KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

下げ止まらない人民元安が上値を抑える

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日経平均は本日続伸。朝方は買い先行でスタートし、節目の17000円に接近する場面があったものの為替が円高方向に振れる中で失速。中国人民元安が止まらず、6年ぶりの安値水準となったことも嫌気されました。一時はマイナス圏に沈むものの、後場ドル円が切り返してきたこともあって下げ渋り。売買高は14時現在で11億株台と引き続き低調。


投資判断は「やや買い」。決定的な裏付けがあるとはまだ言い切れないのですが、私個人の肌感覚と言いますか、体感的なものとして9月権利落ち以降流れが変わったと感じています。下半期入りという節目もありますが、恐らくは例のOPEC減産サプライズ合意をきっかけにしているような印象です。

サウジの副皇太子は9月頭に孫社長と会談していましたが、金曜その結果として10兆円の大規模テクノロジーファンドの設立が報じられました。原油安に苦しんでいたオイルマネーが、いよいよリスクオンの反転攻勢に転じつつあるのでしょう。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07293520V10C16A9000000/

最後の要は何度も言っていますがアメリカ大統領選挙の結果次第。こればかりは本当にどう転ぶかわかりません。ヒラリー氏がきちんと勝てば、100%まで持って行って良いと思うのですが。

幸いと言いますか、トランプ氏の女性蔑視報道を受けてトランプ氏の支持率が低下しているのは事実のようです。トランプ氏も過去のビル・クリントン氏の不倫問題を取り上げて「あいつの方がひどい」と言っていますが目くそ鼻くそ。個人的にはそんな攻撃の仕方をしたら、少なくとも日本ではむしろヒラリー氏の支持率が上がるような気もします。

一方、ヒラリー氏も最近ウィキリークスにおいて過去のメールが次々暴露されるという事態。ヒラリー氏が嘘つきだ、という評価は益々強固となっています。どちらが大統領に相応しいかではなく、どちらがよりbetterかマシか、という次元の低い争いが続いていますが、世界のトップがこれでは本当に民主主義というものの意義が問われているような感じがします。中国やロシアの存在感が相対的に高まるのもむべなるかな。

そんな不安感もあって10月に入ってからアメリカのチャートが崩れ出しているのは気がかりです。先日NYダウは節目の18000ドル、S&Pも1820ポイントを瞬間割り込んできました。金曜一瞬戻りかけましたが、結局陰線で終わってしまっています。決算が一巡するまで不安感が残ります。

ただ日本株の方は、アメリカとの連動性がだいぶ薄れてきた感じはあります。公平に言えば、これまで世界は同時株高だったのに、日本がお相伴できなかった分を取り戻しつつある印象です。なので決して前向きな理由では無いかも知れません。

一方、過度な悲観論はだいぶ織り込んだ感があるのも確かです。特にドル円はなかなか100円を割れず、一方でアメリカの12月利上げ観測が高まってきていることで、円安方向に進みたがっている感触はあります。

個人的にはもう一度100円を試しに行くと思っていましたが、先週わずかに9月の戻り高値水準である104.50円を瞬間越えてきたので、これが明確に実現できれば一目均衡表の遅行線の雲を突破することで節目を抜きます。そうなれば上述のように積み上がった短期円買いポジションもドドッと巻き戻しに向かうでしょう。

円安になればこれから出てくる中間決算で示される通期見通しの数字が信憑性を帯びます。中間決算は本決算の次に重要なポイントで、折り返し地点の成績表でありますから、ターニングポイントに成り得る素質は十分あります。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共にしっかり。マザーズは引き続き直近IPO銘柄などは強いものの、そーせいG(4565)などの主力株がサッパリで指数的には朝方までは弱かったのですが、後場切り返しの動き。一方、JASDAQと特に東証2部指数なんて2月以来の高値水準になっています。東証1部の動きが鈍い中、小型株市場がちょっと面白い展開になってきています。


ポートフォリオ銘柄】
DMS(9782)は大幅高。昼休み時間中にエイジア(2352)との業務提携を発表。EC事業者向けにお互いの強みを活かして販促支援サービスの共同提供するとのこと。エイジアの方は同時に業績予想を上方修正したこともあって、後場買い気配スタートになりました。

いやー、先般はラクーン(3031)との協業「SD export」の進捗が順調と伝わって急騰しましたが、本日も立て続けの攻めの好材料を発表。株価の動き的にも確変モードに入ってきた感じがあります。長らく時間がかかりましたが、ようやくビジネスモデルの転換が花開いてきた印象。PBRはまだ0.5倍ですし、流動性さえ増してくれば適正水準に株価はもっとサヤ寄せされると思います。


キーエンス(6861)は続伸。本日も無事最高値更新の動きになって、上放れ基調が強まっています。相変わらずの圧倒的な売り長ですし、超値がさ株ですから鬱陶しい五月雨の小口売りもありません。ましてや最高値更新ですから戻り待ちの売りもなく、上がりやすい環境になっています。


本日寄り付きより買いポーフォリオ入れとなったファーストリテイリング(9983)は反落。大和証券の目標株価引き上げなどがありましたが、金曜大幅高の反動が出てしまいました。まあこの辺りも超値がさ株ですから、チマチマした売りは出てこない感じです。


さて、今回はまた一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはアニコムHD(8715)です。

理由は保険株であること。本日も保険株がそれぞれ上昇していますが、なんだかんだで9月末を目先の底に強い動きが出て来ています。銀行の方は海外の金融株の問題もあってサッパリですけれど、結局長期金利もジワジワと上がってきているので、利ざや改善期待があります。が、同社は10月に入ってからも下げ止まらず、出遅れ感が非常に強くなっています。

長期金利の上昇は世界的な潮流で、ここにスポットを当てた戦略が最も有効に思います。債券マーケットは市場規模が大きいので、一度出た流れは簡単に変わらないですからね。業界的にもSOMPOHD(8630)の巨額買収が報じられるなど、攻めの姿勢を見せています。

で、ペット保険の同社ですが、やはり運用の仕組みは普通の保険会社と同じです。なので利ざやの改善はやはりこの会社にとってもプラスです。

今やペットを飼うのが当たり前になっていますが、ペット保険は日本ではまだあまり普及していません。最も進んでいるイギリスで25%に対し、日本は4%ちょっとに止まっており開拓余地が大きいと言えます。一方、人間と違って保険がききませんから、医療費も高額です。ただ、ペットも高齢化社会になってきていますし、糖尿病とかもありますね。

その分獣医さんにかかる割合も増えてきおり、それ故に今後のシェア拡大が期待できます。実際、参入する損保会社が増えてきたので、競争激化懸念も出てくる程。

同社はソニー損保とが大株主にあり、そちらと繋がりは深いです。それ以外にも富士フイルムHD(4901)と合弁で再生医療合弁会社を設立。大企業のバックがあるという点も何かと安心感があります。

今期は増収増益を計画。ただ第1四半期時点では増収ながらも大幅な減益でした。新規契約獲得数が順調に伸びたものの、支払保険金や移転した本社家賃、人件費などのコストが増加したことから減益を余儀なくされています。

ただ従前より中間期までは経常減益を想定していたことから、第1四半期の着地も想定内。保険料収入に対する保険金支払いの割合を示す損害率は前期62.1%→59.4%に低下し、収益力の改善傾向が見られます。

実際、先週末に発表した月次でも、着実に保有契約件数が伸びて正味収入保険料も前年同月比9.7%増。一方支払い保険金は6.6%の増に止まっており、着実に収益性が向上していることが確認できました。

目標株価は2700円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。