KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ゲレンデが溶けるほど その8

すっかり間が空いてしまった娘のスキー話の続きです

最終的にはうっすらぼやかした感じで「ま、まあとりあえず、スキーウェア着て出かけよう」と言って、何とか車に乗せて連れ出します。道中「今日スキーするの?」と聞かれ、「うん、まあ・・・」と応じましたが、ここまで来るとさすがに観念したようで、もうそれ以上何も言いませんでした。若干重苦しい空気の車内

まあなんだかんだで遅刻もせずギリギリ到着した頃には機嫌も直った様子今日はさすがに娘のレッスンを見ておこう、ということで、私自身はスキーせずに見学(ということにかこつけて、これ以上無様なスキーを回避)。余った3回分のリフト券は、お友達のお母さんに譲りました

午前中はまた麓でのスキーレッスン斜面が緩やかなのは良いのですが、登りは自分でスキーを担いで歩いていかないといけません。それを少しずつ少しずつ距離を伸ばして5回くらい繰り返しますスキーを担いでうつむき加減で登っていく様は、やや奴隷感が滲み出ていました頑張れ、娘よ

その疲労感がピークに達する前に、10時半頃にお昼となりました早めに昼食をとってしまって、その後はいよいよ今回のレッスンの総仕上げ。リフトに乗って頂上から滑り降りてくるという段取りです。この大人の私ですら10数回コケながら降りてくる難易度の高いスキー場ですが(←下手なだけ)、果たしてスキーを始めてから3日の娘にできるのか?そもそもリフトに乗れるのか

心配している私をよそに、娘の方はむしろリフトに乗ることが楽しみで仕方無い様子昼食後も休憩して体力を温存しておけば良いのに、お友達と一緒にソリ遊びを繰り返し、キャッキャッキャッキャッと大騒ぎ朝のイヤイヤや午前中の奴隷のような特訓が嘘のようなハイテンションでした(つづく)

2月の成績発表

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色々と公私でバタバタして、約1ヶ月も更新に間が空きました。その間でも有料メルマガの方は(値上げをしてしまったのですが)基本毎日更新していますから、日々の市況などを追いたい方は上述のリンクからお申込いただければ幸いです。

それで本日は宿題となっている2月の成績発表です。2月はなかなか上値が重い日々が続きましたが、3月に入って一旦突破しました。その後の値動きは推して知るべし。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!(なお評価は例月通り、2月末を含む週の金曜、つまり3/3の終値で行っています)


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
585円→540円(19営業日保有 下落率7.8%)

決算を嫌気し、まだまだ値を下げるアニコム株。地合の悪化や保険株の売りもあり、足元では500円を割り込む場面がありました。困ったものですね・・・。新四季報などでも利益の伸びは着実ですし、個人的には期末に向けてどこかの生損保が提携や買収を狙ってくると見ているのですが。IRページに出ている社長の動画や業界分析などは必見です。


ブロードメディア(4347)
1023円→1135円(19営業日保有 上昇率10.9%)

自社株買い効果もあり、しっかりとした強い展開が続きました。足元でも地合の悪い中でスルスルと上値を買い上げる動きで逆行高。引き続き通信制高校の教育分野が強く、どんな地合でも安定感があります。優待もあるので3月権利取りの動きや、名義戻しのための売り禁などが買いに拍車をかけている印象です。


BlueMeme(4069)
1700円→1518円(9営業日保有 下落率10.7%)

こちらはマゴマゴしている間に損切りポイントを過ぎてしまい、決算後の急落で損切りしたら、その後は自社株買いで急騰・・・と全くチグハグでした。残念。


巴川製紙(3878)
696円→691円(19営業日保有 下落率0.7%)

2月はやや売りに押される展開になりました。3月に入ってからは電池用熱伝達抑制シートの特許取得で急伸する場面があったものの、その後A種優先株式の一部取得と消却を発表して元の水準に戻る流れ。消却自体は良い話ですが、目先の還元余力が減ったことを嫌気する動きが出た感じです。足元の低PBRブームの流れ自体は追い風だと思いますが。


トヨタ(7203)
1891.5円→1884.5円(19営業日保有 下落率0.4%)

為替は円安方向に振れたものの、決算を受けて以降は弱い動きが続きました。Teslaが復調してきたことや、新社長に対する警戒感がまずは出ている感じでしょうか。足元では市場の混乱もあり、更に下値を深掘り。ただヨーロッパではEV化の流れも結局中国勢に押されてややトーンダウンしており、ハイブリッド車復権も近いように思われます。


北陸電力(9505)
518円→540円(19営業日保有 上昇率4.2%)

地合が良かろうと悪かろうと、とにかく売られ過ぎの水準から戻す動きの電力株。そして同社は3月に入って志賀原発活断層活断層ではないという見解が出て一転急騰。個人的には原発は必ずしも解決策ではない(むしろ日本のCO2を排出しにくい火力発電設備の優位性を国際的に訴える方が国益に叶っている)と思っていますが、まあそれとこれとは別の話という感じですね。


