KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

8月の成績発表

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で15回目となる自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :9月8日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://kokucheese.com/event/index/530752/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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本日は8月の成績発表です。8月は突如降って湧いたトルコショックを受けて下押す場面がありましたが、アメリカ株が最高値をまた更新してくる中で買い戻しが優勢になり日経平均は連騰。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検討してみましょう!


【買い銘柄】

日本ドライケミカル(1909)
2290円→2396円(20営業日保有 上昇率4.6%)

今月は好決算と予想外の株式分割を受けて急騰。残念ながらすんなり上値に戻るような感じではありませんが、何とか底離れの動きにはなりつつあります。個人的には優待利回りも加味した高利回りを満喫しつつ、業界再編の流れに乗れればと長期ホールドで気長に頑張ってみます。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
107700円→107700円(20営業日保有 下落率3.2%)

今月は初のPO実施により下落。とりあえず公募価格も決定したので、あとは受渡後の値戻りに期待するのみです。REITやインフラファンドは公募することでしか成長できないので(内部留保をほぼ認められないので)、一時的な値決め圧力で売られるのはやむなしですが、最終的には株とは異なり前向きに評価する流れが出やすいところです。

特にインフラファンドは規模が大きくなればなる程機関投資家に組み入れられやすくなるので、単純に規模が大きくなるだけでも時価総額の更なる拡大による相乗効果が期待できます。7%近い年間利回りを得られる商品は貴重です。


MTG(7806)
8/25より 6490円→6640円(5営業日保有 上昇率2.3%)

売られ過ぎ銘柄のリバウンド相場であることと、マザーズ指数組み入れに対する買い需要を見込んでエントリー。インバウンド需要の伸び悩みを嫌気して売られる場面もありましたが、足元では同業のヤーマン(6630)は復調。株価的には初値から±1000円の流れになっていることから、現状は上に戻りやすい場面と見られます。

メルカリ(4385)などとは異なり利益のしっかり出ている会社ですし、4Q決算では上場に関わる経費などの計上があるでしょうけれど、肌の露出の多い夏場はSIXPADも美顔器も化粧品も売れやすい時期と言えます。知名度向上による来期業績の大幅増にも期待です。メルカリと時価総額の逆転も夢では無いでしょう。


【売り銘柄】

住友不動産(8830)
3923円→3850円(20営業日保有 下落率1.9%)

日本も少しずつ長期金利が上がってきたことで不動産株全般的には売り圧力に。来年の消費増税が確実視される中ではマンションの駆け込み需要も意識されるかも知れませんが、基本的には将来的な需要減が嫌気されると思います。チャート的には13年高値以降の下落トレンドが続いており、少しずつ下値を探る展開になっていくと見ています。


日清食品HD(2897)
7530円→7030円(11営業日保有 下落率7.1%)

決算を受けて売られたので、さっさと利食い終了としました。思ったより食品株が下がらずに苦労しましたが、まあまあのタイミングで買い戻せたと思います。


竹内製作所(6432)
2558円→2843円(20営業日保有 上昇率10.0%)

トルコショックで売られる場面もありましたが、他の建機株が売られる中でも強い動き。アメリカとメキシコとのNAFTA大筋合意もここにきてプラス材料となっています。金曜は一転米中貿易戦争懸念がまた再燃して反落。うーん、アメリカの住宅指標も悪いですし、敢えて買われる必要があるのかと思いますが。また今月は逃げ場探しの展開となりそうです。


ソフトバンク(9984)
9232円→10300円(20営業日保有 上昇率10.4%)

好決算を受けて評価を一変。日本のバークシャーハザウェイとして時価総額トヨタ(7203)に次いで2位になってきました。孫社長の慧眼はあっぱれというしか無いのですが、個人的にはビジョンファンドの好調さは足元のNASDAQ高などを見ても十分織り込まれていると思っていたのですが。

ソフトバンクKKのIPOに関しては、親子上場という批判がありながらも、SBIHD(8473)が最近親子上場IPOを連発しているように、日本取引所G(8697)にしてみれば上場社数が増えた方が万々歳ということで反対する理由が無いのでしょうね。世界的に上場社数は減っているのですが、日本だけは増えている、日本だけは高速取引を認めている、個人的には「?」な点も多いですが。

ただ足元で菅官房長官が通信料の引き下げを訴えており、一応ソフトバンクは現行よりも安くなるプランを先打ちしてしまいましたが、多分まだまだ圧力は強まると見られます。携帯電話料金が4割安くなると、日本の家計全体の負担が2.6兆円軽減され、消費増税による負担増2.2兆円を上回るという試算があり、かなり執拗に責められるのだろうと思います。

となると、先の無い大型上場(という言い方は失礼ですが)で比較対象と成り得る日本郵政G(6178)とは随分趣向が異なります。あちらは傘下のゆうちょ銀行(7182)、かんぽ生命(7181)に対する規制緩和という前向きの材料をちらつかせて、巨額POを後押ししました。

対してソフトバンクKKはどうなのか。ドコモ(9437)やKDDI(9433)を参考にすると3%台後半の利回りを用意しないと難しいでしょう。それとも孫さんだからこその、我々が予想しないウルトラC的なプレゼントがあるのかどうか。現段階ではなかなか難しそうですが。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.02(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ただ今回はMTGが5営業日だけの保有で上昇したので、これでは上昇バイアスがかかってしまいます。そのため最長期間である20営業日保有したと仮定し、保守的に算出し直しました。

ちなみにその間
日経平均 8/3終値 22525円→22865円(20営業日 上昇率1.0%) 0.07(%/営業日)  
TOPIX  8/3終値 1742  →1735 (20営業日 下落率0.4%) -0.02(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北・・・。売りの竹内製作所ソフトバンクにやられた感じです。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数995.2ポイント
あぁ、1000ポイント維持できず。来月は必ずリベンジしたいと思います。


そんな中、今回は売りで雪印メグミルク(2270)ポートフォリオに追加したいと思います。今夏の猛暑で乳牛の乳の出が悪く、原料不足懸念が出てくるであろうこと、実際、他の森永乳業(2264)、明治HD(2269)も安値圏にあり厳しいのだろうと思います。目標株価は2500円に。月曜寄り付きの売りポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。