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KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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また今年に入ってから2週間ばかりお休みしましたが、地合が悪かったので雲隠れ・・・していたわけではありません。いや、本当ですって(~_~;)当然、仕事柄相場が荒れると忙しくなるので、無料の方はなかなか更新できなくなる事情があります。お許しを。一応一段落ついたので、またやわやわと(※富山弁で「ゆっくり」などの意味)更新していきますので、お付き合いください。

それで、大荒れが続く日経平均は金曜急反発。前日のECBにおいてドラギ総裁が3月にも更なる追加緩和の姿勢を示したことから、欧米株が上昇。原油価格も底打ち反発の流れになりました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが殺到。前日後場に高値から700円以上の下落を見せ安値引けしたところで、売り一巡感が出たことも手伝いました。いきなり16500円を回復すると、その後は16500円を挟んだ一進一退に。

それでも各指標が圧倒的な割安感を出していたことやここまでの下落幅からリバウンドの勢いは継続。後場から原油やNYダウ先物が上げ幅を広げドル円も118円に接近すると、次第に買い戻しの勢いが強まりました。引け間際には1000円高近いところまで上昇し、17000円回復も見えましたが、最後は力尽きわずかに届きませんでした。売買高は26億株台、売買代金は2.8兆円台とそこそこ膨らみました。


投資判断は有料メルマガの方で木曜から「やや買い」に引き上げています。金曜のNYはWTI原油先物が一気に32ドル台を回復したこともあって、株式市場も大幅続伸。ドル円も一気に119円に迫る場面がありました。それを受けてシカゴ225先物は17300円を回復しており、来週月曜の日本株も買い戻しの勢いが続くものと見られます。

で、とりあえず今回はリハビリも兼ねまして、お休みしていた間のここまでのお話をまずおさらいしていく必要があると思います。

まず今年の出だしから派手に下げたのが中国株でした。今年からなまじサーキットブレイクなどを用意したため「逆にサーキットブレイクの限界である7%まで売れる」というのが、売り方側の目標のような形になってしまい、結果的に逆効果だったのだと思います。日本の先物ですら8%なのに、中国みたいにボラの大きいところが7%という設定自体そもそも相場をなめていましたね。

それに対して当局は当初「大株主の売りが解禁される」という理由で下げていると(あるいは意図的に)「勘違い」していましたから、その解禁を先延ばしにする、と火消しにかかりました。しかしそもそも大株主の解禁は昨年からわかっていたことであり、それが初日から売られる理由ではありません。なので小手先の変更で火が消えるわけでもなく、下落が続きました。

というわけで、まずそんな中国市場の売買が止まってしまうことのとばっちりを日本市場が受けました。ちなみに今では「サーキットブレイカー制度は中国には合わない」と認めています。
http://jp.reuters.com/article/china-markets-circuit-breaker-idJPKCN0UZ0FH

それからは中東の混乱による原油安や世界各地で発生するテロ、北朝鮮による水爆実験といった悪材料も加わりました。「Bombと正月が一緒にやってきた」・・・というのは、ちょっと不謹慎な言い回しかも知れませんが、とにかく市場は新年早々大混乱。ルノーで排ガス不正疑惑が噴出したり、国内では人気アイドルグループの解散報道に加え(これは勿論冗談ですが)、甘利大臣に対するセンテンススプリング(文春)の報道などもあって、悪材料のオンパレードでした。

本来、世界を牽引するアメリカがしっかりすることで、相場が立て直せるはずでした。そのアメリカで出てきた雇用統計が予想を大きく上回る着地だったのに、逆に大きく売られる流れに。前半唯一トレンド転換できるはずのイベントでトレンドが変われませんでしたから、世界同時株安の連鎖は止まりませんでした。また中国の経済指標も軒並み予想よりも良いものが出てきたに関わらず、特段材料視されない空気感に包まれていました。

そんな外部環境の中、本来原油安で最もメリットを受けるはずの日本株も軒並み一緒くたに売られました。これはもう理屈云々ではなく、恐怖や需給という部分にマーケットが支配されているので仕方無いと割り切る他ありません。ですからこの外部環境の落ち着きこそが、日本株の下落を抑える唯一無二の材料でもあります。

日本株だけに絞って話を進めると、今年の下落原動力は確かに空売り比率の高さにあったと思います。一応大発会前に配信した有料メルマガで「空売り40%超えの継続性リスク」を警告できたのは当方だけだという自負はありますが、今年に入って40%を割ったのはたった一日(12日)だけ。それがわずか3週間で3000円安を生み出した需給面での原動力です。

ところが、単純にそういったデリバティブだけの売りが原因かというと、きちんと(?)現物の売りも出ています。というのも、年初からの急落局面において、節目節目(例えば18500円、18000円、17500円など)で、達成した直後の急速な買い戻しがほとんど出ていませんでした。平時であれば、節目に達すると達成感やオプションに絡んだ売買から(よく言われるリンク債やノックイン債などの絡みもあって)、少なくとも1日、2日は買い戻しが入ります。それが全く無血開城でドンドン関門を突破されました。