一蔵(6186)
453円→523円(19営業日保有 上昇率15.5%)

決算を受けて上放れの動きとなり、その後も低PBRブームを背景に上値追い。足元では21年以来の高値水準となってきました。目先は短期過熱感があるもの事実ですが、インバウンドの復調期待感もあり、ここはまだ上値余地がありそうです。


Deere & Company(DE)
406.06ドル→430.28ドル 円換算53275円→58444円(19営業日保有 上昇率9.7%)

丁度3/3の基準日に戻り高値を示現し、その後は穀物市況が作付け面積拡大観測などを受けて下落→更に地合悪化も重なり下落という動きになっています。本当は400ドル辺りで為替効果もあり利が乗っている間に売ってしまいたかったのですが、更新できなくてタイミングを逃してしまいました。うーん、勿体無いことをしました。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.03(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 2/3終値 27509円→27927円(19営業日 上昇率1.5%) 0.08(%/営業日) 
TOPIX  2/3終値 1970→2019 (19営業日 上昇率2.5%) 0.13(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北・・・。BlueMemeが投資期間短く大きな損切りになったことで、足を引っ張られました。無念・・・。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1290.9ポイント
今月は微増でした。足元はまた悪化していると思いますが、ここから更新頻度を上げて巻き返していきたいと思います。


市場の見通しは「売り」です。未だ解決が見えないアメリカの連邦債務問題が、アメリカの債券市場を更に刺激してくるかも知れません。なお、1月既に債務上限に達しており、今は財政資金をやりくりして6月までは政府閉鎖は無い模様。爆弾が爆発する前の最後のチキンレースというような具合ですが、じゃあどのタイミングで市場がそれを意識してくるか・・・というところはまだわかりません。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023020800937&g=eco


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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日経平均は本日反落。前日のNYはお休みで、ヨーロッパ株はマチマチの小動き。米ロ対立の激化を懸念しWTI原油先物は77ドル台回復。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。一旦はプラス圏に浮上しましたが、TOPIXが今年の高値を付けたところで早い下げ足に。為替も円高に振れ一時200円近く下げましたが、アジア株がイマイチながらも小じっかりで、日本株もその後何事もなかったかのように一旦持ち直しました。

後場は改めて売り直される動き。引けにかけて軟化し、結局寄り値近辺で終えました。売買代金は2.3兆円弱と昨日を下回り今年最低を更新。REIT指数は反落でした。


投資判断は「やや売り」。先週のアメリカCPIを受けた株価の反応は思ったより限定的でした。ただ見逃せないのは、CPIを受けてアメリカの逆イールドが拡大したこと。2年金利と10年金利の差は前日の0.82%→0.87%に拡大。今や81年の景気後退以来の高水準となっています。これだけリセッションを予見させる状況が整っておきながら、株価はなお楽観的な動きを見せています。

未だ解決が見えない連邦債務問題が、アメリカの債券市場を更に刺激してくるかも知れません。なお、先月既に債務上限に達しており、今は財政資金をやりくりして7月までは政府閉鎖は無い模様。爆弾が爆発する前の最後のチキンレースというような具合ですが、じゃあどのタイミングで市場がそれを意識してくるか・・・というところはまだわかりません。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023020800937&g=eco

国内の話では、日銀総裁人事は完全なダークホースで、これまで全く名前が出てこなかった植野さんでした。ちなみに副総裁の氷見野氏は富山県出身で、20年の金融庁長官時代には結構なやり手として注目されていました。

植野さんは一応「現状は金融緩和継続が重要」と発言し、まずは市場を落ち着かせようとしています。過去の発言を見てもマーケットフレンドリーな感じであり、山口氏や翁氏といったタカ派が選ばれるという最悪シナリオは回避した感じ。ただ実際に責任ある立場になると豹変する人は多々いますから、何がどうなるかは蓋を開けてみるまではわかりません。

この日銀総裁人事が今後の日本を良くするのかどうか、日本人も外国人も誰もわからないならば買いも売りも出しようがなく、今後は植野さんの言動に一々反応するマーケットになりそうです。そうやって植野さんもこれから市場との対話の経験値を積んでいかないといけません。しかし日銀は段階的にもYCCの修正を迫られるのは時間の問題で変わらないという見方から、外国人投資家の日本国債の売り圧力も強く、プレッシャーを与える展開になりそうです。

この日銀総裁人事を外国人投資家がどう評価するかが、当然今後の分かれ道になるでしょう。つまり年金売りに負けないくらいに頑張って株を買ってくる外国人のパワーが続くかどうか。一応Bloombergでは「日本のバーナンキ」という評なので、ヘリコプターベンならぬヘリコプターカズということで、緩和が続くのでしょうか。

