KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

引けに日経平均のリバランスを控える

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日反発。前日のNYは前日急落の反動買いが出たものの、パウエルFRB議長がECBシンポジウムでサプライチェーンボトルネックが解消されないことからインフレが予想以上に長期化するという見方を示したことで上値が重く。中国当局向け試験飛行成功が伝わったボーイングは買われる展開に。一方NASDAQは続落。VIX指数は22.6ポイントに低下。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が112円まで上昇してきたことも追い風でしたが、すぐにマイナス転換。証券増税を視野に入れる岸田首相誕生を嫌気する流れになり、昨日の安値を割り込むところまで売られました。

中国の国家統計局が出したPMIが49.6と好不調の分かれ目50を下回ってきたことも不安材料に。ただ連休を控えた上海株がしっかりしたスタートになったことで、買い安心感が広がりました。後場も安く始まったところから、少しずつ下値を切り上げる形。引けでの日経平均リバランスを意識した動きになっています。売買代金は13時15分時点で2兆円台と活況。


投資判断は「買い」。先週は中国恒大リスクが散々言われましたが、喉元過ぎれば皆熱さを忘れた模様。これだけ「中国は大型連休中に破綻処理を進める」と散々デフォルト懸念が指摘されていた中で、改めて慌てふためくとは、なんてうかつな投資家が多いことか。しかしまた日本の連休中にネガティブサプライズが発生しましたね。

丁度オプションの清算が前週末のクアドルプルウイッチングで終わってしまったので、オプションを建てて保険を付けていなかった投資家も一定程度居たのだと思われます。

中国版リーマンショックという言葉に非常に訴求力がありますが、当時に比べて世の中にお金が溢れかえっていますから、本質的に金融危機は起こり得ません。これがテーパリング開始後や利上げ中であれば懸念の高まりや催促相場に繋がったでしょうけれど、FRBのバランスシートもまだまだ拡大している途中であり、実態面では換金売りが換金売りを呼ぶような逼迫した事態ではありません。株が一番影響を受けている感じですが、大暴落ではありません。

残念ながら中国側の習主席が考えを改めて恒大集団を救うことは期待しない方が良いです。習主席の頭の中はわかりませんけれど、「共同富裕」のコンセプトから極端な金持ちは潰して格差是正に動こうという姿勢は明らかです。そもそも以前から不動産価格を抑えたいという目的から総量規制を実施しており、それがようやく実を結んだという言い方もできます。

ただ市場の中ではまだ「最終的には政府が何とかしてくれるだろうと」期待している向きも確かにあり、それが失望に向かうことだけはリスクとしてまだ残っているイメージです。

それでも「不安材料」が相次ぐ時の方がより株価は上がりやすいものです。そもそも相場に何も不安材料が無いことなんてあり得ません。むしろ不安材料が消えた時こそ「幸せすぎて怖い」ことが起こりえる、そんなひねくれた性質を持つのが相場というものです。何故なら不安なら先回りして売っているでしょうし、同時に売り方も結果に対して不安なはずだからです。

外国人買いがどこまで続くかということですが、私の感覚では長期筋はまだほとんど買いに回っていません。何故なら先週まで為替が全然動いていないかったからで、長期筋が買ってくる場合は為替ヘッジで円売りを同時に入れてくるはず。菅首相が事実上の辞意を出して株高になった時にも書きましたが、為替がほとんど動きませんでした。あくまで値幅取りの短期筋が今回の急騰局面を演出した部分が大きいと見られます。

とりあえず先々週時点で外国人投資家の現先合わせた今年の売り買いはほぼトントンになりました。ただ昨年は現先合わせて6兆円超の売り越しでした。日銀がETFを7兆円超買ったのに彼らはぶつけてきたわけですが、その日銀は基本的には売りません(※ただしETF売却していないが、過去に金融機関から買い取った株式を16年4月以降年間3,000億円ペースで売却し続けている)。

そういった形で玉が吸い上げられている部分があり、一旦外国人が方針を変えると、日経平均がたった2週間で3000円もワープしてしまうようなことに繋がりました。本当はもう少し安く仕込みたいと思っていても売りが出ない。しかし日本株ポートフォリオを高めないといけないので買わざるを得ない。そういう動きがここまでの外国人買いでの日本株の反応の良さに繋がっています。

