長期待株へのシフトも期待できます。


ポートフォリオ銘柄】
酉島製作所(6363)は続伸。前回も書いたように、アメリカでも水不足が深刻化する中、水関連株として注目度も高まってきている感じです。同社に関しては配当利回りも2%近くあり、権利取りの動きも出やすいところでもあります。引き続き注目。


ホシザキ電機(6465)も続伸で上場来高値更新。地合が悪い中で強い動きが続いています。同業の中野冷機(6411)も2月に今期見通しの大幅減益を見せて急落も、その後売り一巡から切り返しの動き。同社は権利取りの動きが関係のない12月決算銘柄ですから、それでここまで強いのであれば、今後も強い動きの継続が期待できます。引き続き強気で。


M&Aキャピタルパートナー(6080)は反落。昨日まで年初来高値更新波動が続いていましたが、ようやくの一服となりました。昨日のフジサンケイビジネスiの記事によれば、中国での反日感情や人件費高騰を受けて、中国からの撤退を検討する企業に対するコンサルタントビジネスが活況だということで、同業の日本M&Aセンター(2127)が取り上げられていました。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/150323/bsd1503230500004-n1.htm

となってくると、当然同社の方にも同じようなビジネスチャンスが拡がっていると言え、今後はこういった分野での仕事も増えてくるような流れだと思います。中国では撤退していく企業に対して従業員に対する手厚い補償や、設備などの固定資産を置いていくことを条件にしたりと、なかなか一筋縄では撤退させてくれない様子。丁度稼働コストは安いものの、廃炉コストが高い原発に似ているような感じもします。

ともあれ、まだチャート的にも特段天井感も出ておらず、上値追い波動は継続中と見られます。こちらも引き続き強気で。


【注目銘柄】
FTコミュニケーションズ(2763)は続伸。こちらは先週配信の有料メルマガで買いで取り上げ。今週に入ってから突然動意付いて、昨日は約1年ぶりの高水準の出来高となりました。本日は一服やむなしと思いましたが、同じくらいの商いをこなして更に伸長。強い動きが続いています。

割安感の強いJASDAQ市場の銘柄で、利回りも3%を超えています。中小企業向けOA機器販売主力ですが、先般発表された法人企業統計でも設備投資は7四半期連続増加となっており、足元の景気回復期待感に合わせて事業環境は良い状態です。実際、同業の日本プリメックス(2795)は増配を受けて急騰しており、キャノンMJ(8060)も年初来高値更新波動です。

ところで利回りが高い、となると逆に権利落ち後が怖い、ということになりますが、実は同社は何故か昨年、一昨年共に3月権利落ち前後に突然強含み、急騰しています。これは理由はわからないのですが、親会社光通信(9435)との株の権利的なやりとりが何らか関係しているのではないかと推察します。ひょっとして今年も・・・という波動になっています。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。