KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

FOMCを控えて閑散

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日経平均は本日反発。前日のNYは耐久財受注が弱かったことやFOMCを控えて警戒感が強まり軟調。フォードが決算を受けて売られたことも重石になりました。

それを受けた日経平均ですが朝方から買いが先行。前日まで売られたことから、反動が出ました。昨日決算を発表したファナック(6954)JTBと訪日外国人向けサービスで提携やアリババの決算を受け買われたソフトバンク(9984)らが指数を押し上げました。他方TOPIXは相対的に弱い動きで一時マイナスに転じる場面も。ただ比較的高値圏をキープし、終値でも18900円台を維持しました。売買高は17億株台、売買代金は2.1兆円台とFOMCを控え低調でした。


投資判断は「やや買い」。先般「イベントを控えて商いこそ薄めでしょうから、とりあえずFOMCの水曜までは動き辛さがある」「今週はさすがにグングン買い向かう程の積極性は見られようもない週です。一方で売り仕掛けられるような雰囲気でも無いため、全般的に高値圏での膠着感が持続する形になりそう」としたような動きになっています。

そして今晩はいよいよ注目のFOMC。ここまでアメリカの経済指標は予想を下回るものが目立ちますし、前回のFOMCから今回にかけて利上げを正当化する材料が加わった印象に乏しい状況です。雇用統計の数字だけは良いものが続いていますが、一方で大企業の大規模リストラが相次いでおり、先行きに関して楽観できるものはありません。特に今回イエレン議長の会見もありませんから、普通にイベント通過とできるのではないでしょうか。

それをクリアした後は30日の日銀金融政策決定会合ですが、また確認になりますけれど、アメリカの利上げがなければ日銀の追加緩和は無いでしょう。あってもせいぜいETFの買い付け枠拡大くらい。それを追加緩和と前向きに捉えることができるかどうか。

一応市場はそれらの重要イベントを前に警戒感を示しつつも、実体面としては決算を受けた個別プレイに徹しているような感じでもあります。決算シーズンの特性上、足元までに出てきている決算は大型株や機械株といったところですが、その機械・精密の分野はやはり先行き警戒感通り悪いものが目立ちます。ただ、それでも決算後は買われる銘柄が多く、それが指数を引き上げている要因にもなっています。

今後も特に原油価格の下落が機械株(シェール掘削向けなど)に悪影響を与える警戒感は残るものの、利上げの先送り→ドル安から原油価格は上昇圧力が強まりやすい環境にはあります。他方、ドル安となれば円高が重石になってくるのですが、その辺りどこまで株価が織り込んでいるか。個人的にはだいぶ先行き警戒感を織り込んでしまったものと見ています。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に軟調東証1部でも決算が出た大型株が買われる一方、小型株は警戒感からの売りが出ました。特にJASDAQなどは総じて商いが薄く、売買代金は低い状態になっています。直近IPOなど一部の銘柄には盛り上がりも見られますが局地的。この市場が盛り上がらないと、ちょっと相場全体のエネルギーが高まってこないですね。


ポートフォリオ銘柄】
日本プロロジスリート投資法人(3283)は小動き。全般的には追加緩和期待感も背景にあってか不動産関連はしっかりしており、REIT指数も75日線から上放れ感が出ています。ただ現実的には上述のように追加緩和は無いでしょうし、大手証券会社による見通しもトーンダウン。一方、特にREITETFの買い付け余力はだいぶ減ってきているので、ここの弾のリロードに対しては引き続き期待感が高まりやすいとは思います。


CYBERDYNE(7779)は反発。相変わらず底辺を這う日々が続いていますが、本日のリリースでは医療機器「HAL 医療用下肢タイプ」の審議を10日に行うとのこと。本当に少しずつですが、話は前に進んでいっているような感じです。そのスピードに対して株式市場の期待値の逓減の方が早いようですが、基本的には国策にのっとった事業だと思いますから、ここは我慢のしどころでしょう。


【注目銘柄】
ファナック(6954)は大幅反発。こちらは先般も当欄で「(中国の利下げや為替の円安などを背景に)アリだと思う」銘柄として挙げましたが、案の定決算を受けて買われる動きになりました。第一四半期に下方修正した上半期計画にほぼ沿った内容で減益着地。一方、通期見通しに関しては若干上方修正をしてきました。

今回の決算シーズンは少なくとも今のところ、決算の如何よりもその決算が出た際の株価位置が大きく影響しているような感じです。例えば下がっていた機械株などは良い決算を出しても悪い決算を出しても買われている(翌日売られたとしてもすぐ買い戻しが入る)一方、既に高い位置にある小売り株などは良い決算を出しても悪い決算を出しても売られています。であれば、多少決算が悪くても株価位置が下の銘柄の方が安心感があります。


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そして次回は10月の成績発表です。10月はなかなか動き辛かったので売り銘柄をそれぞれ処分したに止まりました。ちょっと成績はパッとしないかも知れません。ともあれ精算して来月につなげたいと思います。お楽しみに!

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。