ちなみにアメリカはアメリカで例えばMicrosoftは先日6.6兆円規模の自社株買いと増配を発表。GAFAM系銘柄は以前からも自社株買いが株価を押し上げてきた面もあり、買われる銘柄がドンドン買われるという環境が出来ています。

来月になると株高で日本株のウエイトが高まった分、今度は機関投資家(特にGPIF)のリバランス売りが出てくる可能性もあります。一般的に彼らがリバランスをするのは月替わりからなので、10月の入り方は警戒する必要があります。ただ現時点での私の漠然としたイメージとしては、こういった売りがあっても上述の外国人投資家の買いが迎え撃って年末まで大崩れは無く、何とか高値圏で持ちこたえてくれるのではないかなとは思っています。

アメリカのS&Pは9月弱いというアノマリー通りにここまで進んできていますが、逆に10月は強いというアノマリーがあります。そういった外部環境の良さも、下支えとして期待できるでしょう。

個別ではトヨタ(7203)株に注目です。足元で分割考慮後での最高値水準となっていますが、このまま維持できれば日本株全体の上昇波動が新局面を迎えると思います。


新興市場も「買い」。本日は高安マチマチ。マザーズ指数が後場から切り返しの動きとなり、相場の雰囲気を改善させてくれています。元々権利落ちの影響が少ないことから、立ち直りも早い感じ。一方、まあまあ権利落ちの影響があるJASDAQは戻りが弱いという具合です。マザーズ指数のチャート的には上値に25日、75日線が控えているので、少し戻り一巡後は重くなるかも知れません。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は大幅続伸。権利落ちの昨日から受渡日ベースで実質下半期相場入りですが、流れが完全に変わったような感じになっています。75日線も2月以来約8ヶ月ぶりに上向きに転じて来ました。世間のペットフードの売上は落ちているようですが、保険は継続性があるのでここからの大反撃に期待です。


ブロードメディア(4347)は反発。株式併合による信用買い残強制整理より、一昨日のブログで「早ければ明後日くらいから戻っていく展開」としましたが、大体そんな感じになってきています。昨日は一見出来高が少ないですが、株式併合分を考慮すれば半年ぶりの高水準で株主入れ替えが急ピッチで進みました。ここから1000円を目指す波動になっていくと見ています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

そして次回は9月の成績発表です。お楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

池乃めだか師匠

我が家はそんなにテレビをガッツリ観る家ではないので、テレビは小さいですとか言いながら2台あるのですが、メインの方でも24インチ。もう一台は19インチです。昔はメインも21インチで生活していたのですが、買い換えの時にむしろ大きい方が安かったので大きくしたまで。ちなみにパソコンのディスプレイは23インチで大差無く。むしろパソコンの方が近くで見る分デカい印象があります。

先日、我が家に娘のお友達を招き入れた際、その子が「えぇっこれがテレビこんな小さいの無いのかと思った」と言われました。いやいや、どんだけ目が節穴やねん無いってことはないやろう・・・

「うちのお父さんゴルフ観るためにテレビが大きい」とか言っていましたが、まあ確かにそういうのが好きな人は大きい方が良いでしょうね。うちの姉は以前大のSMAPファンだったので、ライブDVDを観るために50インチのテレビ買っていましたが、解散した今となっては、その大きさを持て余しつつ、過去のDVDを観ては懐かしんでいるご様子(昨日の嵐ショックは関係なかった模様)

しかし今の子供はトイレで水を流すことを知らないですし(自動水洗に慣れているため)、娘は和式のトイレが使えません。色々なところでジェネレーションギャップを感じるお年頃です・・・

