KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

4月の成績発表

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本日は4月の成績発表です。4月は様々なイベントリスクから月央にかけて売られるも、諸々のイベント通過後は安心感から買い戻しの動きが出た月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。


【買い銘柄】

DMS(9782)
910円→898円(20営業日保有 下落率1.3%)

全般的に弱い動きが続きましたが、月末に向けて買い戻し。26日にはクロス取引のような動きもありましたが、特に流れの変化は見られない様子。物流系はヤマトHD(9064)の値上げなどにも見られるように業界全般的に労務上の問題が顕在化しています。そんな中で効率的な物流を提供できる同社の需要は、益々高まっていきそうです。


三菱製紙(3864)
732円→767円(20営業日保有 上昇率4.7%)

こちらも同様に月末にかけて切り返しの動き。円高原油安がコスト減に繋がり、製紙業界は4月から値上げも実施したことで収益改善の流れが整っています。あとは業界再編の動きが加速すれば、同社にも光が当たってくると思うのですが。


日油(4403)
1182円→1256円(20営業日保有 上昇率6.3%)

半島情勢が予断を許さない中、防衛関連としての位置付け・・・とは認識されず。それでもこちらも月末にかけて買われる動きとなって、2月以来の高値水準となっています。売り方の買い戻しが続いています。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
15295円→16400円(20営業日保有 上昇率6.7%)

3月月次受注は予想通り悪かったですが、入居率の高さなどを好感して買い戻しの動きが強まった月に。そして金曜昼には今期増益見通しと、例年通りの自社株買いを発表。自社株買いに関してはこれで14年以降4年連続で本決算と同時に出していることから特段反応は無かったものの、それでも後場からプラス転換とはなりました。

うーん、なかなかしぶといですね。とりあえず5月に入って4月の月次受注を確認したいところ。チャート的には200日線に頭を抑えられている格好にはなっていて、1月高値18170円→4月安値15015円の半値押し水準16600円程度が上値メドとなるとは思うのですが。


三井物産(8031)
1612.5円→1496.5円(13営業日保有 下落率7.8%)

原油価格など商品市況の急落を受け、また株式市場自体の地合悪化もあり商社株には逆風。権利落ちも大きく、無事目標達成となりました。案外落ち始めると早かったですね。原油に関してはまだ下げ余地があると思うので、後述の銘柄で狙っていきます。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.14(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 3/31終値 18909円→19196円(20営業日 上昇率1.5%) 0.08(%/営業日) 
TOPIX  3/31終値 1512  →1531 (20営業日 上昇率1.3%) 0.06(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利。ただ全然更新できずに放置プレイでした。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数908.7ポイント
ようやく900ポイント乗せ。来月はもっと積極的にポートフォリオを動かしていきたいです。


そんなわけでだいぶポートフォリオも少なくなってきたので、今回は一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはJXTGHD(5020)です。石油精製で国内首位の同社ですが銅の取り扱いもあります。売上の8割が石油関連。

今回のポイントはまず原油価格が弱含んでいること。足元では落ち着きを見せていますが、一方で急回復もありません。足元ではOPEC減産延長に対する期待感が高まっていますが、アメリカのシェール掘削が日々増えていますし、万一減産延長となっても原油価格が55ドルを上回ってドンドン高くなることは無いでしょう。

銅価格に関しても、2月にピークアウトして以降、弱含みの動きが続いています。この原油、銅の商品価格が下落するようだと、在庫分の評価減や販売価格の下落に繋がりマイナスなわけですが、そもそも円建てで考えると、足元の円高基調が更にマイナス要因として働いてきます。

もう一つ今回のポイントは株式的な需給面で。同社は4/1から東燃ゼネラルと経営統合となり、東燃ゼネラル石油の既存株主に対して、JXHD株を割り当てられました。交換比率は1:2.55となっており、単純に株式が1/2.55=39.2%増えた格好になります。

この辺りは時価総額の拡大に伴い、正直将来的なTOPIX組み入れ需要に繋がるでしょう。どのタイミングになるかは正直はっきりしていませんが、早ければ5月末のTOPIX浮動株比率変更の時期になってくるかもしれません。

ただ長期的なチャートを見ると11年、13年、15年と2年おきに高値を付けるリズムできており、これらの高値を結んだ上値抵抗線を既に今年も550円辺りで付けてしまっています。あとは少なくとも450円を割り込む流れにはなっているでしょう。

というわけで12日の決算後の下落局面も想定しつつ、目標株価は450円に。月曜寄りつきからの売りポートフォリオ入れとします。


最後に5月以降の相場に関しては引き続き「売り」で見ています。元々NASDAQと連動性が高いとされる日経平均(電気機器分野の寄与度が高いので)ではありますが、ドル建ての日経平均は高値に並んできました。ただNASDAQはわずか5銘柄の指数寄与度が高く(Apple Amazon Facebook Microsoft Google)必ずしもその説は当てはまらなくなってきていますが。
http://marketnewsline.com/apps/market/quotes?r=3m&c=1010&s=medium&color=&with=&lang=ja&t=large

NASDAQ以外の指数は一旦ピークアウト感が出ていますし、為替の方もドル円が111円半ばまで一気に円安進捗。4月の高値水準となっています。

トランプ政権による税制改正の中身も伝わってきましたが、紙1枚にペラリと並べられただけで具体的な施策が何も無い発表だったようで、単に就任100日に合わせてきただけの話。これで株価が上がるなら、誰も苦労しませんね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。