読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

4月の成績発表

★☆★☆ 第6回目開催決定!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で6度目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :5月21日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/372342/

馬渕氏の新刊「勝率9割の投資セオリーは存在するか」好評発売中!
世間で広く支持されている俗説を、長期にわたったデータを用いて検証が行われています。
是非ご一読ください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

前回更新時からまた随分間が開きました。以前チラッと書いたように引っ越しがあり、それに伴う準備が色々ありまして、ずっとバタバタしていたものですから更新する暇がありませんでした。すみません。

それがようやく無事終わって・・・いません。全く甘く見ていましたorz

元々我々の荷物が少ないことから、大きい荷物だけ頼んで、後の細々としたものは自家用車で数回往復すれば大丈夫だろう・・・と思い、4月になってから少し ずつ使わない荷物から順に運んでいました。ところが、何往復してもきりがなく。荷物の大半は移送完了しましたが、まだ新居の方は雑然としていて、箸の場所 すらおぼつかない状態。

そして最悪なことに、その疲れもあってこのタイミングで本格的な風邪を引きました(T-T)2日間フラフラになりながら、寝汗を無茶苦茶かきました。これ が一番ダメージが大きく、峠は越えたものの未だ喉と鼻がズビズビ。今後引っ越す際は大人しく一切合切業者に頼みます・・・。


そんな愚痴からのスタートで、今回は4月の成績発表です。4月は月初から下落が続いたものの、SQを契機に底打ち反転。外国人投資家もようやく買い転換し てきたことから、スルスルと値を戻しました。ところが期待された追加緩和が不発で金曜は大幅安。そんな中、私のポートフォリオはどうだったでしょうか?早 速検証してみましょう。


【買い銘柄】

日本プロロジスリート投資法人(3283)
247700円→260600円(19営業日保有 上昇率5.2%)


4月は後半からREIT指数が上放れ。ただ2000ポイントを目前にして、結局日銀による追加緩和もREIT購入枠の増加も無かったことから失速しました。それでも下げ幅は限定的になっています。

実はこうして見てみると、昨年9月からREIT指数は月後半に買われ、最後の2営業日くらいはちょろっと売られる展開が続いています。分配金狙いの買いが入って、分配金権利落ちで多少売られるというような感じでしょうか。

ともあれ同REITも一時1年ぶりの高値を更新する動きがありました。特に今回の熊本での大震災においても、物流の重要性が一段と身にしみる結果になった と思います。そういう時に耐震性も強い高機能の大型物流施設が更に重要性を増します。来月は決算月でもあるので、分配金取り狙いの買いに期待します。


DMS(9782)
664円→659円(19営業日保有 下落率0.8%)

今月マザーズは強い動きを見せましたが、JASDAQの方はそれ程でもありませんでした。で、同社はラクーン(3031)の越境ECサービスである「SD Export」の出荷代行を請け負っています。

中国政府は8日から日本製品に対する関税をいよいよ引き上げ、いわゆる爆買いに対して歯止めをかけようとしています。特に今回大きくなったのが高級腕時計などの贅沢品。今年から銀聯カードの使用上限を設定したり、あの手この手で資本の海外流出を防ごうとしています。
https://netshop.impress.co.jp/node/2808

それに触発されたように、今月は越境EC関連株が軒並み高。分割をきっかけに急騰を始めたジェネレーションパス(3195)(上海の経済特区で行っている ネット通販事業にサイトの運営ノウハウを提供)を筆頭に、アウンコンサルティング(2459)(越境EC支援サービスを展開)、Hamee(3134) (越境ECサービスを展開)、ブランジスタ(6176)(海外販売代行サービスを展開)がそれぞれ大幅高となりました。

というわけで、越境EC関連株には特に注目をしています。実際に成果が出てくるとまた刺激材料になると思いますから、それぞれ関連株の決算にも注目です。


【売り銘柄】

キーエンス(6861)
4/2より 59630円→67160円(19営業日保有 上昇率11.2%)

円高局面での逆風を見込んでのエントリー。ところが中旬から相場が反転し始めると、売り方の買い戻しを巻き込んで急進。また27日の好決算発表を受けて、 年初来高値更新となりました。うーん、これは明らかに失敗しましたね。もし7万円を明確に超えてくるようだと昨年の上値抵抗線を上回り、上場来高値更新波 動になってきますから、終値ベースで7万円を付けてくるようなら損切りとします。


大東建託(1878)
4/4より 16300円→15495円(18営業日保有 下落率5.2%)

消費増税延期観測によるデメリット株としてエントリー。これに関しては結構良い戻り高値水準での売りエントリーとなって、その後は地合が強含む中でも逆行安となりました。

そして金曜の昼には決算を発表。前期着地や今期見通しは四季報予想を下回る水準となりましたが、まあそもそも日銀の0解答を受けた相場急落にかき消されま した。そういう意味では絶妙の発表タイミングだったかも知れません。ただ、同時に発表した自社株買いのアナウンスメント効果もかき消されてしまいました が。

いずれにせよ消費増税が出来ないのであれば駆け込み需要は無くなりますし、過剰な節税行為に対する対策の強化なども打ち出される可能性があります。足元で パナマ文書が物議を醸し出しているように、節税行為には厳しい目がありますからね。75日線を割り込んでくると、いよいよ本格的な下落トレンド入りと見ら れます。


ソフトバンクG(9984)
4/10より 5660円→5988円(14営業日保有 上昇率5.5%)