権利付き最終日も続落で終了

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続落。前日のNYは長期金利の上昇で金融株が、WTI原油先物が7月以来の高値を付けたことでエネルギー株が買われダウは堅調も、NASDAQS&Pが売られマチマチ。半導体株指数のSX指数も軟化。中小型株指数のラッセル2000は1.5%の上昇。長期金利は一時1.5%超え。VIX指数は18.8ポイントに上昇。ドル円は111円回復。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨日に続き海運株や半導体株など、これまで相場の主役だった銘柄が売られ3万円手前まで下落しました。マザーズ指数もジリジリと売られ一時3%超の下落に。半導体が弱いことで韓国や台湾株も弱い動きでしたが、注目の中国市場はしっかりしたスタートとなったことで、11時以降は買い戻しの動きが出ました。

後場は一段と下げ渋り。その後も上値の重い展開が続きましたが、昨年同様に引けにかけて明日の権利取りの動きが強まる形。本日の高値圏では終えましたが、マイナス圏から脱することはできませんでした。売買代金は3.8兆円台と活況。引けで8000億円以上出来ました。


投資判断は「買い」。先週はS&Pが9月安値を付けVIX指数は20ポイントを改めて上回ってきたものの、一方でドル高の動きになっており、決してアメリカ売りというわけではありませんでした。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

VIX指数に関しては日本のメジャーSQに当たるクアドルプルウイッチングがあって一度オプションが清算されたので、改めて翌限月オプションのポジションを建てる→値が上がりやすいという傾向があります。勿論ロールオーバーなどもありますからそんなに大きな影響ではないと思いますが、現実的にこれまでウィッチングデーの前後でVIX指数は少し上がる傾向が見て取れます。
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-VIX/

中国恒大に関しては「大手が大量保有している」という記事もありますが、大量といってもたかだか440億円レベル。屋台骨を揺るがす程のレベルではありません。ちなみにGPIFも少し持っています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-17/QZL7VYT0AFB701

既に利払いはしないと伝わってはいたのですが、一部投資家の中で「でも政府が肩代わりするんでしょ?」という期待感があったのも事実。希望者には不動産での返済をするなど自転車操業状態ですが、それが不動産市況の値崩れに繋がるという指摘があります。

そもそも格付けは既に最下位の「CCC」。中国では一段階引き下げられまだ「A」という高さを維持していますが、信用している呑気な金融機関は無いでしょう。もう怖がる必要は無さそうです。

金額ベースで言えば9.8兆円規模ということですが、これまでもプエルトリコ債が8.9兆円規模の、またアルゼンチン債も昨年7.5兆円規模のデフォルトを起こしましたが、株式市場は飄々としています。

確かに国債・地方債に比べ今回は社債(を含む借り入れ)ですから、また話が違うかも知れませんけれど、中国は1.5兆円規模の流動性を確保していますし、既にリーマンショックで経験しているのに、それに巻き込まれて破綻するような間抜けな金融機関は、少なくとも大手にはいないでしょう。

確かに中国恒大一つの金額の多寡の問題ではなく、リーマンショックの時も「政府が救わなかった」という事実こそがネガティブサプライズになって引き金になりました。地合が悪ければ「連鎖破綻の始まりだ」「シャドーバンキングなど当局が把握しきれていない金融機関の連鎖が起きる」と煽ることは可能です。株価の水準から売りたくなる人が多いのも事実でしょう。

習近平氏の頭の中は本人以外に知る由もありませんが、「共同富裕」を掲げて共産党以外の富裕層を敵に仕立て上げ、貧困層の不満のはけ口にしている感じがあります。今回の中国恒大もそうですし、最近のIT系企業の狙い撃ちもその一環とみられます。

不動産バブルが崩壊すれば、一般庶民の溜飲は下がり、また手に入りやすくもなりますから、不動産潰しの考えは頭にありそうです。そもそも中国では自己所有の不動産でも個人で勝手に売買できず、国の許可が必要。あくまで国家のものという考え方ですから。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=63593?site=nli

ただ不動産やテンセント、また外国人投資家の比率が高い香港ハンセン指数の下落が続いているのに対して、上海総合指数は年初来高値圏をキープ。株価を支える国家隊の存在も指摘され、不動産はともかく、株を悪と考えているわけではなさそうです。

