KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカ株の強さを受けてしっかり!

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日経平均は本日続伸。前日のNYは出てきたADP雇用統計、4-6月期GDP改定値共に予想を上回り堅調。ドル円は110円半ばまで円安が進捗しました。NASDAQAppleが最高値を更新したことで強含み。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。その後も次第高の流れになりました。中国の製造業PMIが予想を上回ったことなどから安心感が拡がる展開。

後場もそのまま強含む流れになり、一端は買い一服感が出たところに、14時に第一三共(4568)にイギリスのアストラゼネカが買収提案と伝わると同社が急騰。その後売買停止となったものの、指数を押し上げる原動力になりました。売買高は14時半時点で13億株弱と低調。


投資判断は「売り」。一端は忘れ去れた北朝鮮リスクですが、個人的にはこの前の北朝鮮のミサイル発射前に起こったネットの世界的な障害発生が気になっています。

いずれにせよ、これはこれでまたロシアや中国、北朝鮮などへサイバーテロへのヒントを与えてしまったのかも知れません。しかしクラウドだなんだといってネット依存が強まる中、今回は良い予行演習だったと思うしかないですね。個人的にはこれが何故か新聞やメディアでほとんど取り上げられない点に、余計きな臭さを感じるのですが、皆さんはどうお感じでしょうか?

今回は接続障害だったからまだ良かったですが(回線さえ復旧すれば後は個々で復旧をすればOK)、もし証券も含めた金融系の情報が何らかの衝撃で消えてしまった場合、きちんと保証してもらえるのかどうか。あるいは日々売買記録を残すなどしておかないといけないのかも知れませんね。強力な磁界を持った隕石の接近や太陽の磁気嵐、あるいは核攻撃による電磁波でそのようなことが起こらないとも限りませんから。
http://www.sankei.com/premium/news/170827/prm1708270021-n1.html

為替に関しては、今回のジャクソンホール会合によって、また一段と存在感が増したのはユーロ。ユーロドルは15年1月以来2年ぶりの高値水準となっています。

ただユーロドルを長期チャートで見ると1.20ドルが10年、12年の下値支持線として機能した強い抵抗線。ここ2年の上値抵抗線1.15ドルをようやく突破してきましたが、すかさず次のより大きな壁が立ちはだかっています。個人的にはこれは一気に突破できるようなものではなく、一旦ユーロ売り・ドル買いという流れが出るのは致し方無いように思えます。

他方、そう簡単にドル買いにならないのは、アメリカの長期金利が低下し続けているから。先般も書きましたが、トランプラリー終了と市場が判断するのであれば、トランプラリー開始前の水準である2%割れまで時計の針が戻ることは必定でしょう。

毎週チェックしているシカゴ短期筋の建玉を見ると、8/22段階でユーロドルに関してはユーロ買いポジションがまた増加に転じ、逆に円ショートポジションは減少傾向にあります。結局、この建玉の増減に合わせて今の為替市場が動いている格好で、為替市場も商いが薄い中、短期筋の影響力が強まっているような印象です。それが今回のジャクソンホールを通じて、一層勢いを増した感じがします。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173

今週のスケジュールの主なものとしては、アメリカで明日8月雇用統計があります。1日にいきなり8月分の集計が出せるのかよ、と思ったりしますが、実は雇用統計はその月の1日~15日の前半部分に集計したデータを翌月第一金曜に発表するだけの推計値なので、だから翌々月などに大きく上方修正されたり下方修正されたりするわけです。結構適当なものですね。

アメリカの指標の中で今唯一好調さが好感される指標が雇用系の指標。例えば住宅系の指標などは予想を下回る結果が目立っており、今のところそれが市場に致命的な結果を与えていませんが、注目度の高い為替に影響するものですからそれなりに関心を持っておく必要があります。

それ以外ではそんなに大きなイベントは無いのかも知れませんが、9/1付で化学大手ダウ・ケミカルとデュポンが合併することから、今晩NYダウで旧ダウケミカル除外→合併新会社の採用、またS&Pからデュポンが抜けることで1銘柄入れ替えがあるそうです。

正直、あまり影響は無いと思いますが、アメリカも薄商いの中、特にNYダウは構成銘柄が30銘柄しかなく、思わぬ影響があるかも知れません。日本でも13年9月25日引けで日東電工(6988)が採用された時に、ちょっと波乱がありましたね。今非常に神経質な場面なので、頭の片隅くらいにあっても良いかも知れません。

日本の経済指標が重要視されないのは先日のGDP速報値があれだけ良かったのに無反応だった点を見てもわかりますが、本日鉱工業生産指数の発表があり前月比0.8%減と予想の0.3%減を下回ったものの、本日株価がしっかりなのは逆に理解しやすいとも言えます。

そして明日からは9月相場入りとなります。9月は実は色々良くないアノマリーがある月として知られています。過去45年間の月間データで、外国人が唯一売り越しとなるのが9月。ファンドの決算などの事情に絡んで売られやすいそうですが、結果、9月は最も勝率が悪く、陰線になりやすく、一ヶ月を通じて間断なく下げていく傾向のある月です。9月権利採りの動きも弱いです。

今月は下がりましたから、本日の戻しはドレッシング買いもあるでしょう。日経平均の価格帯出来高的には19500円辺りと2万円辺りには価格帯出来高が厚いものの、その中間がスカスカなので、戻りは早い反面、2万円接近場面ではヤレヤレ売りが増えそうです。


新興市場は「強気の売り」。本日は両指数共に堅調。特に日経JASDAQ平均は最高値更新波動が強まる流れになっています。一方、マザーズの方はアンジェス(4563)の続落や、昨日から続くゲーム株売りが重石になっている模様。JASDAQの方は好需給が続いていますが、需給バランスを崩してしまったマザーズの方は厳しい展開が続くと思います。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオJXTGHD(5020)は続落。引き続きハリケーン「ハービー」による製油所の被害で、原油在庫がだぶついて原油価格が軟調。同社もその影響を受けています。ただ銅価格は引き続きしっかり。ということで、明日の引けで今回は大人しく損切りとしておきます。銅価格の強含みが計算外でした。


同じく売りポートフォリオソフトバンクG(9984)は続伸。本日はSMBC日興が目標株価を10700円に設定ということ、またアメリカでAppleを筆頭にNASDAQの強含みが見られたことが支援材料になっています。うーん、一旦75日線突破もやむなしな勢いになってきましたが、まだアメリカ株の下落が終わったわけではないと思うので、引き続き売り目線で。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は8月の成績発表です。お楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。