地合の悪化を見込んで、また自社株買いの効果もそろそろ切れるかと思いエントリー。ところが実際には地合は好転し、自社株買いもほとんど買い余力が残っているということで、連続陽線の好需給が続きました。こちらもエントリータイミングは完全に見誤りました。

ただ金曜の追加緩和無しを受けて地合の方は悪化。後場から同社を含めた指数寄与度の高い銘柄が軒並み断続的に売られ、指数を押し下げました。6000円という節目は同社にとっては抵抗力のある価格帯ですが、週明け踏みとどまることができるのかどうか注目です。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.10(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 4/1終値 16164円→16666円(19営業日 上昇率3.1%) 0.16(%/営業日) 
TOPIX   4/1終値 1301  →1340 (19営業日 上昇率3.0%) 0.16(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北。地合の下落を見込んで売りポートフォリオを増やしたのですが、それらが踏み上げにあってやられました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数725.8ポイント
また少し後退。5月こそは巻き返しを図ります。


そして気になる5月の相場展望ですが、投資判断は「中立」。ただそろそろ「やや売り」くらいにはした方が良いのではないかという感じがしてきました。

月替わりで気になってくる事は、株式の需給関係の変調が挙げられます。

例年4月は外国人投資家が買い越しやすい時期として有名でもありました。理由ははっきりしませんが、例えばNYダウは過去10年間4月は全勝で、このまま いけば恐らく今年もプラスとなります。一説には税金還付による株式市場への資金再流入が起こりやすいとも言われますが、ともあれそのアメリカ市場の好調が 外国人買いに繋がるという面はあるでしょう。

それが5月になると逆転・・・とまでは言いませんが一服します。直近10年間の5月の外国人投資家による日本株売買動向は6勝4敗と、かろうじて買い越し の方が上回っていますが、09年以降の5月は買い越しと売り越しが交互に続いています。アノマリー的ですが、去年は買い越しだったので今年は・・・。

また、先般3/26のブログでも指摘したように、4月の隠れた需給イベントとしてTOPIX調整係数の解除がありました。4月は特に3月期決算銘柄の変更 が多いので、需給バランスが変わりやすい時期でもあります。まず調整係数とは何か。詳しくは下記のリンクを参照されるのが正確ではあります。
http://www.jpx.co.jp/markets/indices/line-up/files/ref_1_FFW.pdf

TOPIX東証1部上場企業で構成される指数ですが、それを指数化するにあたり、各銘柄毎において時価総額や浮動株比率(経営者や親会社といった固定株主以外の、普段市場に流通しやすい株券の割合)を元にして、係数が定められています。

例えば日本郵政(6178)の場合、本当はTOPIXに組み入れるべき比率(株数)は昨年12月末の段階で100%実施してしまうべきなのですが、そうし てしまうと指数に対するインパクトが強すぎて連続性を損なう恐れがあります。そのため、まずは75%分を組み入れて、後日残りの25%を組み入れようとい う調整が入っています。

その残り25%分が「調整を解除」されることによって、4/27引けで組み入れられました。というわけで、対象銘柄には4/27の引け時点で12月末に生じた分の1/3の特殊な買い需要が生じました。これでようやく100%TOPIXに算入されるという流れです。

それで今回は郵政3社という時価総額が計14兆円もあるガリバーな銘柄群の調整係数解除がありました。つまりこの郵政3社の組み入れ分が増加→他の銘柄の組み入れ分が減少ということになり、個々の銘柄には広く薄く売り圧力が加わる形になります。

実際の影響度合いを正確に推し量ることはできませんが、昨年12月末の郵政3社TOPIX参入以降、相場が崩れたのはご存じの通りです。無論、それは原油 価格の下落などによる世界的な株式市場の混乱が主因ではありますが、日本固有の要因としてこの需給バランスの崩れも無視できないと個人的には思っていま す。その際の1/3規模になりますが、今回も悪影響を与えるでしょう。

木曜のNYは日銀の追加緩和が0回答であったことや、時価総額の巨大なAppleの株式を、著名投資家のアイカーン氏が売却したという報道から売られる展 開。特に各指数共に引けにかけて売られる流れになりました。ドル円も一時107円台を付け、シカゴ225先物は執筆現在で16250円という水準になって います。

アメリカも決算シーズンが終盤にさしかかり、個別企業の決算は予想通りとは言えイマイチ感が台頭しています。一方、日米の金融政策には全く変更が無く、投 資家の期待外れ(勝手に期待していただけかも知れませんが)感から、最近あまり聞かれなくなってきた「Sell in May」の言葉がぽつぽつ浮かび始めた感じがあります。

引き続きアメリカ頼みの相場展開が続きますが、原油上昇にも反応しなくなってきたアメリカ株に人々が高値警戒感を感じ始めたらどうなるか。少しずつ階段を 上るようなチャートを描いてきたところで、下りるハシゴを外されると、ババを掴まされるパニック感から飛び降りる人が続出するのかも知れません。連休前の マザーズ市場もそんな感じでした。

今年のゴールデンウィークは日並びが良く、場合によっては10連休の方もおられるようですが、その分日本の市場は海外の動きを織り込み辛くなっています。 板が薄いところに円買いを仕掛けられた時、円高に喜ぶ海外旅行者達よ、陰では震えながら連休を過ごす投資家達のことをお忘れなく。お土産の一つでも買って きてやってくれれば、少しは慰みになるでしょうか。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。