あと、これは説得力が弱いですが、来年2月には北京オリンピックが(早くも)控えています。その前にアメリカとは上手くやっておきたいということもあり、アメリカ以外の敵を作り出す必要性があったのではないでしょうか。実際、中国は対アメリカの追加関税免除期間を延長。来月末のG20会談を前に、融和的な雰囲気を出しておこうという空気感はあります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd5c2dedfd8a8a6d4466534c3ebd0fa73090c938

ともあれ突然のTPP申請も含め、やおら動きが目立ってきた習近平氏。突然何かやり出すという辺り、トランプ前大統領に似てきたような感じがします。


新興市場も「買い」。本日は両指数共に軟調新興市場権利取りでのメリットが薄い銘柄が多いことなどで買いの資金が入り辛い点が嫌気されました。またマザーズは4社も同時IPOということで、短期資金も吸収される形。なお揃って買い気配スタートと順調でしたが、GC企画(4073)以外は初値形成後弱く、新興市場の雰囲気を好転させるには至りませんでした。


ポートフォリオ銘柄】

日本KFCHD(9873)は続伸。今月の高値に面合わせの場面がありました。こちらは人気の高い外食の優待権利取りの動きもあって、盛り上がりやすい下地がありました。その分明日以降は反動が気にされます。


ブロードメディア(4347)は反発。明日に株式併合がある関係上、信用買いの強制返済を迫られる形になって寄り付き段階で130万株の成り売りが発生。そのため寄安から切り返す形になりました。逆に言えばこれで大量の信用買い残がリセットされたので、早ければ明後日くらいから戻っていく展開が期待されます。まず株価1000円を目指す展開になりそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

不健康診断

今年はなかなか健康診断に行けていなかったのですが、先日ようやく済ませましたほんの数分で終わる健康診断ですが、待合室がお達者クラブの寄り合い状態になっているお約束の混み具合で、お年寄り同士が「やあお久しぶり。元気?」と挨拶、看護師さんが耳元で「今日は保険証持ってこられましたか?」と大声でゆっくり言う、というような典型的な感じ。結果1時間半待たされました

毎年毎年「不整脈の疑いがある」と言われて憂鬱になるのですが、今回は珍しく何も指摘されずたまたま調子が良かっただけかも知れませんまさかコロナワクチンの良い副作用で治ったとか・・・とはいうものの、時々胸の辺りが痛かったりするので、本質的に循環器系が良くないことに変化が無いとは思いますが

ただ最近首がとにかく慢性的に寝違えたように痛いので、それだけ医者に言ってみたのですが「一日パソコンを10時間以上も眺めていたら、そりゃ痛くなるわい」と一蹴。尻が痛いのも同様。生活環境を何とか変えないといけません

その首から来ているのかわかりませんが、最近は頭もシクシク痛い感じ。台風が近づくとそうなってくるのもあり、今回も台風のせいかもしれません。娘のせいで寝不足も続きますし、五体満足な日が訪れるのはいつの日か・・・ 

中国が仮想通貨を全面禁止に

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は金曜大幅反発。前日のNYは中国恒大問題の沈静化やFOMCを受けた早期テーパリング開始観測、債務上限問題に対する不透明感などから長期金利が1.43%を超えてリスクオンモードに。3指数、中小型株指数のラッセル2000揃って1%超の急伸となりました。30年金利も1年半ぶりの上昇幅。WTI原油先物も73.5ドルまであり9月の高値を更新。ドル円も110円回復。

それらを受けた日経平均も朝方から買いが先行。その後は急伸に対する戻り待ちの売りが重石になりましたが、注目の中国市場が弱いスタートながらも、出尽くし感から改めて買いに向かう流れに。その後改めて売り直されもしましたが、前場は寄り付き5分の値幅で収まる推移となりました。

後場前場高値圏で始まると、その後前場高値を上回る流れに。引けにかけてジワジワと買われ、一応は高値圏での引けとなりました。売買代金は3.5兆円台と活況。


投資判断は「買い」。金曜のNYはナイキが商品の供給不足を発表して大きく売られたものの、ダウはプラスをキープするなど3指数揃って前日終値近辺で終了。長期金利は1.45%に微上昇。VIX指数は17.8ポイントに低下。一方、中国が暗号通貨を全面禁止としたことでビットコインは5%超の急落に。それらを受けた日経平均先物は30040円となっており、週明けの日本株は小安いスタートが想定されます。

