KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

3月の成績発表

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本日は3月の成績発表です。3月は再度高値を伺う動きを見せたものの、アメリカ株がピークアウトしたことで、日本株にも徐々に売り圧力が強まった月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。


【買い銘柄】

DMS(9782)
906円→910円(19営業日保有 上昇率0.4%)

概ね横ばいの値動きでしたが、配当が17円落ちていますから、まあまあしっかりの一ヶ月でもありました。この辺りは為替の円高基調も関係ありませんし、地味に強いと思います。引き続きホールドで。


三菱製紙(3864)
786円→732円(19営業日保有 下落率6.9%)

無配ということもあり、権利取りの動きも出ず弱い動き。為替が円高基調にある中で、本来であれば紙パセクターは強いはずなのですが。引き続き業界再編の動きに期待です。


日油(4403)
1209円→1182円(19営業日保有 下落率2.2%)

半島情勢が予断を許さない中、防衛関連としての位置付けと認識されず。ただ75日線に達したところで下げ止まり感も出てきた頃合いですから、ここからの切り返しに期待。


なとり(2922)
1936円→1927円(6営業日保有 下落率0.5%)

一番良いタイミングで売り損なったのはご愛敬ですが、何とか比較的短期間で利食いできました。地味ながらも成功銘柄。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
15315円→15295円(19営業日保有 下落率0.1%)

同業のレオパレス21(8848)が「固定で約束された賃料が払われない」と大家から訴えられた割には案外しぶとく踏みとどまった月でした。ブラックロックなど外資の大口買いが確認されたところが原因の様子。

ところが、配当権利落ちと同時にドイツ証券とシティによる格下げを受け、株価が急速に弱含み。結果、月足では4ヶ月連続の陰線となりました。特にシティは1月に続く連続格下げですが、元々外国人投資家の多い銘柄として有名な同社、外資系証券の相次ぐ弱気見通しにはさすがに売りが膨らんでくる頃合いです。

今週発表される3月の月次受注は一年で最も大きな数字となる勝負の月ですが、すっかりケチのついてしまったビジネスモデルですし、前年を上回るのは難しそうです。利回りの高い配当落ちも済んだ今、敢えて買う材料は無いでしょう。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170330-00000001-facta-bus_all


三井物産(8031)
1713.5円→1612.5円(19営業日保有 下落率6.3%)

原油価格など商品市況の急落を受け、また株式市場自体の地合悪化もあり商社株には逆風。権利落ちも大きかったので今月の稼ぎ頭となりました。大東建託同様、利回りの高い銘柄をここから買メリットも無くなったので、引き続き弱い基調が続くと見られます。


野村HD(8604)
748.9円→749円(11営業日保有 上昇率0.1%)

再度高値を伺う辺りで、ビビって損の無いうちに終了としてしまったものの、その辺りから相場が崩れだして全く裏目。うーん、この辺りの握力の無さが今月の成績を左右しました。勿体無い。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.03(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 3/3終値 19469円→18909円(19営業日 下落率2.9%) -0.15(%/営業日) 
TOPIX  3/3終値 1558  →1512 (19営業日 下落率3.0%) -0.16(%/営業日)

今月はベンチマークには勝利したものの、マイナスは避けられませんでした。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数883.6ポイント
最高値圏で踏ん張りはしたものの、小幅安。引き続きまずは900ポイント目指します。


さて、足元の投資判断は「売り」。トランプ政権に対する失望感の強まりから、引き続き弱い動きを見込みます。

足元で原油も50ドルを回復してきましたが、全般的に弱い動きが続いています。先物の買い建玉は縮小基調にあるのですが、稼働リグ数の増加幅が加速。昨年9月以来の水準になってきました。この辺りアメリカで金利が上がる前の融資獲得を受けて、多少先行きが厳しくても稼働を始める業者が駆け込みで出てきているのだと思います。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

正直、リグ1基が生み出す産出量は小さなものかも知れませんが、これの意味するところはOPEC側が「あれ?減産しても結局アメリカを利するだけなんじゃね?」と思ってしまうこと。そう考えると、段々協調減産がバカバカしくなってきて、各国抜け駆けで産出量を増やしにかかってくると思います。ですから、このリグ稼働数の上昇という動きを無視することができません。

また、あまり話題になっていませんが、海外のニュースを見ていると2週間ほど前にアラスカで過去30年で最大の埋蔵量を誇る油田が発見されたと報じられていました。まあこれが直ちに市場に影響を与えなかったようですが、再度アメリカが産出量世界一になるのは時間の問題と見られます。
↓記事は読めませんが表題だけでも。
http://ksm.fr/archives/506124

こういった供給サイドの要因が原油価格の上値を重くしているのは間違いないでしょう。基本は上値が重く、下目線で見ています。

金融商品市場それぞれ、これまでこのトランプリスクを気付かずに「知らないフリの良いトコ取り」で買ってきた相場、一度沈まないと誰も納得した水準で買い参戦できないでしょう。その証拠がここまでの商いの閑散ぶりでした。

まだ下落に勢いが付いているわけではなく(出来高も膨らんでいないので)、暴落相場とは言えません。ただ全然買い材料が見あたらない中で、積極的に買うわけにもいかないのも確かです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。