読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

幻のSQで反発!

★☆★☆【有料メルマガ】お申込募集中!!

「損を減らし焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)


▼下記「じょうしょうダルマ」HPから有料メルマガの成績などご確認後、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,320円~

相場が続く限りチャンスは無限大。
一度お試しいただければと思います。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は金曜反発。前日のNYは原油価格が一段と下げる中でもエネルギー株がしっかり。4営業日ぶりの反発となりました。

それを受けた日経平均はマイナススタートとはなったものの、SQ値が18943円で決まったと見られると、その後は一気に買い戻しの動き。一時200円以上上昇しました。中国株が軟調スタートとなったものの、特段嫌気する向きもなく。ただ来週に重要イベントを控える前では警戒感も。結局前日の下げ分を取り戻せずに終えました。売買高は24億株台、売買代金は3兆円強でしたが、SQ分が1.12兆円と見られ、それを差し引くと閑散でした。


投資判断は「やや買い」に。先週はとにかく下げた一週間で、3日の高値から直近安値までの下落率は実に4.7%に達しています。そしてメジャーSQで需給要因がとりあえず一巡したと見られたものの、金曜のNYは一段安。引き続き原油価格が下げ止まらず、世界同時株安の流れになってきました。それを受けてシカゴ225先物は18730円ということで、あっさりSQ値割れの水準に。週明けは大きく売られる展開が見込まれています。

世界を見るとドイツDAXはここ一週間で7.6%の下落、一方アメリカS&Pは3.8%程度の下落に止まっており、各国でそれぞれ差があります。ただS&Pは11月の安値を下回ってしまいました。上海の方も4.2%の下落となっていますが、中国のバフェット郭広昌氏が失踪、当局に拘束されたなどと憶測が飛び交って関連株が売られ雰囲気が悪く。上海株も5週間ぶりの安値となりました。

基本、ここからのリバウンドは見込んでいますが、とは言うものの残念ながらその帰結点はだいぶ水準が下がってきたような印象を受けています。そういう意味合いから投資判断は一段階引き下げざるを得ません。

しかし、今回の下げには参りました。先般より指摘していたように、水曜までの下げは想定内でしたが、木曜も下げて金曜も反発力が弱く。すっかり見通しを見誤って申し訳ございません。「今週は我慢の週」と言っていましたが、結果的には「一旦外して様子見すべき週」でした。ここからは反省会を兼ねて後講釈を進めてみます。

まず先週がメジャーSQを前にしたポジション都合による値動きになったのは想定通りです。が「そこまではさすがに無いだろう」と考えていた、結局最も建玉の多い19000円に吸い寄せられる形で、250円ずつ順々に日経平均の値を下げていきました。市場の出来高が薄い時期(海外投資家などがお休みモード)なので、そういった可能性もあると考えるべきでした。実際、昨年も12/8~12/17、一昨年も12/9~12/16にメジャーSQを挟んで売られる場面がありました。

水曜の時点で先物ロールオーバー(12月限月先物を持ちっぱなしだと明日の朝のSQで強制決済されてしまうので、ポジションを保持したい筋が次の限月である3月限月に乗り換える動き)はほとんど終わっていました。実際、木曜の時点で12月の建玉は20万枚台(すみません、既に消えてしまって正確な数字が見られなくなりました)、一方3月の建玉は349880枚となっていました。ですから、それにともなう裁定解消売りも、水曜の時点でほとんど終わったはずでした。

そんなわけで私は早ければ水曜の14時頃から一気に買いが入ると思っていたのですが、外部要因に対する警戒感もあってそのまま安値圏で終わってしまい、じゃあ木曜は寄り付きから買われるだろう・・・と思っていたら、為替が一気に円高に振れてしまって「デリバティブによる需給悪の次の悪材料」が表面化した感じです。

為替に関しても円高基調が想定されるのは指摘した通り。ただボリンジャーバンドの-3σを割り込むほどの強烈な円高になるとまではやはり想定外でした。このドル売りがほとんど原油相場を強くする要因とは働かず、むしろ原油売りとドル売りがヘッジ目的で連動されているような値動きとなっています。

やはりデリバティブによる需給要因の大半は水曜で終わったと見られ、木曜以降はまた別の要因(原油相場や円高、チャートの崩れなど)を背景にした下落と見られます。

ただ、言いたいことは色々あります。GDPや機械受注、工作機械受注が良かったのに何故ここまで売り込まれる必要があるのか。しかもほとんど買いが入らず商いが薄いまま下落していますから、8月の中国元切り下げショックの急落に比べて深刻度合いは薄いはずです。原油安も日本にとっては本来強い恩恵ですから、恐らく次の景気ウォッチャー調査などでも良好な数字が期待できそうです。テロの起きない地政学リスクの低さも好材料です。