日本株は9月に入って急変しましたが、機関投資家の方もなかなか機敏に動けていない様子。例えばひふみ投信が現金保有比率を7月末2.96%→8月末8.25%に上げていて、高値更新は続くもののここ最近の上昇率は指数に割り負けています。

これはひふみ投信を責める話ではなくて、資金運用額が大きくなってくると、リバランスに時間がかかり状況の急変について行けないということです。まあ、ひふみは日経記事では、菅首相の辞意から買い戻しを進めているという話ではありますが、ここ最近弱いアメリカ株も組み入れているので、月間騰落率はここまでのところTOPIXに割り負け。やはり出遅れ感は否めません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD083220Y1A900C2000000/

自民党総裁選の公示となり、野田聖子議員を含む4人の立候補が出てきました。となると、一発目で過半数の票を獲得する人が居ないと見られることから、決選投票に話が進んでいく可能性が高いです。そうなってくると議員票が有利となり、岸田氏が首相になる可能性が高まってきました。

WTI原油先物は7月以来の高値に。未だにハリケーン「アイダ」の影響で南部製油所が完全復帰できていないことで、供給懸念が続いています。またOPECの来年までの需要見通し強気も効いている形。原油価格の上昇が続くのは消費者にとっては痛手ですが、株式市場にとってはプラス影響の方が大きいです。またサウジアラムコは10月のアジア向け原油販売価格を引き下げており、とりあえず日本は多少マシなのかも知れません。

日経平均も先週31年ぶりの高値を付けてきましたが、一応先物の方はまだ2月高値30720円を抜けていません。つまり9月中間配当落ち分があって届いていないのですが、こういう「未更新」な状態が残っていることからも、まだ上に向く力は十分あると見ています。

チャート的には9/16に高値圏で陰線の包み足を示現して急落となりました。まあ、これだけ上がってきて反落がこの程度で済んでいるのであれば由としておくべきなのでしょうけれど。「日経平均の高値更新も済んだので一旦売り」という普通の判断が、結果的に報われた場面がありました。

先々週末時点の投資主体別売買動向では外国人が現物を3,010億円の買い越し。メジャーSQ週なので売り越しもあるかなとは思いましたが、きっちりと買い越しになっていました(逆に、特殊要因分を除ければかなり買い越し?)。

先物も7,538億円の買いということで、合計1兆円超の買い越し。これで年初からほぼトントンになってきました。まあトントンになったから「はい、終わり」ではないとは思いますし、これまでの間にファンドの運用額も増えているでしょうしね。

一方、個人投資家は5,805億円の大幅売り越し。信託銀行も2,120億円売り越し、投信も1,896億円の売り越しと、国内勢が売り向かう形。やはり個人投資家の売り越し姿勢が如実に表れている形です。個人が買い転換すれば、更なる上値追いも難しい話ではありません。

少し気になるのは半導体関連株に関して。上述したようにディスコの説明会において「引き合いが落ち着いてきた」という話もありますし、またパソコンの巣ごもり需要が一巡して、DRAM価格が前月比で下落に転じて来たという話も出て来ました。

勿論、まだまだ調達難で需要は旺盛でSOX指数も最高値更新中ですから「これで天井だ」とは言いませんが、株式市場は随分先の先まで織り込んでいるので、イエローゾーンになってきたような感じはします。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC01AEL0R00C21A9000000/

SOX指数が反転してくると、特に東京エレクトロンの上昇に牽引されている日経平均は上昇の勢いを削がれてしまいます。まあ2月に高値を更新してきた時の主役であるファーストリテイリング(9983)とソフトバンクGで、足元2000円程日経平均を押し下げているということで、これらが復活すれば改めて上昇力は維持されるのでしょうけれど。


