KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

遠くの親類より近づく他人 その2

それから月日が流れ、昨年父が他界し葬儀関連のことが一段落した頃。一つ気になる点が出てきました。それは今母が住んでいる実家の登記。父の死亡により相続が発生するわけですが、お陰様で(?)相続税が発生するレベルの財産は父は残しませんでした。それは良いとして、登記は変更手続きが必要です。将来このボロ家でも処分しようという時に放っておくと厄介です。

現実レベルの話をすると、登記を変えずに放っておく人の方が多いみたいですね。ただ実際に不動産を売買したりする際には、権利者不明という状態では手が付けられません。権利者のあずかり知らぬところで勝手に売買されるわけにはいきませんから。

そして放っておくとその不明の相続人がいつの間にやら死亡していたりして、その子の相続などになり、登記の権利関係がより複雑になって後々苦労するということになるのできちんとしておいた方が良い、とは私の前職の経験上の知識。

父の相続人は4人。つまり母、姉、私、そして未だ会ったことの無い兄です。この4人で法定相続分に応じて、父が保有していた実家の権利を案分することになります。特に「争続」ともならないので単純に分ければ良いだけのですが、この最後の人物の存在が、今回登記をややこしくしています。探し出して話し合いをし、登記にあたって何らかの決着を付けないといけません。

私は一応前職で多少やっていた関係上、司法書士に何万も払って依頼するくらいなら、面倒くさくても自分でやったるわいというケチケチ人間です今回特に、実の兄を探すというちょっとイレギュラーな体験が、個人的な興味も刺激しました。一体どんな人なんだろう?(つづく)