KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

久しぶりの暴落に

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日経平均は本日反落。昨日のNYは注目のFOMCにおいて22年までの金利0方針が示された一方、イールドカーブコントロール政策に関しては議論はしているものの答えが出ていないとしたことで、瞬間NYダウはプラスに転じる場面があったものの下げて27000ドル割れで終了。他方、NASDAQは買われ、終値でも1万ポイントに乗せました。ドル円は106円台に。


それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。その後はいつものパターンで一旦買い戻しの動きが出て22900円を挟んだ水準での推移となりました。ただ後場は日銀ETF買いが久しぶりに入ったと見られるも、下げ幅をグングン拡げる動き。NYダウ先物の下落が相場を冷やし、600円超の下げ幅となりました。売買高は16億株台、売買代金は2.8兆円台と最近の中ではそこそこ。


投資判断は「中立」。先週末の雇用統計に関しては結局明確に否定する人もいないまま、素直に好材料として受け止められました。日経の解説では「理由不明の休職者」がカウントされていないから実態は悪い・・・などとありましたが、まあ先月もある程度存在したでしょうし、株式市場はそんな細かいところまで一々気にしませんね。日本の景気ウォッチャー調査も前月よりさすがに改善しましたし、世界的に復調のスピードが競われるところです。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60080370W0A600C2EA2000/

VIX指数は今週遂に終値ベースで25ポイント割れ。絶対水準としてはまだ「高め」ではありますが、ようやく平時レベルになってきました。今や二番底を口にする人は皆無になり、空前の株価暴落も、リーマンショックには遠く及ばず、せいぜい15年の夏から始まったチャイナショックレベルの下げが極めて短期間で起こったのみ、という感じに。

一方、株価は確かに上がりましたが、アメリカの長期金利は再度低下する流れになっており、完全なリスクオンの感じではありません。この長期金利の方が時価総額も圧倒的に大きく空売りなどの需給要因に左右されにくいので、投資家の本当の心理を表しているようにも思います。

そういった長期金利の動向を尻目に足元ユーロの上昇が強いですが、特にユーロ円で見ると一ヶ月で10円も円安になりました。GWまではむしろ16年以来の円高水準だったのが、一転一年ぶりの円安水準となっています。これは先物の強烈な買い戻しを迫られる→ヘッジで円買いも入れていたものを先物の解消と同時に巻き戻し、という流れが、円安に拍車をかけているのでしょう。

WTI原油も結局40ドル手前まで急伸。原油を大食らいする航空産業が世界的に少しずつ復調の兆しが出て来た点が買い材料に繋がっています。減産延長が決まったと報じられ、原油在庫も減少し、ドルインデックスも下がって、雇用統計の良さで景気回復期待感も高まっています。最近の原油市況にはプラス材料しかありません。

なお、ベイカーヒューズの発表する稼働リグに関しては、引き続き減少が続いて1940年の統計開始以来の最低水準を更新しているのだとか。まあリグの稼働数=油田の数・・・というわけではないのであくまで参考値に過ぎませんが、とはいえ5月から原油市況から戻ってきたのに再起動が早いとされるリグが増加に増えないのは、やはり原油需要の逼迫に繋がりそうです。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

あと金価格は遂に下がり始めて来ましたが、まだ高値圏にはあります。他方、ビットコインは1万ドル辺りまでジワジワと上がっていますが、半減期という歴史的なイベントを通過した割には、また各国の金融緩和の割には弱いという印象です。

明日はメジャーSQ。ここが確かに需給の転換点になるのは事実で「ここから相場が反転する」という考え方がマーケットでは主流です。私もそう思うものの、またそういう人が多いと実現しない・・・というパターンもあるかも知れません。なお、例年6月メジャーSQ辺りに四季報の発売日があるのですが、今年は発売日が6/26まで後ズレするのだとか。まあ各企業の決算が延期になりましたし、仕方無いですね。

チャート的には23000円前後が昨年11月から今年2月の間で推移した価格帯であり、価格帯出来高も多く戻り売り圧力はあると見られます。

じゃあ売りなのか・・・というとそれもまた難しいところ。この戻り相場が世界レベルで起きており、日本株だけの問題で無い以上、日本だけが下がるという考え方も無理があります。目先どんなに下がったとしても高値から10%程度の22000円割れくらいまでのところがせいぜいで、しかもNT倍率が歴史的な高水準にまで上がってTOPIXの方に出遅れ感があることから、下がっても日経平均だけ下がるというパターンも十分あり得ます。

というわけで、目先の方向性としては一旦踊り場形成という見方をメインシナリオに置くものの、絶望的な下げにはならないというイメージです。引き続き大きめの下げは夏場であるという認識なので、現段階ではせいぜい押し目レベルの下げしか起こりえないでしょう。


新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調NASDAQが高かったのでマザーズは高いかなと思ったのですが、普通に東証1部の下落に冷やされました。明日でマザーズ先物の方も一旦6月限月清算されるので、また1000ポイントを意識した推移が続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は大幅安。一気に6月安値を付けました。結局今回のマザーズ高の流れをもってしてでも200日線を越えられず、本格的な反転にはならないですね。日本証券新聞などでは中国「618」商戦の注目株として、本日大幅高となった同業のヤーマン(6630)と共にピックアップされていましたが、現実的にはどこまで業績の下支えにできるかどうか。とにかく実績が求められます。


ホクト(1379)は反発。昨日月次動向が発表され、また計画値を大きく上回る着地に。地合が悪く2000円の抵抗線を前にしても崩れないのはこの辺りに要因がありそうです。

また日本証券新聞によると「コロナによる「内食指向」と「免疫力向上意識」の高まりを背景にキノコ需要が拡大。免疫力向上に向け腸内環境を整える食材としてキノコが紹介されたことも手伝って、スーパーマーケットからの引き合いが拡大。3、4月は野菜の出荷が低調で、工場栽培のため一定量を確保できるキノコの発注量をスーパーマーケットが増やしたことも数量増を後押し」とのこと。

また「数量だけでなく価格も高水準を維持。例年、鍋シーズンの1、2月を頂点にお盆すぎまで価格が下がるが、今年は下がらず例年にない価格で取引されている」とのこと。かなり良い内容なのですが、なかなか反応しない点がもどかしいですね・・・。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。