その原因はやはり現物の投げ売りです。それを物語る一端は裁定買い残の急減に見られます。裁定買い残は例えば先物売りと現物買いをセットにした売買の現物部分の量のことを指します。それが先物売りの解消(先物の買い戻し)と同時に市場に現物の売りとして還流します。が、それが減ったままの垂れ流しが続き、遂には今年の第一週の解消売りは7000億円超。第二週も2000億円を超えました。
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/gai.cgi

過去の例を見ると、大体急落局面において1兆円前後に達すると、売り出尽くしとなります。昨年8月のチャイナショックもそうでしたし、日経平均が6月高値を付けた後もそうでした。更に一昨年14年10月の急落の際も、また更に遡って14年1月からの下落もそうですね。

そう見ると、既に大体良いところまでの数字になったので、金曜の大反発が誘因されました。どんなに状況が悪くなろうとも、売る玉が尽きれば株価は下がりません。下がるためにはまた玉を補充しないといけません。

「いや、ちょっと待て。リーマンショックが始まる前の07年3月には3週間で2兆円も減少した週があるぞ」・・・確かにそうですね。しかもすごいのは当時、それだけの売りを吸収して、特に株価はそこまで売り込まれませんでした。それだけ当時の第一次安倍政権は力があったかのも知れませんね。ただ言えるのは、当時の裁定買い残は6兆円もあり、現在の倍ほどもありましたから、減少幅が2兆円となるのはやはり割合的に異常値でもありません。

私があまりアテにしない騰落レシオも遂に60ポイント割れ。木曜の時点で騰落レシオは遂に53.8と、08年1月22日の52.8に次ぐ過去2番目の低さになりました。いくら私がアテにしない指標とは言え「過去最大」とか「歴史的」と修飾語が付けば、無視するわけにはいきません。
http://nikkei225jp.com/data/touraku.html

というわけで、騰落レシオ、裁定買い残という部分に関しては、もう木曜の時点で陰の極を示していました。それらを論拠に、木曜に投資判断を「やや買い」としました。

ただ「やや」にしたのは長期的な展望に関しては暗さを感じているからです。チャート的に日経平均TOPIX共に昨年安値を割り込んでしまい、下落トレンド入りが確定した形になりました。2万円に乗せた12月頭からわすが一ヶ月半で割り込んでしまい「15年の一年間は一体なんだったのか」モードに突入しています。

2月のオプションでは何と13000円のプットが最も出来高を膨らませており、年初の安値3円→22日高値105円まで何と35倍にも伸びました。19日からの3日間だけでも10倍近い暴騰率で、非常に不穏な動きが出ていました。

まあ出来高が大きいと言っても価格そのものが低位ですから売買代金ベースではそれ程でも無いですし、いくらなんでも仕掛け的な(特に実現しないところで誰の邪魔も入らない部分で遊ぼうという)動きだろうとは思います。ボラティリティーインデックスを引き上げるための作戦かも知れませんしね。しかしそれが成立する程の恐怖感が演出されたという事実は確かにありました。

来週のイベントとしては月末に日銀金融政策決定会合を控えています。特に今年から政策決定会合の回数が8回に減じられた代わりに、今まで4、10月の2回だった展望レポートは1,4,7,10月の4回に拡大。ということで、今月末の会合は展望レポートの出る比較的重要な会合、メジャー会合とでも言いましょうか、そういう位置付けです。となるといつものパターンで「足元でこれだけ株価も下がってきたし、追加緩和をやるんじゃないか」という期待感が高まる頃合いです。
http://jp.reuters.com/article/boj-sked-idJPKCN0QC09F20150807

もっとも、実際に追加緩和はやらないと思うので、来月になるとその反動が出るかも知れません。追加緩和はやるにしても4月の話で、12月に地ならしとして少し拡大したのに、2ヶ月連続で株式市場にサービスすることはないでしょう。また、やはり選挙が控えるので(私はやる必要は無いと思いますが)4月本命の期待感が高まってくるものと思われます。

一番困ったのは、世界的に緩和が効かなくなってきていることです。どんなに中央銀行が利下げをしてもデフレ圧力が抜けきらない、というのは実は日本だけの話ではありません。欧米でも物価は上がりにくくなっており、インフレ率は目標の2%に届いていません。結局、ITがもたらす慢性的なデフレ圧力(または賃金を欲しないロボットが人間の仕事を奪う現実)が、次第に実体経済を蝕んでいるように思います。

・・・とか何とか書いているうちに、文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。ただ折角の戻り局面なので、一つ京浜急行(9006)を月曜寄り付きから買いポートフォリオに組み入れることにします。他にも色々取り上げたいものがありますが、取り上げ理由などはまた次回以降に回します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。