KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 運命の分かれ道

【まえがき】
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200331.html

まず私が何故防衛大学校に入ったのか。一つは現役時代に大学受験に失敗したというのがありました高校時代の私はハッキリ言って世の中を舐めており、ほぼ受験勉強をせずに「どこの大学でも行ければ良いやー」と思って、適当に行けそうな大学を受験したのですが見事全滅地元富山大学の後期日程(試験は無く、センター試験の結果だけで判定するもの)すら落ちました

私は「富山大学くらいは受かるだろう」と滑り止め感覚で高をくくり(富山大学の皆様申し訳ございません)、合格発表すら見に行かず、家で呑気に寝ていました。どうせ後日郵送で合否が届きますし。

一方、父は大学の掲示板までわざわざ見に行きました。息子の合否を気に掛けていた様子。特に富山県は進学率が高いので、学歴がステータスになりやすい県でもあるのです。

そんな父が帰ってきて、2階で寝ている私に声もかけずに黙って居間に行き、テレビを付けた音で目覚ましたその瞬間、私は「あぁ、落ちてたんだな」と感づきました。もし合格していたら私を起こしにきたでしょうから。

その時、私は自分自身が本当に情けなく思い、起きて居間に行くことができませんでした。布団に潜り込んだまま「父にこんな気を遣わせてしまって、自分はなんてダメなやつなんだ。高校受験に続いて大学受験も落ちるなんて。浪人すると特に裕福でも無い我が家に無駄金を使わせることになるのに・・・」と。

その瞬間スイッチが入り、改心して本当に浪人の一年間はただひたすら受験勉強に勤しみました。そこで一生分の勤勉さを使い果たしてしまった感もあります結構、そこが人生のターニングポイントだったと思っています。もし父に「落ちてたぞなんでもっと勉強しなかったんだ」と叱られていたら、当時の私の性格上ひねくれて、引き続き勉強しなかったでしょうね・・・(つづく)