KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

2月の成績発表

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今回は宿題の残り2月の成績発表です。2月はこれまで無風だった欧米に遂にコロナの脅威が差し迫り、特にアメリカ株は下旬の史上最高値から突然の大暴落に見舞われた崖の入り口でした。私のポートフォリオも当然のように大ダメージを受けています。検証し、きちんと現状の再確認をしていきたいところです。なお、評価は2月末終値でそれぞれ行っています。


【買い銘柄】

日本ドライケミカル(1909)
1702円→1489円(18営業日保有 下落率12.5%)

ディフェンシブ性があり、また防災という点で需要は減らないと見られるこの業界でも換金売り圧力の前には無力です。足元では韓国の消防機器メーカー買収という材料が出ても反応なし。この前までは業界再編期待感もあったのですが、市場が落ち着くまではとにかく現金をしっかり持っている企業が評価されるので、そういう動きが期待し辛いです。そのプレミア剥落もマイナス材料と言えるでしょう。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
119300円→114400円(18営業日保有 下落率4.1%)

ほぼ確実なキャッシュフローの原資を持つインフラファンドすらも無下に売られる動き。REITの暴落で似たような銘柄として見られてしまうのも仕方無いのかも知れません。特に個人保有比率が高いのがインフラファンドの特徴でもあるのですが、個人投資家の動揺売りや、相対的な利回りの比較感としてREITの方が高くなってしまったケースがあるのも売られた要因と言えます。


MTG(7806)
841円→663円(18営業日保有 下落率21.2%)

同業のヤーマン(6630)は1月末までの3Q決算を発表。既に中国の代講禁止で大幅な減益は免れない状況が続いていたものの、3Q単独の減益率はマイルドになっていました。前年に比べ1月に春節があったことは確かに3Q段階のプラス要因ですが、ポイントはいくら新型コロナウィルスによる影響が見通せないとはいえ、通期見通しを現状維持したことでしょう。

少なくとも発表時点で2月末時点のデータはわかっていたはずですから、そこで余程落ち込みが出ている場合は多少なりとも下方修正をしておくはずです。自社株買いも出しているわけですから。その自社株買いも勿論効果的だったことで、ヤーマンは一時暴落市場の中で急反騰の異彩高を見せました。MTGもこの辺り少し期待感の高まりに繋がっても良さそうですが。


フマキラー(4998)
1288円→1191円(18営業日保有 下落率7.5%)

現状、ポートフォリオ内で特に売られる理由が無いのはインフラファンドとこのフマキラーだと思っています。同社の除菌剤やアレルシャットなどの製品群は、確かに主力商品では無いかも知れませんけれど、店頭から消える活況ぶり。業績のプラス要因であることは間違いありません。また1000円の下値の固さもハッキリしてきています。


クレステック(7812)
1193円→1069円(18営業日保有 下落率10.4%)

途中までは結構踏みとどまって頑張っていたのですが、月末最終日にやはり急落。相場も2月末の急落が結構引き金になった感じがあるので、この月末のポジション変更に大きな意味があったのでしょうね。結果論ですが。


日本リビング保証(7320)
1335円→1222円(18営業日保有 下落率8.5%)

2月月初に上方修正を受けて一時高値を更新する動きがあったのですが、そこまででした。あとは地合に合わせて売られる動き。足元では高値から半値以下の水準まで売り込まれてしまいました。コロナの影響は極めて薄いと思うのですが、マザーズ市場の買い手が不在となった点が痛いです。


トッパン・フォームズ(7862)
1248円→1029円(18営業日保有 下落率17.5%)

2月は決算自体は悪くなかったものの、親子上場解消の動きが無かったことで失望売りが出た形。そしてこちらも直接コロナの影響が無いはずですが、足元で株価は高値から半値近くの水準にまで売り込まれてしまって12年の民主党時代の株価水準までタイムスリップしてしまいました。いやー、ここまで売り込まれるとは。ここまで来たら投げ一巡からの戻りには期待します。


日本KFCHD(9873)
3000円→2359円(18営業日保有 下落率21.4%)

決算は案の定良かったのですが、それが出尽くしとなって売られる展開に。その後の月次も良く、上方修正は必至とみられていますが、今は業績で判定するような時期ではなく、厳しい展開が続いています。持ち帰りが主体の外食なので、同社は中でもマシな方だと思うのですが。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.78(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 1/31終値 23205円→21142円(18営業日 下落率8.9%) -0.52(%/営業日) 
TOPIX  1/31終値 1684  →1510 (18営業日 下落率10.3%) -0.60(%/営業日)

2月はベンチマークに敗北。更新できなかったので、何もポートフォリオを動かせず、ただ下落の波に飲まれるだけでした・・・。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数862.6ポイント
そして足元ではもっともっと下がっている計算になります・・・


世界では今欧米を中心に新型コロナウィルスの増加が続いています。先んじて感染者数が減少しているという中国の発表は信憑性があるのかどうか。ただ株式市場的には中国の発表数字が正しいかどうかは別として、発表された公式数字を頼りに判断する他ありません(GDPなども色々疑われているものの、結局株式市場は額面通り受け止めて反応するしかない)。

チャート的には日経平均TOPIXも昨年12月と1月高値でダブルトップを形成。せめてもの救いはアメリカの長期金利がドンドン低下していく中で、ドル円円高が進まないことかも知れません。その分ドル建ての日経平均は下げがきつくなった形。

終わりが見えない無限の不安、連鎖は主に金融商品などにあります。リーマンショックサブプライムローンが「一体どの商品に入り込んでいるかわからない」という不安感がありました。アジア通貨危機も一国の通貨の価値が崩壊した時、それに関わりの深い周辺国などへの影響が心配されます。そしてそれらは終わりがなかなか見通せません。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。