KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均22000円乗せ!

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日経平均は金曜続伸。前日のNYはバイオ系企業の決算が悪かったことでNASDAQこそ弱いものの、他の銘柄の決算が良かったことでダウやS&Pは堅調。なお、引け後に出てきたAmazonGoogleといったIT系企業の決算は軒並み堅調でした。為替はECB理事会でのテーパリング決定を受けて、ユーロが売られドルが買われる格好で、ドル円は114円台に。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただいきなり21900円を付けて始まると、また買い一巡感が出て利食い売りに押される展開になりました。その後下げ止まりの動きが出ると、一転そのまま高値を上回る動き。

後場も勢いが止まらず、一気に22000円乗せ。一旦は達成感が上値を抑えるものの、引けでもまた22000円回復のほぼ高値引けとなりまた年初来高値を更新しました。売買高は20億株弱、売買代金は3.1兆円と膨らみました。


投資判断は「中立」。金曜のNYはIT企業の決算が良かったことでNASDAQが2%超の上昇に。ただカタルーニャ州議会の独立宣言を受けて円高基調が強まり、ドル円は113円半ばまで円高が進んだことで、日経平均先物は22030円となっています。

アメリカの長期金利が上昇し、7月の戻り高値を上回ってきています。それを受けてドル円も7月以来の高値水準。
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield

その他、日経平均のチャートに関してはテクニカル的な過熱感がありながらもしっかりしていますから、あまり見てもしょうが無い感じになってしまっています。一応4月安値から丁度半年信用期日に当たる段階にもなっていますが、今の相場には外国人買いという強い需給要因があり、GPIFなどから多少出ているであろう売り圧力も吸収できる力があります。その外国人の姿勢変調を起こすイベント後の動静に最も注意力を注ぐべきでしょう。

アメリカの方では月内に次期FRB議長が決まるとされています。株式市場にとってはある種大統領よりも重要な中央銀行のトップ人事ですから、この辺りは重要です。ただ、元々イエレンさんはハト派だったのに利上げを繰り返しているように、実際には就任した時の経済状態を勘案して、FOMCメンバーとの合議で決まっていきますから、絶対的な権力を持っているわけではありません。

しかしながら株式市場を動かす材料としては、やはりタカ派の人になるのか、ハト派の人になるのかは注目されるところです。今のところ本命視されているパウエル氏は「中立」とされており、それ故市場に与える影響も中立な感じになっています。ただ正式に決まったら、無事に決まった安心感分は多少プラスに作用しそうです。

なお、実際に就任した後はちょっと恐いです。というのは、タカ派であれハト派であれ、新任のFRB議長の手腕を試すような暴落が起こります。グリンスパン議長が就任して2ヶ月後にブラックマンデーが起きました。バーナンキ議長が就任した翌年にサブプライムローン問題に端を発したパリバショックからリーマンショックに繋がる暴落がありました。

イエレン議長に関しては結局何も起こりませんでしたが、これはバーナンキ前議長の方針を引き継ぐということだったので、市場は喧嘩をふっかけなかったのだと思います。ともあれ次期議長の就任はまだ先の話(来年2月~)なので、それに関してはまだしばらく先の懸念です。

それ以外では個別企業の決算が本格化します。特に今回の決算シーズンは指数が96年以来の高値にあることから、株価水準が高い企業は良い決算を出しても売られ、逆に株価水準が低い企業は悪い決算を出しても買われる傾向にあります。

最後に日経平均連騰記録は意味があるのか無いのか。16連騰という歴史的な瞬間を目の当たりにしましたが、記録は破られるためにあるので、恐らく10年以内にもう一度更新してくることもあるのでしょうね。

正直、私はそんなに凄いことだとは思っていません(読みが外れた負け惜しみもありますが)。明らかに昔に比べて先物やオプションが発達したので、指数は動かせるようになったからです。実際にファーストリテイリング(9983)やソフトバンクG(9984)も組み合わせて、今までも何度となく動かされてきました。

ともあれ日経レバレッジ(1570)の空売り、また日経ダブルインバース(1357)の買いの影響が出て、毎日14時からの上昇に繋がっています。日銀が買わずとも後場には浮力があります。体感的な割高感を感じる筋の売りを誘うことにもなり、実際に売りを吸収して再度高値を狙っている訳ですし、その力を侮るつもりはありません。

一応連騰となったことで新聞各紙で「最長記録更新」との見出しが踊り、株に興味が無い人を引きつける材料にはなったでしょう。週刊誌にも良いネタですね。が、これが良いことか悪いことか。靴磨きまでが株だと言い始めたら天井というのは昔からある話。

一方、靴磨きまでもビットコインと言い始めている感がありますが、ビットコインの方は未だ高値圏を維持しており、一時70万円に到達。何度分裂騒動が訪れても一向に天井を打つ気配はありません。

こっちはまだ市民権を完全に得ていない商品ということで、最高値更新となってもたまたま一般紙で大きく扱われないだけですが、一般の人が本当に上昇トレンドがずっと続くものだと認識するのであれば、株よりもビットコインの方を選ぶのではないかと思います。日本人の金融リテラシーは投機的な方を好みますから。とにかくお金が余っている感は続いています。


新興市場は「やや売り」。金曜は両指数共に堅調。アメリカでIT系の決算が良かったのでもっと買われるかと思いましたが、引き続き東証1部の方が盛り上がったような感じではあります。直近IPOのSKIYAKI(3995)などに資金を取られている感もありますが、ともあれ目先は短期的にでも出遅れ新興株に資金が回ってくるターンだとは思います。


ポートフォリオ銘柄】
船場(6540)は小動き。ただ一時1300円を突破し、上場来高値を付けました。終値で1300円をキープできなかったところが残念ですが、7月~9月の高値を結ぶ上値抵抗線を突破し、一応昨年IPO以来の上値の節を崩すことはできました。東証1部昇格に対する期待感も高まってくる頃合いだと思われます。


売りポートフォリオ大東建託(1878)は続落。決算説明会を受けた野村證券による目標株価引き上げもありましたが、一時2万円を割り込んで10月の安値を付ける水準まで下がりました。チャート的には75日線に支持された形の下髭となりましたが、この地合で週明けが下がって始まるようなら、いよいよ大口の堪忍袋の緒が切れたのだろうと思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。