新興市場も「買い」。金曜は両指数共に堅調。特にマザーズ市場が思いの外全面高の流れに。IPOのレナサイエンス(4889)は公開価格比約1.5倍で寄りついたものの、その後は一転売られストップ安配分に。雰囲気が良いのか悪いのかよくわかりませんが、個人投資家が改めて活気づいてきた感じは受けます。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は反発。アメリカの長期金利が急伸したことで、金曜の業種別ランキングは保険業が2位。保険株の末席に鎮座するアニコムも買われる動きになりました。チャート的には再度一目均衡表の雲から抜け出して9月高値に迫る動き。月次も地味に順調なので、まずは1000円奪還から。


ネクス・インフラ投資法人(9286)は続伸。アメリ金利急騰は高利回り銘柄にとっては相対的な売り要因になると思いましたが、特に気にする向きも無く。純粋にリスクオンの動きから買われました。地味に9月高値に戻ってきており、金融機関の中間期ポートフォリオリバランスの動きがあるのかも知れません。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

陸に上がったマグロ

うちの姉が10年程前からマラソンにハマってしまい、40過ぎから始めて名古屋ウィメンズマラソンにまで出場するようになった、という話をこのブログでも書きました。ところが昨年はコロナ禍もあって、旦那さんからの自粛指摘もあり、あまり練習することも出来なくなったのだとか。それで随分と鬱屈した日々を送っていたようなのです

ところが、その鬱憤を晴らすかのように今年からまたエネルギーが爆発走りに走って、先日は遂に富山県から新潟に入るまで走り抜け、80km弱を走破したのだとか実にフルマラソン2回分近く

いやー、50代後半にもなって、一体どこにそんなバイタリティがあるのか来年の24時間テレビでも走るつもりなのか本当に止まったら死ぬんじゃないかというくらい恐れ入ります私や嫁なんて、娘の相手を一日するだけでもうヘトヘトなのに体力を少し分けてもらいたいです

翻って私は今やドラクエウォークにも飽きがきて、一日の歩数が1000歩いかない日なんてザラにあります座ってばかり居すぎて首は痛いわ、逆に膝が痛いわ不健康な毎日を過ごしています運動しないといけないなと思いながらも、SIXPAD Foot fitで足をブブブと電気刺激している程度の日々。しっかりと体を動かす時間を作らないといけませんね

FOMCを無事通過して再度リスクオンに

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は水曜続落。前日のNYは中国恒大破綻懸念を引き続き警戒する動きに加え、FOMCを控えて動き辛さが台頭し、朝方のリバウンド気運が縮小。前日終値近辺での引けとなりました。


それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり昨日安値を割り込んでスタートし、29600円割れまで売られました。ただ10時以降に中国恒大の社債利払いが23日に行われると報じられたことで買い戻しが進み、一時プラス転換。連休から戻ってきた上海市場も下げ幅を縮小しました。しかしプラス転換後は達成感から前引けにかけて改めて下げ幅を拡大。

昼に日銀金融政策決定会合が現状維持と伝わると、後場は少し買い戻されてスタートしましたが、改めて売りに押される流れ。再度29600円辺りまで下がった後は買い戻しが入りましたが、FOMCを控えて売り戻されました。結局前引け水準で終了に。一方、TOPIXは安値引け。売買代金は2.9兆円弱とここ最近の中では減りました。


投資判断は「買い」。水曜のNYは注目のFOMCにおいて早期テーパリングの意図が示されたものの、全般的には安心感が広がり3指数揃って1%前後の上昇に。中小型株指数のラッセル2000も1.5%程の上昇。VIX指数は20.9ポイントまで低下。上海総合も小幅続伸。それらを受けたシカゴ225先物は執筆現在で30005円となっています。

先週までNYダウが弱い裏側で日経平均は強い動きが続いていましたが、これは先月まで「アジア株売り、欧米株買い」だったものの裏返しだろうと思います。先にも書いたように、元々アノマリー的にも9月はアメリカが弱いものの、日本は近年強い(中間権利取りの動きが出るため)という傾向があり、それに沿った流れとなっていました。

特に9月からの上昇の原因は「アベノミクス以来の外国人買い」という記事が出たように、外国人が買った相場。一方、個人投資家が好きな日経ダブルインバース(1357)の信用買い残はまた1億口を超えてきていますし、日経レバレッジETF(1570)の空売りも1月以来の高水準。ずっと高値警戒感を心配している人がいつまでも心配してくれています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-12/QZ7PUTT1UM1401