また、今回の急落はそれぞれあらかた事前に予想されていたこと。すなわちECBの追加緩和に対する期待外れ感、アメリカの利上げ確実視、OPECの減産無しは、そんなに意表を突かれた感じの、新規の悪材料でもありません。

とりあえずここからの戻りは引き続き想定するものの、チャート的には崩れてしまったのでV字回復は無く、戻りは限定的と考えています。

とりあえず反省部分は終了。話をもっと卑近的なところに戻して、目先の予想に移ります。まず先週発表の投資主体別売買動向では現物は外国人も買い越しだったものの、先物で大きく売り越し。トータルでは外国人は売り越しとなりました。今回のSQや雇用統計前のヘッジの意味で金曜に大きく下げたところに、外国人売りが現れたのだと思います。

先週もやはりSQを睨んで先物の売りは大きいでしょう。久しぶりに見る空売り比率は先週に入ってから40%に接近する場面が目立ってきており、また売り方の攻勢が厳しくなってきている印象を受けます。FOMCを前にした世界的な薄商いの中、売り仕掛けが跋扈している感じです。そういう意味では8月もお盆や甲子園シーズンの薄商いの中を徹底的に売られる感じでしたが、当時はまだ出来高がしっかり膨らみました。

今回悪玉にされているのが原油相場ですが、原油に関しては前回も書いたように原油というウィークポイントを攻めることで、より大きな株式市場や為替市場を動かすことが出来るので、筋のターゲットになっているものと思われます。例えば為替取引の市場規模は株式投資の4倍ですが、原油先物の市場規模は株の1/100にも満たないレベルです。その原油に株価や為替が反応してくれるんですから、売り方が狙いを定めるのも頷けます。

こんな状況下ですがチャートも案外バカにできません。75日線の下落が続く中で一目均衡表の雲ねじれ部分(月曜辺りに存在)も下回るリスクが出始めており、割り込んでしまうようなら投資判断は更に引き下げないといけなくなってきます。

その75日線が今日から上昇に転じてきたマザーズ指数は全般的に底堅い動きが続いています。バイオ株に好材料が相次いだという面もありますが、基本バイオ系の材料はいつもどこかしらで出ています。それにどの程度反応するかしないかだけの話なのですが、反応しやすい下地が整っていたからこそと言えるでしょう。75日線の上昇はここ3ヶ月間の買い付け単価が増えてきたことを意味しますから、資金の回転が効きやすい好需給状況を意味します。

そういうわけで、日経平均終値ベースで18600円、TOPIXは同1515ポイントは死守しないといけません。そうすれば一目均衡表の雲は割り込まず、75日線も上向いてくるので、需給面に続いてチャート面も最悪期は脱します。

当然アメリカの株式市場も無視するわけにはいきません。今週水曜の利上げは想定線として、結局事前に十分織り込んだとは言え、実際の利上げのショックに向けて資金が避難している部分もあります。それが原油の売り仕掛けで増幅されているとも言えます。前向きに考えれば、利上げ前に上昇していたら利上げを受けてガクンと下がるでしょうから、利上げ前に下がっていた方が後々禍根はありません。

繰り返しになりますが、本来日本株は世界の中で最も買われて然るべき安心・安全な金融商品だと思います。それでも原油相場やアメリカの利上げと言ったところを無視できないのもわかります。実際、メジャーSQだと言うのにここまで出来高が少なかったのは最近ではほとんど記憶にありません。

今週のイベントは何と言っても水曜のFOMC、またその後の伏兵日銀金融政策決定会合が金曜にあります。私も大方の市場予想通り「利上げ」及び「追加緩和無し」と考えていますが、それがまたイベントドリブン型のトレーダーによっていかにかき乱されるか。この一週間をいかに無事乗り切るかに苦心が続く展開になりそうです。


新興市場も「買い」。金曜は両指数共に堅調。東証1部の反発が新興市場にも作用し、全般的に買い気の強い一日にはなりました。それでも明日はさすがに東証1部のリスク回避の動きが新興市場にも波及するでしょう。新興市場の方は原油価格や為替の影響も実際には薄い銘柄が多いはずですが、投資家のセンチメントの悪化に悩まされそうです。


・・・と言うわけで、文字数制限の関係で今日はここまで。個別のことに言及してもとりあえず明日はまとめて売られそうですしね。



その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。