KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は本日続伸。朝方こそ買いが先行して年初来高値を更新すると、また間もなく買いが一巡し上値の重い展開に。やがてマイナス圏に沈むと、そのまま前引けにかけて22000円を割り込みました。

後場は下半期初の日銀ETF買いも意識される中、プラス圏に切り返し。その後は明日の日銀金融政策決定会合に対する警戒感もあって、前日終値を挟んで一進一退の動きとなりました。引けでは何とかプラスをキープ。売買高は23億株台、売買代金は4兆円超と今年最大。引けでTOPIX浮動株比率の調整があり、7500億円規模の売買代金が膨らんだ模様。


投資判断は「中立」。一旦途切れた日経平均の連騰記録ですが、記録自体にあまり意味は無く、だから逆に連騰が途切れたとしてもあまり意味は無く改めて連騰を開始しています。なお、TOPIXの連騰記録は20連騰らしいので、上には上がある感じでもあります。

足元では出遅れ銀行株に資金が集まり、売買代金が膨らんでいます。よく市場で言われるように、銀行株のような資金吸収力の大きい(=時価総額の大きい)ところに資金が集まったら終い、天井を示す、と言われますが、逆に言えば、この銀行株がそれでもガンガンと買われるような過剰流動性相場になれば、まだまだ持続可能な上昇相場であるということです。

一方、下げても下げても下値は買われます。例えば前場売られたとしても、後場は日銀ETF買いがあるでしょう。それが無かったとしても、14時以降は日経レバレッジETF(1570)などに絡んだ売買が上値への浮力になります。

実際、日経レバレッジETF空売りが差し引き75.1万口の売り長で、昨年10月の大統領選挙警戒以来の高水準となっています。こういったものが「排除」されないと、なかなか下げようがありませんね。売り方のヤレヤレ買い戻し、または待ち構えていた押し目買いが入ったという格好です。

指数だけ上がるパターンは、実はアメリカやヨーロッパでも起きていることでもあります。ゴールドマンサックスが先般出した決算を見ると、トレーディング益が好調だったということですが、日本市場でも先物の売買が多いのがゴールドマンサックス。こういう大口に利益を吸い取られている構図です。10月の先物は全て陽線というのは、強さを通り越して不気味でもあります。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-17/OXZ9Q86VDKHT01

先週のECB理事会では債権買い入れ金額を月600億ユーロ→300億ユーロへ縮小を発表。4月には800億ユーロ→600億ユーロに引き下げたのですが、それよりも減少額が大きくなっています。今回の発表を受けてこれまで特にユーロドル買いポジションが膨らんでいたことから、出尽くしの売りが出てユーロが急落する展開に。一方、それがドル買いに繋がることから、ドル円ではドルが買われる動きになっています。


新興市場は「やや売り」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は1%超の上昇率となり、ようやく小型株に資金が回ってくるターンになった印象。今週は東証1部銘柄を中心に決算が出てくるので、大型株は買い辛く、高値圏で維持している間に新興市場に資金が回ってきやすいと思います。


ポートフォリオ銘柄】
三菱製紙(3864)は続伸。市場がこれだけ盛り上がる中で200日線すら越えられないしょっぱい動きが続いています。ただ本日も紙パセクターが業種別値上がり率1位になるなど、最大手の王子HD(3861)が格上げなどを受けて牽引しています。200日線を上回れば、一気に上値が開けてくると思いますが。


グリーンズ(6547)は続伸。ただ公開価格である1400円前後をウロウロする日々が続いています。週末には「出国税を19年度から導入」という報道もあり、インバウンド需要の減退に繋がるのではという説もありますが、ぶっちゃけたかが1000円取られるのが嫌だから日本に来るのはよそう、という人はいないでしょう。1000円分土産は減るかも知れませんが。


【注目銘柄】
フューチャー(4722)は大幅高で値上がり率ランキング上位。こちらは昨日配信の有料メルマガで取り上げ。金曜の決算を受けて一番良かった銘柄と思いました。ただ正直、大量の決算の中で埋もれてあまり目立たずに発進してくれると思ったので、エントリー価格を低めに見てしまい、エントリー価格には届きませんでした。

勿体無いので、取り上げ根拠を以下に記して再利用します。

「システムのコンサル、開発。今期は増収及び大幅増益を見込む。3Qの時点でも増収及び大幅増益で着地。主力のITコンサルティング&サービス事業において特に自社製のパッケージリニューアル効果が出たことやプロジェクトの受注が進んだ。また本体のフューチャーアーキテクト社が新旧プロジェクトの過渡期にあって売上・営業利益共に落ち込んだものの、営業利益は1Q9.9億円→2Q9.2億円→3Q13.7億円と膨らんだ。

通期見通しに対する営業利益進捗率は73.0%であるものの、例年期末の4Qに利益が膨らむ季節性要因があり、上ブレ着地は濃厚と見られる。同社は金融系や流通・物流系のシステム構築に強みがあるが、これらの業界それぞれ人手不足や人件費削減意識の強い業界であり、引き続きIT化促進の流れが期待できる。中でも主要取引先である佐川急便を擁するSDHDの上場が観測される中で、システム投資に対する期待感も高まるところ。

テクニカル的には各移動平均線を上回り、上値が軽いところ。分割考慮後で足元の株価水準は06年以来の高値水準にあるが、1000円の節目も上抜いてきたことで、更なる上伸期待感が高まる。

MACDパラボリックは好転。一目均衡表も三役好転の形が継続。ストキャスティックスは割高感があるものの、ボリンジャーバンドは+2σの拡大が続いており、上値余地が拡がっていく流れに。週足でもそれぞれ上昇トレンド継続を示唆。

需給面では上述のように年初来高値圏であることから上値が軽い位置。短期的にも出来高が膨らんだ9/28の水準を上回りつつあり、総じて良好な印象。信用買い残は差し引き6.2万株で6月以降は整理売りが続いている。日々の出来高との比較では返済売りが重石にならないレベル。

予想PERは17.0倍で野村総研(4307)の20.1倍との比較では割安。PBRは2.6倍で同2.8倍との比較でも割安である。予想ROEは14.8%で同15.6%との比較では低い。配当利回りは2.5%で市場平均の1.9%との比較では高い」


フィル・カンパニー(3267)は続伸。こちらは先週配信の有料メルマガで取り上げ。結構底辺をちゃんと捉えた感じになり、本日は25日線を上回ってきました。目標株価はまだまだ上。こちらはまた目標株価に到達し次第、取り上げ根拠を掲載します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。