実際、引け間際に注文が膨らむことが多いのも、昨今の指数上昇に伴うこれらレバレッジETFに絡んだ取引が入ってきている証拠だとみられます。

一方、トヨタ(7203)が40万台追加減産というニュースが出ました。振り返ってみると、結局最初にトヨタの減産報道が場中に出た8/20が大底で、そこでセリングクライマックスから上がってきている形です。

昔散々言われた「ヘッジファンドの45日前ルール」も9月末決算ならば8/15辺りに該当してくるわけですが、実際のところは30日前くらいまでは解約が間に合うという話もあって(そもそもヘッジファンドなんて無数にあるので、それぞれルールが違う)、それを完全に通過したのもあったのでしょう。

また2/16に付けた高値から半年期日を通過した日柄でもありましたし、75日前が5/10の戻り高値に近づいて75日線が上昇しやすい日柄でもありました。マザーズが阿鼻叫喚の下落から先んじて底を打っていたことも大きかったです。

何と言っても先月末に月末安アノマリーが破られたことが象徴的でした。MSCIのリバランスも終えアジア株が強くなったこと、また外資からの日本株格上げが増えたことなどからピンときて、何とか投資判断「買い」引き上げを指摘することができました。

菅首相の事実上の辞意は需給に弾みを付けたことは間違い無いとは思いますけれど、需給やチャート的には準備万端で、十分に大幅高の火が燃え広がる下地は整っていたのだろうと思います。しかしトヨタ自身は1万円というところが強力な節になってしまう可能性がありますね・・・。

中国株安や中国第二位の不動産企業とされる中国恒大の不良債権4兆円という話で足元は揺らいできていますが、マジメに論じれば、金融危機はもう危機にはならないというは、何ならコロナ前から繰り返している通り。中国恒大の話は昨年から何度となく出ていて、債務を引き受けている銀行も既に十分引当金を積んでいるはずですし、今更悪材料視される方が本来はおかしなところです。

アノマリー的には9月後半から権利落ちにかけて高いというものがあります。9/15~権利付き最終日まではアベノミクス開始の13年以降は日経平均が7勝1敗。

それ以降も配当の金額が増えて来ていることで配当再投資買いが出やすいこと、また一般的に権利落ちで確定される株主名簿の名義戻し圧力が進むので、空売りの買い戻しが増えやすくなります。そこまでは強気で良いと思いますが、問題はむしろ権利落ち後で、今回の場合は日経平均銘柄入れ替えの影響で4,700億円の売りが待っていますから注意が必要です。

原油はドル高の中で強い動きが続いています。中国が原油の戦略備蓄を放出も、未だハリケーン「アイダ」の影響でアメリカ南部の製油所の大部分が止まっていることで原油はしっかり。ギニアの政変でアルミも13年ぶりの高値圏にあります。コーンや大豆などの穀物は落ち着いているものの、またインフレ率を押し上げる形になってきそうです。


新興市場も「買い」。水曜は両指数共に軟調。朝方こそマザーズはプラス圏でスタートしたものの、東証1部の売りに押されて続落となりました。メルカリ(4385)は強いものの、他の銘柄が軒並み売られている格好です。一方、再開したIPOではコアコンセプト・テクノロジー(4371)、ユミルリンク(4372)共に買い気配スタートと好発進(ただし大陰線)でした。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は小動き。マザーズが弱い中では健闘しましたが伸びきれませんでした。ただ引け後に10円の復配を発表。正直、配当落ちがあるので権利落ち後の来週に発表してもらいたかったですが、先の自社株買いといい株主還元の姿勢は強くなってきました。ヤーマン(6630)の好決算からも推察できるように、足元の業績はかなり良いのでしょうね。


ブロードメディア(4347)も小動き。ただ月末の株式併合に向けて上値の重い展開が続きます。信用取引が規制されており、返済期限の近づく買い残から断続的に売りが出る形。実際、先週もまた100万株超の買い残が一気に減りました。ただその分買い残が整理されており、一般的に併合後は株価が戻りやすい傾向があります。同社にも期待。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。