KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

下げそうで下がらない粘り腰

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日経平均は本日続伸。昨日のNYはADP雇用統計が予想よりも良かったことや、ISM非製造業景況指数も予想を上回る45.4となったこともあり3指数揃ってしっかり。NASDAQ100は最高値に接近。一方、FANG株は上値重く、金融株やエネルギー株がしっかり。長期金利は0.75%まで上昇。ドル円は109円台に乗せています。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ昨日同様に寄り付きで買いが一巡してしまうと、その後は断続的な利食い売りに押される形。後場はマイナス圏スタートとなりましたが、今度は後場寄りで売りが一巡すると、その後は断続的に買い戻しの動きに。14時を過ぎた辺りで上値は重くなっています。売買高は14時45分時点で12億株台と、前日よりは少ない感じ。


投資判断は「中立」。引けにかけて買い戻しが入り簡単には下がりません。しばらくはそんな感じ(下がっても一気に大きくは下がらない)なのでしょう。まあ本当に外国人が買い転換してきたのであれば、簡単には下がらないでしょうね。単なる売り方の買い戻しだけならば長続きしないかも知れませんけれど。

先週末はMSCIのリバランスによる兼ね合いで引けで2兆円も商いができる大相場になりました。一応その特殊要因を除いても3兆円弱のレベルにはなっていたはずですから、そこそこ出来高は膨らんでいたことになります。戻り待ち売り圧力もそこそこあった証拠。

もし高値引けで週足・月足上ひげ無しの22000円超え・・・で終わっていたら6月の弱さは確信が持てましたが、マザーズも案外まだ強かったですし、トランプ会見への警戒感が過熱を抑えていたので、6月に入っても伸びが持続しています。

また日経ダブルインバース(1357)は上場来安値更新。「日経平均が1/17の高値まで距離があるのに何故こんなに下がっているのか」といえば、日経ダブルインバースも日経レバレッジETF(1570)も時間減衰するタイプの商品ですから、そういうことはあり得ます。

日経平均は200日線が上昇に転じてくる日柄。200日前が昨年7月末に該当し、現値が丁度200日前と同値水準です。そして昨年8月は株価が下がったので、現値水準を維持できれば200日線は上がっていくことになりますし、多少下がっても横ばいです。その多少がどのレベルかといえば20500円弱レベルであり、そういう兼ね合いもあって今回本当に下落しても2万円辺りまでがせいぜいとも思います。

6月のアノマリーとしては日経平均は強い月で、ここ30年程では11月、4月に次いで3番目に上昇しやすい月でもあります。ただそれは5月がワースト5位の成績で弱い反動が出やすいというのが一つあると思いますが、今年は5月がこれだけ強かったので何とも言えないかも知れません。

また例年株主総会が6月下旬に集中するので、それに向けた株価対策もあり6月が強い・・・という話もあります。ところが今年はコロナで決算同様に一ヶ月ほど延期するところが多く、そのアノマリーは当てはまりません。

アジアではコロナ第二波の懸念がずっと残っています。まあ第一波が終わったからこそ第二波の懸念が出てくるという言い方も出来るのですが、先んじて終わったはずの韓国での拡大、そして日本では北九州市の増加が気にされています。

第二波は間違い無く来ると思います。そうなる前に第一波の鬱憤を晴らすために出かけまくろうと考える人もいますし、そもそも何のことか理解できない人もいますし(子供とか)、変なことを言えば、第二波を「願う人」も存在するでしょうし。

例えば元々収入が少ない、あるいは働きたくても職が無い人にしてみれば、コロナが流行れば給付金が出るということがわかりました。株を空売りしている人や安く買いたい人もその中に含まれるかも知れません。多種多様な人が世の中に存在・共存する以上、全員が全員一致団結してウィルスを根絶させようというのはどだい無理があります。

海外などは日本よりもその傾向が強いでしょう。未だ感染者が落ち着いていないのに、欧米ではロックダウンが解除され、街には人が溢れています。ホームレスなども多いですし、米中対立が深まれば互いの国にウィルスを流行らせようと暗躍する存在だっているでしょう。

何より本来欧米の方が考え方がサバサバしていて、割り切りが強い印象があります。ですからもう第二波があろうが、生活を元に戻すしか無いという考え方が少なくとも日本よりは強いです。そして私も結局はそうするしかないと引き続き思っています。

もし日本に第二波が来た場合、株価はどうなるか。確かに流行り始めた2月前半は日本株もそこそこしっかりしていたのに、欧米での感染拡大が拡がった2月下旬から下落がきつくなったので、結局アメリカさん本国の感染状況次第だった・・・とこのメルマガでも指摘してきました。それは日本の株式市場のメインプレーヤーが外国人投資家だからです。

一応、引き続き外国人投資家がメインプレーヤーであるのには大きく変わりありません。ただ3月の安値形成からここまで頑張って株価を買っていたのは個人投資家であり、外国人投資家はずっとずっと売ってきた筋。もし個人投資家が第二波到来に怯え売ってくるようだと、今回は日本株にも売り圧力が強まるかも知れません。その辺りは留意が必要です。

スケジュールとして本日は香港で天安門追悼集会があります。今回国家安全法の採決が急がれた(=全人代を5月下旬に設定した)のはこれの前に何としてでも決めておきたかったから、という説もあります。これでまた混乱が生じるようだと、相場の攪乱要因になりそうです。実際、昨年の大規模デモは6/6から始まりました。ヨーロッパではECB理事会があります。更なる金融緩和といった話が出てくるかどうか。

5日(金)はアメリカで雇用統計があります。基本的には先月同様、既に毎週の週間新規失業保険申請件数で悪化がわかっているので、特段大きな材料にはならないような感じはあります。


新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調。昨日から一転売られる流れになり、日経ジャスダック平均も連騰記録が13でストップ。今月に入り主役が為替メリット株に変わったので、マザーズも1000ポイントの節目を達成した今、ちょっと資金が逃げやすい感じになっています。特に「大台替え」は節目としてかなり強く意識されますから、さすがにここを一段と上抜けるのは難しいように思います。

新興市場は資金が逆回転すると厳しい動きになりやすく、今の相場主導の原因とも言える売り方の買い戻しも入り辛いので注意が必要です。


ポートフォリオ銘柄】
日本KFCHD(9873)は大幅続伸。本日は特段材料が無いですが、ここまで相場の戻りに全然反応できなかった鬱憤を晴らすかのような上昇に。アメリカでは 鶏肉加工のピルグリムス・プライドが、幹部が価格操作の疑いで起訴されたとの報道が嫌気され急落しましたが、まあ同社は国産鶏肉しか扱っていないので関係無いですね。


ホクト(1379)も続伸。やはり地味ですが、小型株が相対的に弱い割にはしっかりしています。長野では農事組合法人きのこ屋が破産とのこと。残存者メリットが受けられそうな展開にはなってきました。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。