KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NYダウは1000ドル超の大反騰!

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昨晩のNYはAmazonマスターカードなどの発表から年末商戦が好調だったことが伝わり急伸。原油も急反発となり、ダウは引け1時間で更に上げ幅を拡大し1000ドル超の上昇。史上最大の上げ幅になりました。


投資判断は「やや買い」。年初の各アナリストによる今年の日本株のレンジは21000円~26000円が多数派でした。下限は3月の時点であっさり割り込み、上限は10月の24448円がピーク。まあ私は年初にレンジ予想をしていませんでしたから、他人の予想が外れたと評価できる立場ではないのですが、年間どころか3ヶ月先の株価予測すら簡単では無いということは痛感させられます。

アメリカの方は、これも前からメルマガで警戒していましたが、政府閉鎖の話がやはり尾を引いています。正直、これが本質的に悪い効果があるとは思いませんし(警察や軍事など、国民生活に影響する部分は通常営業)、これまでも政府閉鎖懸念→株が一旦下落→しかしなんだかんだで暫定予算承認→株が下落前以上に戻る、というのは風物詩になっています。

そんな我々が寝ている間に不安を煽るトランプ大統領と、仲良くしたい(と少なくとも表面的には思われる)中国市場が開いている時間帯、つまり日本市場も開いている時間帯の方が好材料が出やすいので、本来はもっと日本株は陽線を引いても良さそうでしたが、今月ようやく6本の陽線。

先般のイギリスのBrexit法案採決延期は、明らかな悪材料ではあります。否決されるにしてもさっさと否決されていれば代替案を考える時間的な余裕があったのに、報道ベースではメイ首相はほぼ内容を変更する気が無いのだとか。

単に説得のための時間稼ぎのようですが、であれば再度採決をしても劣勢は覆らないでしょう。ハードBrexitに対する懸念が一層強まった印象です。ちなみに採決は来年1/21までには実施するとのこと。

ただ、引き続き個人的にはBrexitが世界の相場を大きくダウントレンドに導く主因ではないとは考えています。一応3月が期限になっていますが、もしハードBrexitになってもEU、イギリス双方得をしないことから、EU側が期限を延長するのではないかというところまで織り込んで行くような感じがあります。これはアメリカの債務上限と政府閉鎖の関係に似ているかも知れません。

トランプ大統領にしてみれば「さっさと離脱してしまえ。何か混乱が起きて株価が下がっても自分のせいではない」という感じでしょう。

一応、ユーロ圏のゴタゴタがあるので、ドルインデックスで見たドル全体の実勢が簡単にドル安に向くかどうかまでは何とも言い難いところです。ユーロドルは長年の節目水準である1ユーロ=1.13ドルを意識した推移が続いています。

どっちにしろ少なくとも年内に限って言えば、イギリス議会終了から何も進展が無さそうですし、これを材料にユーロが売られることは無さそうです。

ユーロが(一時的にも)売られないのであれば、やはりドル安に振れやすいかも知れません。その場合、足元で弱い原油に関しては下支え材料になりそうです。またポンド安もポンド建て北海ブレンド原油の上昇に寄与して、世界の原油市況に少なからず影響を与えます。勿論通貨の強弱だけで原油価格が決まっているわけではありませんが、少なくとも下支え材料にはなるでしょう。

アメリカ株に関しては特に今年の上げを牽引したFANG株の弱さが目立ちますが、特に酷いのがApple。新型iPhone販売不振に加え、中国との関税問題の板挟みで2ヶ月で株価は一時高値の2/3にまで暴落。遂には時価総額首位の座から陥落し、その間のNASDAQの下落率16.8%の倍以上下落となり、大きく寄与する形になっています。

今までのパターンだったら「いや、実は新型iPhone売れてました」とか「自社株買いで下支え」などがあるのですが、少なくとも前者は関連部品メーカーの証言や株価下落などから考えて事実なのだろうと思います(ユーザーの私的には大きさと値段以外は結構気に入っているのですが)。特にiPhone販売不振はApple1社の問題ではなく、日本の電子部品メーカーや台湾の鴻海などにも大きく影響するので、気になるところではあります。

最近突然懸念されたアメリカの金利動向に関しては、一時確かに10年債、30年債の入札があって少し金利が戻す(高くなる)場面がありましたが、改めて10年債の利回りが低下傾向。ユーロ圏のPMIがフランスのデモを受けて低下していることなどを背景に、安全資産であるアメリカ国債に資金が集まる格好です。

それを受けてドル円円高方向に再反転した形。チャートを見ると、10/4、11/12、11/28の高値を結ぶ上値抵抗線と8月以降の各月の安値を結ぶ下値支持線で三角持ち合いが形成されていましたが、足元でそれを下ブレてきました。

理屈で言えばFOMCでの利上げでアメリカの金利が上がるなら、日米金利差を受けてドル高円安に繋がるはずですが、足元の利上げは既に織り込まれ、むしろ来年の利上げがドンドン難しくなると見られたことで、長期金利が低下→ドル安という流れになっています。
https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=9105

日本株に関しては、まず日銀短観が予想を上回り、そしてメジャーSQ値が安く決まったのでSQ値を下値に上がって行くパターンだな・・・と思ったのですが、その日は中国指標の弱さも嫌気され、あっさり割り込むとドドドっと一気呵成に売られる動き。メジャーSQはここ3年間は下がっても150円まで(というより荒れない)という流れで来ていたのですが、遂に荒れた格好。

ただこれだけアメリカに押されまくってすっかり威信も傷つけられた中国が、このまま手をこまねいて経済停滞を甘受するとは到底思えません。「中国製造2025の見直し」は面従腹背で、実質的には方針が変わらないのでしょう。


新興市場も「やや買い」。日経JASDAQ平均は年末の3営業日がなんと25年連勝中ということで、強烈なアノマリーがあります。やはり先物やオプションなどに邪魔されず、素直にNISA買い需要などが反映されるからでしょう。将来的に2部市場とJASDAQの統合も検討されていますが、このアノマリーが通用しなくなってしまうと勿体無いですね。


ポートフォリオ銘柄】
サニックス(4651)は昨日大幅反発で値上がり率ランキング上位。しかしここまでよく下げて、エントリーから3割近い暴落となりました。ただ8月高値から半値以下になり、ほぼ個人投資家が主体の銘柄ですから、損出しの売りが終われば後は上がって行くだけです。どこまで戻せるかに注目です。


フマキラー(4998)は昨日反発。誰もこんな銘柄注目していないとみせかけて、ちゃんと反発してくる辺りしっかり狙っている人は居るということですね。ここからの大反転相場に期待です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


そして次回は年内最後の12月の成績発表です。残念ながら今月は地合の悪さに飲まれて、かなり悪いと思います。きっちり評価して、来年の糧にしたいと思います。お楽しみに!


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。