KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

11月の成績発表

★☆★☆ 締め切り迫る!!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で8度目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :12月10日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/431400/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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本日は11月の成績発表です。11月はアメリカ大統領選挙でのまさかのトランプショックによる乱高下。その後の株高もサプライズでしたが、ドル円の月間上昇率も95年8月に次ぐ歴代3位の9%超と、大荒れの月となりました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。


【買い銘柄】

DMS(9782)
800円→928円(19営業日保有 上昇率16.0%)

今月も急進となりMVP。10月からこの銘柄の将来性に評価が高まった上、11月は協業しているラクーン(3031)の「SD Export」の売上が前期比61.2%増と伝わり、ようやく花開く動きになってきました。ここから地合が多少荒れたとしても、PBR0.6倍のバリュー株はそう簡単にはやられないのではないかと。12月のMVP獲得にも期待です。


日本セラミック(6929)
1947円→2002円(9営業日保有 上昇率2.8%)

トランプ大統領誕生による不安感から利食い撤退。ところがその後も株価は上がり続け、現状では連日年初来高値を更新し2200円に迫る展開。いやー、これは早まりましたね。良い銘柄ではあると思うのですが、為替の影響を受けやすいところは早々に切ってしまおうと考えてしまいました。まあ別れたこの銘柄にも幸アレ、と祈っておきます。


三菱製紙(3864)
689円→762円(19営業日保有 上昇率10.6%)

ずっと底辺推移が続いていましたが、こちらもようやく動き出しました。特に11月は日経で電池セパレーター増産の話が出たことで、足元の自動車部品株高の流れにも乗れました。円安は製紙業界にとっては逆風ですが、個人的にはいずれどこかと再編するであろう期待感を持ってしばらく眺めていこうと思っています。


みずほFG(8411)
171.9円→184.5円(6営業日保有 上昇率7.3%)

トランプ相場による長期金利の上昇が銀行株に強烈な追い風に。ただこちらも早々に利食い終了としてしまいました。まあ結果論で言っても仕方無いですね。銀行株に関しては、さすがに短期急騰が過ぎたのでこの辺りが目先の限界だろうとは思います。


キーエンス(6861)
74120円→75910円(6営業日保有 上昇率2.4%)

トランプ相場による上昇が予想外の展開だったことから早々に撤退。その後こちらも上場来高値を更新する流れになってきています。ただやはり投資の鉄則として、自分の予想と違う方向に動き始めたら、一旦ポジションを外して様子見するべきですね。そういう意味では正しい判断だったと思っています。


ファーストリテイリング(9983)
35510円→40660円(19営業日保有 上昇率14.5%)

こちらは例年通りの年末株高アノマリーが生きています。東京都心では11月に観測史上初めて積雪を観測するなど、今年はラニーニャ現象から冬物の売れ行きが良好で、金曜に発表された月次でも11月既存店は+7.3%と好調継続。正直まあ業態よりも先物に対する指数寄与度の高さから売買されていますが、とにかく順調なようです。


アニコムHD(8715)
2340円→2580円(6営業日保有 上昇率10.2%)

こちらも保険株の出遅れとして急騰。ただ実は大統領選挙前に買われたので、あまり保険株としての見方はされていない印象です。一応ペット保険も運用は債券主体で行っていますから、金利の上昇は利ざやの改善に繋がるのですが。ともあれこちらも一旦利食い終了としました。


CYBERDYNE(7779)
11/6より 1420円→1473円(19営業日保有 上昇率3.7%)

決算は相変わらずのダメダメでしたが、AIGやアメリカWHILL社などとの提携を相次いで発表。地合の良さもあって底打ち機運は出ましたが、一方で下落基調を変えるにまでは至っていません。うーん、こちらも早めに逃げておいた方が良いような気がします。

例年12月は特に下がってきた銘柄の下落がきつくなるのですが(損益通算目的の売りで)、そういう銘柄は逆に年内最終売買日を過ぎたら買い戻しが出るんですよね。今年は特に個人の売りがこれまでガシガシ出ましたから、ここから大きく下げるよりは、掉尾の一振に期待する方向で考えていこうかなとは思っています。業績が悪いですから元々地合の影響関係ないですしね。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
17185円→17650円(19営業日保有 上昇率2.6%)

引き続き上場来高値更新波動。この地合ではさすがに買われましたが、その代わり買い銘柄も含めて最も月間上昇率の低い銘柄でもありました。つまりマシだったということですね。配当利回りの高さは、長期金利の上昇によって相対的な魅力低下に繋がりますし、また金利の上昇は家主の建築意欲を削ぎます。

そして金曜に発表された受注の月次動向は前年同月比35.7%の大幅減。年間でも遂にマイナスに転じました。ようやく世間に「サブリースの危険性」が認知されてきたような印象を受けます。最近またアパートの空室率が上がってきた記事も出ましたし。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-29/OF8GR66TTDSK01

何より相続対策で余った土地を、わざわざ宅地による評価減にすることばかりにこだわらずとも、新規上場のWASHハウス(6537)のようにコインランドリーにしたり、駐車場にしたりしても一定の評価減はあります。政府もこれ以上空き家の増加は看過できないでしょうし、今後はそういった収益性の高いところに今後はシフトしていくのではないでしょうか。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.62(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 11/4終値 16905円→18426円(19営業日 上昇率9.0%) 0.45(%/営業日) 
TOPIX  11/4終値 1347  →1477 (19営業日 上昇率9.7%) 0.49(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!ただ、半分くらいは地合を読み間違えた上での結果論なので、嬉しさは半分に止まります・・・。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数809.3ポイント
遂に800ポイント乗せ!今年最大の上昇になりました。ただ上記したように、数字程はあまり喜びがありません。来月はバシッと地合も当てた上で、最高値更新を狙います!



・・・と、また文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。全体地合に関しての見解は、また以後のブログで書いていきます。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。