KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

2月の成績発表

★☆★☆ 第13回目の開催決定!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で13回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :3月21日(水・祝) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/504658/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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本日は2月の成績発表です。2月はトランプ相場始まって以来の大混乱の月となりました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検討してみましょう!


【買い銘柄】

三菱製紙(3864)
710円→679円(6営業日保有 下落率4.4%)

紙パ業界の再編期待感でずっとホールドしていましたが、やっと出てきたのは王子HD(3861)による出資比率上昇のみ。完全子会社化くらいの大胆な話を期待していたのですが・・・。今回こういう話が出たということは、少なくともしばらくはこの手の材料が出ないということ。というわけで諦めて損切りに。無念です。


壽屋(7809)
3030円→2674円(10営業日保有 下落率11.7%)

1月末に突然仕手化した分の反動が色濃く出た形。そして出てきた中間決算は期待のクリスマス商戦での伸びがイマイチだったことに加え、地合も悪くなってきたし諦めることに。いやー、全然良いところがありませんでした。残念。


明和産業(8103)
524円→484円(19営業日保有 下落率7.6%)

現状EV関連株も流行らなくなり、地合も混乱してきたので逃げ場を探していましたが、利回りの高さと優待の存在で個人投資家の買いもそこそこありそうな気配。とりあえず今月もう少し様子を見てみることに。ただなるべく買いポートフォリオは減らしていきたいとは思っています。


日本ドライケミカル(1909)
2570円→2517円(19営業日保有 下落率2.1%)

流動性の低さもありますが、こちらも優待も含めた利回りの高さが個人投資家の買いで下支え。業態的にも防災関連という面は安定的な需要が期待できますから、ここは長期ホールドで構えておきたいところです。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
101000円→98700円(19営業日保有 下落率2.3%)

REIT以上に安定的なキャッシュフローが源泉のインフラファンドですから、相場の混乱には強いですが、まあそうは言っても金利上昇局面では相対的に高利回りの魅力が低下してしまいます。ただ下手な債券を買うよりは高利回りで安定的ですし、ファンド市場の成長を契機に資金流入が期待できますから、この辺りは安心して放置で良さそうです。


【売り銘柄】

ソフトバンクG(9984)
8956円→8485円(19営業日保有 下落率5.6%)

アメリカではハイテク株が軒並みしっかりしており、そう考えると同社もしっかりしていて良いはずですが、やはり日経平均寄与度の高さや金利上昇局面における不安感が拭えません。S&Pからは格付け見通しをネガティブに引き下げられるなど、その兆候が現れてきている感じです。地合の混乱も受けて、一旦厳しい展開が訪れると思います。


住友不動産(8830)
2/19より 3989円→3774円(9営業日保有 下落率5.7%)

金利上昇局面における不動産株の不利を見込んでエントリー。同社は特にタワーマンションを得意としていますが、タワマン課税の影響も来期辺りからじわりと出てくるであろうことも考えると、厳しいでしょう。また売買単価の高さも、足元買い出動し始めた個人投資家による下支えが期待できない銘柄と見られます。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.24(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 2/2終値 23274円→21181円(19営業日 下落率9.0%) -0.49(%/営業日)  
TOPIX  2/2終値 1864  →1708 (19営業日 下落率8.4%) -0.46(%/営業日)

売りポートフォリオもあるのでベンチマークよりはマシな下落でしたが、ちょっと不甲斐ない感じは否めません。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数962.0ポイント
先月ようやく1000ポイントに乗せたのに、一ヶ月天下で終わってしまいました。ただようやくボラティリティが高まってきた相場なので、ここは上手く合わせて1000ポイント定着を目指します。


さて、今回はまた一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは日清食品HD(2897)です。

今まで食料品株が異常に高いとずっと思っていました。特に強さを見せたのは16年に全体相場が落ち込んだ時にも高値圏をキープしていたこと。食品株の指数を見ても高値圏で横ばい推移に近い動きを見せて、昨年末から高値更新波動を見せていました。

一時期ドラッグストア株が異常に強い時期もありました。理由は色々付けられて、個々にもそれぞれの事情があるのでしょうけれど、どちらもIT企業や外需企業みたいに劇的な増益継続を見せつけられる程の好環境ではありません。安定的な国内内需を取り込むと言えば聞こえは良いですが、毎日チラシを見て安いものを買うような商品が劇的に売れているという話もあまり聞きません。

確かに増配を続ける銘柄は強いです。アメリカでもそうですが、日本の場合は花王(4452)が有名です。それと同じような解釈をするのも可能でしたが、個々では必ずしも増配を続けているわけではなく、セクターの強さがずっと不可解でもありました。

最近ピンときたのが、例のパリティファンドによるVIX売りとセットによる買い。日用品や食料品といった業績が大きく上下しないような値動きがとにかく安定している商品に関しては、こういったファンドによる買いが入ってくるのだということが今回のVIXによる混乱でようやく合点がいった次第です。

その資金が足元で逆流しており、実は有料メルマガの方では以前からカルビー(2229)の売りを挙げているのですが、なかなか上手く下がってきています。というわけで、二匹目のドジョウで同社も厳しいかなと思いました。他にも色々根拠はありますが、文字数の関係上とりあえず今回はここまで。目標株価は5000円に。週明けの寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。