KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

7月の成績発表

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本日は7月の成績発表です。7月は日経平均が過去30年で最も動かない月となりましたが、TOPIXの方は地味に年初来高値を更新してきました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。


【買い銘柄】

DMS(9782)
1131円→1155円(24営業日保有 上昇率2.1%)

順調な上値追い波動が続いていましたが、1Qの減益決算を受けて急落。ただそこで売り一巡感が出て、足元では窓埋めの動きが出ています。個人的には雨降って地固まると言いますか、業績に関しては確かに見た目物足りませんけれど、株式的な需給が改善したのでもうしばらく上値追いに期待できると思います。


三菱製紙(3864)
808円→764円(24営業日保有 下落率5.4%)

金曜後場に減収及び赤字転落の1Q決算を出しましたが、特段反応はありませんでした。既に他の紙パ株が原料価格の上昇で厳しい決算を出していたので、同社も予め警戒感が強かった格好。

むしろ注目のリチウムイオン電池向けセパレーターが好調ということで、機能材事業は16.4%増益と一番の稼ぎ頭となりました。足元でEV関連株が盛り上がっている中、同社も関連株として買われて良さそうな気がしますけれど。ちなみにセパレーターの本命と言えばダブル・スコープ(6619)とされていますが、こちらは金曜に下方修正となりました。


グリーンズ(6547)
1399円→1453円(24営業日保有 上昇率3.9%)

来週7日発表予定の本決算と、恐らくそこで発表される中期経営計画待ちの状況。7月以降の円高進捗は中国などからの訪日客需要減少に繋がりそうで宜しく無いですが、優待期待感と将来的な東証1部昇格期待感で何とか持ちこたえたいところ。


船場(6540)
1260円→1161円(24営業日保有 下落率7.9%)

下方修正が出てしまい敢えなく撃沈。もう少し頑張ってもらいたいですが、事業環境自体は悪くないこと、またこちらも将来的な東証1部昇格期待に下支えされる展開を想定します。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
17495円→19650円(24営業日保有 上昇率11.0%)

今月はまず日経の好決算観測報道→実際に1Q決算が好決算着地→主幹事野村の目標株価引き上げ→月次でも受注の回復→締めは金曜の同業レオパレス21(8848)の好決算コンボでグングン伸びていきました。今月一番のやっちまった株に。空売りも圧倒的な売り長の状態で上場来高値更新中ですから、一体誰が売ってくるんだというモードに突入してしまっています。

ぶっちゃけて言えば、相続税対策のアパート建設に対する悪評は少なくとも耳早の投資家筋には周知され、売る人は既に売ってしまっているのですが、実際に各社の受注が増えていることからも明らかなように、一般人(特に資産運用に無関心な高齢者)には認知されておらず、その齟齬が株高を招いているような感じです。トランプ大統領がどんなに無策でも株が上がっているのと少し似ているかも知れませんね。

足元の株高も富裕層の資産の上昇に繋がって、一層相続税対策に力を入れる形になっているのかも知れません。こうなってくるとレオパレスが起こされている集団訴訟の結果が出てくるか、各業者のあまりにも儲かりすぎている状況を鑑みて、政府が税制を変えてくるとか、そういった動きが表面化しない限り反転は難しいですね。ここまでくると同社も2万円乗せはやむなしでしょうか。


JXTGHD(5020)
490.7円→494.7円(24営業日保有 上昇率0.8%)

原油価格が強含んだことで、石油各社がしっかり。一方、ライバルの出光興産(5019)も巨額の公募増資が行われ、昭和シェル石油(5002)との合併に向けて動き出しました。ライバルが強くなるマイナス面もありますが、GSの淘汰再編などによる残存者メリットなどもあり、プラスマイナスでややマイナスという感じでしょうか。

ともあれ原油価格の先行きが同社の命運を握りますが、足元では上限と見られるWTI原油が50ドルに達したこともあり、ここからは下押し圧力が強まると思います。


ソフトバンクG(9984)
7/1より 9130円→8813円(24営業日保有 下落率3.6%)

NASDAQの変調を受けてエントリー。その後は何だかんだで下落してきています。足元でトランプ大統領のロシアゲートが再燃してくる中、トランプ関連株としての位置付けも立場を悪くしています。今後の地合悪化見込みも指数寄与度の高い同社にとってはマイナスでしょう。


JPX(8697)
7/22より 2010円→1961円(10営業日保有 下落率2.5%)

閑散相場を受けてエントリー。その後決算を受けて一旦買われたものの、足元では結局そこがピークとなって下落基調となっています。マザーズ先物も1年経過して大して盛り上がらない中、夏枯れが厳しく響いていくると思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.06(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 6/30終値 20033円→19952円(24営業日 下落率0.4%) -0.02(%/営業日)  
TOPIX  6/30終値 1611  →1631 (24営業日 上昇率1.2%) 0.05(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北・・・。売り銘柄を積極的に入れたのは良かったですが、船場の大幅安と大東建託の大幅高が痛かったです。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数973.2ポイント
1000ポイントが遠ざかり。ブログ開始から干支が一回りする8月中には10倍化を決めたいと思います。


8月の相場見通しとしては引き続き「売り」で見ていきます。そう言いながら今年はずっと担ぎ上げられていますが、そろそろ決着の月としたいところです。

金曜のNYは注目の雇用統計において非農業部門雇用者数が予想の+18万人を上回る+20.9万人だったことからアメリカの長期金利が上昇し、金融株中心にしっかり。ダウはまた最高値更新となりました。一方で円安が進捗し、ドル円は一時111円を回復しましたが、その後は110円半ばまで押し戻されています。日経平均先物は20050円と、月曜の日本株はしっかりしたスタートが想定されます。

まあ雇用統計は良かったですが、今は昔に比べて雇用統計が株式市場に与える影響は小さくなっており(既に利上げは開始されているため)、その他予想を下回る経済指標を見ていると、アメリカも盤石ではないと思います。全体相場がパッとしない夏枯れの中で、個別株勝負の季節になっていくものと見られます。細かい話はまた次回以降書いていきます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。