KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ジャクソンホールを控え買い戻し

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日経平均は金曜反発。前日のNYは原油価格の下落などを受けて軟調。ただ為替が円安方向に振れてきたことで、日経平均は朝方から買いが先行。薄商いの中、週初から全般的に売られた週であったことから、ジャクソンホール前のポジション調整による買い戻しが入りました。

後場は世界的なネットワークの障害が生じ、一部証券会社でログインできない事象が相次いだこともあり、商いが薄く。結局先週の終値を回復できずに14年以来の6週連続安となりました。売買高は13億株台、売買代金は1.7兆円台と低調。4日連続の出来高15億株割れは12年以来。


投資判断は「売り」。金曜のNYは総じてしっかり。ジャクソンホール会合の注目点イエレン・ドラギ両中央銀行トップの口から金融政策に対するものは語られず、結果タカ派色が弱まったとの見方からドルが売られ、一方タカ派色が強まったと見られたユーロが買われる展開になりました。NASDAQはFANG株が軟調で小反落。

それを受けた日経平均先物は19470円となっています。なお土曜の朝には北朝鮮がまたミサイルを発射しましたが、反応は限定的と見られます。

個人的には引き続きNASDAQの弱さを警戒していますが、NASDAQの指数寄与度が大きい「三つのAの企業」があります。

まずはFANGのAを示すAmazon。先般トランプ大統領に名指しされ、Twitterで口撃を受けました。その効果があったかどうかは謎ですが、Amazon株の下落基調は止みません。それがNASDAQの足を引っ張っています。

二つ目は何と言ってもApple。9/12にも発表されるのではないかとみられているiPhone8ですが、先の決算を受けて最高値を更新してきたように、また足元で期待値が高まる動きになっています。Apple株に関しては比較的強い動きが続いているのですが、実は足元で先行発売された「Essential Phone」がどうも強力なライバルになってくるのではないかと思います。

このEssential PhoneはOSのAndroidの生みの親とされるアンディ・ルービン氏が生み出した新しいブランドです。非常にシンプルでスタイリッシュな作りになっており、個人的にはとりあえず見た目は多いに気に入りました。私の中でiPhoneのデザインは4Sで終わったのですが、久しぶりにガジェット心をくすぐる製品が出て来た印象です。
https://www.essential.com/jp

正直、いきなりiPhoneのシェアを大きく脅かすとは思いませんけれど、これでiPhone陣営に大きなプレッシャーが与えられたことは重要です。今週辺りから随時予約者の手元に届くそうなので、これが巷のSNSなどを通じてどのように拡がっていくのか、ライバルのAppleは気になるところなのではないでしょうか。

三つ目のAはAlphabet、すなわちGoogleです。欧州で巨額の制裁金報道などがあり、少しずつ株価は下落基調にあります。特にこちらはチャートが微妙で6月と7月に1000ドル手前の水準でダブルトップの形になっています。まだその間の安値895ドルを割り込んでいませんから正式なダブルトップは完成していませんが、足元910ドルの株価からいつ落ち込んでもおかしくはありません。

無論、その他にもFacebookNVIDIA、Teslaといったところの影響度合いも気になりますが、とにかく注目しておくべき3銘柄が「AAA」です。

NASDAQは丁度6/9の高値陰線と7/26の高値陰線以降の値動きが似ていますが、6/9~7/6まで下落基調が続きました。1ヶ月弱の日柄を7/26から当てはめると、大体今週辺りがその日柄になります。歴史が繰り返すならば今週が大底となり、また最高値更新波動に向かうのかも知れません。

ところが前回と決定的に違うのは決算を通過したということ。アメリカ株も2Q決算が出尽くして、それが今の株価の萎みに繋がっています。日本株同様、決算は総じて良かったのに買われない。この辺りを深刻に捉えておくべきだろうと思います。アメリカ株が崩れてくると、どんなに日本株のPERが割安だと言っても虚しいだけ。既に最近の値動きがそれを証明しています。

最後に原油は需給の引き締まり傾向があることに加え、シェール掘削リグの頭打ち感、また先物限月交代によるテクニカル要因もあり比較的しっかり。ドル安も背景に銅などの商品市況も強含んでいます。

特に銅はEVの電池に使用されることで今後10年で9倍に膨らむという試算もあります。まあ今後どのようなイノベーションが生じてまた材料に変化があるかも知れませんが、商品市況の上昇が見込まれています。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00432008

その影に隠れて不気味な動きをしているのが金。18日には1300ドルに乗せる場面があり、大統領選挙直後以来の高値を付ける場面がありました。

最近はビットコインの方に資金を奪われたとも言われる金ですが、個人的にはビットコインは恐らく北朝鮮の資金などが入ってきているのではないかと邪推しているので、本当に有事や危機が起きた時に代替になる商品ではないと思っています。波乱を図るバロメーターとして意識しておく必要はあるでしょう。


新興市場は「強気の売り」。金曜は両指数共に堅調。特に後場から世界的なネットワーク障害が発生したことから、マザーズではネットセキュリティ関連株が買われました。日経JASDAQ平均は時価総額が大きい日本マクドナルドHD(2702)の強さもあってしっかり。全般的にリスクオンモードが戻ってきていますが、個人的にはまだ早いと思っています。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は続伸。金曜引け後に上場後初の中期経営計画を発表。全般的にはちょっとつまらない中期経営計画ではありますが、まあ内需株の着実な成長というのは、買われる一つのキーワードみたいなものですから、それで由としておくべきかも知れません。次は優待発表のタイミングに期待でしょうか。


売りポートフォリオ大東建託(1878)は続伸。ただ25日線での攻防となっており、金曜は微妙に下値を切り下げる場面がありました。また同業のレオパレス21(8848)は修繕費用を徴収しているのに適切な修繕が行われていないということで提訴されたと週末に伝わりました。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170826/CK2017082602000076.html

実は2月にも名古屋のオーナー会100人以上が「10年不変と言われた家賃を引き下げられた」と提訴しており、どうもこの辺りは火薬庫のようですね。ともあれ、この辺りの話は色々なメディアにも取り上げられて今では暗黙の了解的な感じになっています。サブリース業界の闇と言えるでしょう。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。