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株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均11連騰!TOKYO BASE(3415)は大暴落!!

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日経平均は本日続伸。前日のNYは金融株やAppleといった主力どころが軒並みしっかりだったことで3指数共に最高値更新。


それを受けた日経平均は、朝方から買いが先行。21400円に接近する場面がありました。ただ間もなく買いが一巡すると利食い売りに押され一時マイナス圏に。ここまで10連騰の過熱感が上値を抑えました。

ただ後場から改めて買われ、寄り値回復を目指す動き。結局陰線で終わったものの、連日の高値更新で11連騰。売買高は16億株弱、売買代金は2.5兆円台とそこそこでした。


投資判断は「中立」。振り返れば結局月初に出た日銀短観が予想を上回ってから、日経平均は負け無し。日産(7201)が不適切な完成車検査をしようが、神戸製鋼(5406)が過去ずっと偽ってきた強度偽装が発覚しようが、全く問題無く上昇を続ける無敵モードになっています。出来高の薄さからも売り方のいないところをスルスルと買われている感じになっています。

ともあれ指数的には年初来高値を更新して一見強い感じに見えますが、松井証券店内の信用評価損率は買い方が昨日時点で-3.1%と今月に入って急激に改善し、高値圏での水準に。最近では7月がその水準まで行きましたが、そこで頭打ちとなりました。一方、売り方の損率は-15%前後と実に14年1月以来の高水準に。売り方の買い戻しが一発上がれば、天井を形成してくるであろう状況が出来上がってきています。
http://www.matsui.co.jp/market/stock/netstock-info/rate/

アメリカ市場も出てくる経済指標を全てハリケーンのせいにされれば、少なくとも瞬間的にその材料に織り込むわけにはいかず、投資家としても反応に困り商いが萎みやすい環境にあるのだろうと思います。やはりユーロドルの値動きに注目すべきで、となると今月に関しては基本ユーロ圏の指標の方が気になります。

すっかり市場では相手にされなくなってきた北朝鮮に関しては、足元ではSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の実験準備が進んでいるということですが、個人的にはここまで技術力が進んでいるとは思っていないのですけれど、もし完成すると今までで一番厄介なことになります。世界中どこでも攻撃・反撃が可能になりますからね。

国家水準としては丁度先週までやっていた朝ドラ「ひよっこ」くらいの時代錯誤の国に、アメリカや中国といった大国が簡単に手を付けられなくなります。これまで少し危険だけどまあ政治的な利用価値もあると考えていた大国が、いよいよ本気で何とかしないといけなくなってきますから。引き続き気にされるところです。


新興市場は「やや売り」。本日は高安マチマチ。東証1部の大型株が十分値動きが大きい中、新興市場は蚊帳の外の状態が続いています。ただ東証1部がこれだけ調子が良い中で決算シーズンが近づいてきますから、出遅れ新興市場にも一旦は資金は回ってくるのだろうと思います。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は反落。金曜引け後に株主優待の新設を発表しましたが、既に私も期待していたくらいですから十分織り込まれており小反発。そして本日はそれ以上に売られる展開になりました。うーん、株主優待新設して下がる銘柄初めて見ました。まあ東証1部に行く気があるということは明らかになりましたし、気長に待ちましょう。


月曜寄り付きから買いポートフォリオ入れとなったJSB(3480)は続伸。終値ベースでは過去3番目の高値となりました。同業の毎日コムネット(8908)もジワジワと上がっていますし、マクロミル(3978)のように案外目標達成も早いかも知れませんね。


【注目銘柄】
TOKYO BASE(3415)は大暴落。こちらは先週末の決算を受けて日曜配信の有料メルマガで売りで取り上げ。その後連日の暴落で本日昼のメールで後場緊急利食い買い戻し終了としました。2日間で14.1%の暴落なので、珍しく売りで上手くいきました。最近貸借銘柄になったこと、また在庫の増加による営業キャッシュフロー減少が決め手でしたかね。

というわけで、取り上げ根拠を以下に記します。

「▼TOKYO BASE(3415) 東証1部 売買単位100株
5410円 出来高198700株

10/16売値 5150円~5300円
10/27までの目標株価 4000円
損切り 5450円超え

【評価】
業績    ○
テクニカル △
需給    △
同業他社比 ×
流動性   ○
その他ポイント Amazonの攻勢


セレクトショップ「STUDIOUS」と独自ブランド「UNITED TOKYO」を全国展開。今期は大幅な増収増益を見込む。2Qでも大幅な増収増益で着地。新規出店攻勢で伸ばす他、各社への資本業務提携を通じて業容を拡大している。EC向けも好調。来年からカジュアル衣料にも進出する計画。

ただ2Q(6~8月)単独の売上は26億円に止まり、前3Q28億円→前4Q30億円→1Q29億円と直近4四半期で最も低調。元々夏もの衣料品は価格帯が安いことに加え、今夏は天候不順だったこともあるが、成長鈍化懸念が高まる格好。

営業キャッシュフローは在庫が膨らんだことで黒字を大きく減少させ、フリーキャッシュフローは赤字に。またAmazonの日本の衣料品分野への本格進出や、メルカリなどといったフリマアプリの隆盛が既存アパレルショップにとっての逆風に。

テクニカル的には75日線を割り込んだ辺りでの推移が続いており、一方下値は6月以降5000円弱の水準が抵抗線として機能しているが、そこを割り込むと200日線まで距離があることで下値余地が大きいところ。

MACDパラボリックは暗転。一方、一目均衡表では雲下限(5225円)や遅行線も実線及び雲に下支えされた格好になっている。ストキャスティックスは割高感を示しつつあり、ボリンジャーバンドは-2σの拡大が続いているところ。週足でもMACDパラボリックといったトレンド系は下落継続を示唆。

需給面では上場以来右肩上がりの展開が続いており、総じて良好。ただ中期的には8月に高値形成以後は三角持ち合いを形成しており、煮詰まり感が出てきているところ。短期的にも4日に出来高を伴って陰線を形成した水準を未だ上回れずにいる。信用買い残は差し引き39.5万株で日々の出来高との比較では返済売りが重石になるようなレベルではない。なお足元ではGSによる空売り8.1万株も報告されている。

予想PERは60.5倍でユナイテッドアローズ(7606)の21.7倍との比較では割高。PBRは27.2倍で同3.9倍との比較でも割高である。予想ROEは38.0%で同18.1%との比較では高い。配当は無配。

売値は今回の決算を受けて売られるところでかつ売られ過ぎないところで。目標は5000円を割り込むと下値が見えなくなるため、200日線に向けて投資期間内に行けるところまでの意味合いで。損切りは25日線を上回る5450円超えで」


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。