その場合為替も無視して考えるわけにはいかず、円のボラティリティが上がると外国人投資家の損益に直接影響してくる日本株を買い辛くなります。となると、少なくとも目先は日本株を買うという選択肢にはなり辛いのではないでしょうか。

ともあれ、24日に国会で新総裁植野氏の所信聴取と質疑が行われるということなので、次のイベントとしてはここを見たいという感じなのでしょう。

チャート的には日経平均は200日線に救われている形。ただMACDが暗転しており、嫌な感じにはなっています。ボリンジャーバンド+2σも下降に転じて上値が重く。一応TOPIX一目均衡表の遅行線が雲上限にも支えられている場面なので下支えはしてくれそうですが、いつまで持ちこたえられるか。

アノマリーとしてはNISAの日である2/13から株が上がりやすいというアノマリーがあり、7月末までの日経平均はの勝敗は直近10年で8勝2敗とのこと。去年は紆余曲折ありながら確かにプラスで終わりましたが、一昨年は下落。

なお今回のMSCIのリバランスは、予想通りベイカレント・コンサルティング(6532)とマツキヨココカラ&カンパニー(3088)の採用、一方でカカクコム(2371)と伊藤園(2593)の除外が決まりました。ただその他の浮動株リバランスも合わせて差し引き日本株全体に480億円規模の資金流入が月末に見込まれることになるとのこと。少しずつ日本株の立ち位置が回復しつつはあります。


新興市場も「やや売り」。本日の東証グロース市場指数は反落。グロース市場の最近の弱さはNASDAQ安などもありましたが、決算を嫌気したEDP(7794)の急落が重かった感じです。やはり新興市場株は決算が落とし穴になりやすく、その辺りの嫌な流れが続いています。

なお、非常に新興市場でも売買代金が多く人気だったこの銘柄を持っている個人投資家の損益が悪化し、追証発生による負の連鎖・・・を警戒して松井証券マザーズ信用評価損率の推移を見ましたが、指数以上の悪化は無し。少なくともここに限っては影響は無い模様です。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は反落。昨日は「がっちりマンデー」に出演効果で急伸。同じく出演組のAZ-COM丸和HD(9090)とフレアス(7062)も急伸となっており、昨日は閑散相場の中で目立ちました。たった10分弱の出演でこれだけ株価が上がるなんて適当なものですね・・・。そんな「悪銭身につかず」的な感じで本日はあっさり反落。まだまだ苦難の旅は続きそうです。


北陸電力(9505)は続伸。さりげなく昨年3月以来の戻り高値となっています。足元の低PBR銘柄物色の流れに乗っている面もある模様。どっちにしろ、北陸全般に電力を供給する会社の時価総額がたったの1212億円というのはまだまだ割安ですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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ゲレンデが溶けるほど その7

娘のスキー話の続きです。

3日目。いよいよ娘のスキー教室も最終日。そして、最も懸念していた事態が発生したのです「嫌だスキー行きたくない

朝ご飯を食べるまでは特に問題なかったのですが、「ほら、歯を磨いて早く行くよ」と促した際に、遂に娘の不満が爆発元々「スキーやりたい?」と聞いて「やりたい」ということで申し込んだのですが、娘としてはもうお腹いっぱいの模様。前日の「最も辛い訓練」が響いたようです。ただ3日目朝のこの瞬間までは、全然愚痴も言わなかったのですが・・・

「毎日スキーは嫌だもっと違うことして遊びたい」と大号泣。折角の3連休がスキーでふいにされていることが我慢ならないようなのです勿論スキーが楽しかったら、他の遊びなんて気にならないはず。つまりはスキーがそんなに楽しくは無いようですまあ、ぶっちゃけ私も人生でスキーが何よりも楽しいぜ!と思った瞬間はありませんが・・・

しかしそうは言っても、もうスキー教室のお金も払ってありますし、何より本日が最終日で、最後は総仕上げにリフトに乗って頂上から皆で滑り降りてくる段取りになっています。今日のために頑張ってきたと言っても過言ではありません。それをみすみす「はいそうですか。じゃあ今日は休んで別のところに遊びに行こう」・・・とはし難いところ

「あと一日だ」「頑張れ」と押してみてもダメ。娘は寝室に閉じこもりスンスン泣いていますここは嫁に説得を託し、私は黙って見守ります。ただ時間ギリギリなので、タイムリミットは15分この15分で説得できないと遅刻です。嫁は「押して駄目なら引いてみな」作戦で、往年のベテラン刑事のように、扉越しに説得を続けていました。(つづく)

アメリカは3連休前で引けにかけて買い戻し

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日時 :3月18日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
特に今回はコロナの影響で定員数は限定されていますのでお早めに!
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日経平均は金曜反落。前日のNYはPPIなどが予想を上回る着地となったことやFRB高官の0.5%利上げ発言などを受けて3指数揃って軟調。引けにかけて売られ、ほぼ安値引けでした。長期金利は3.86%に上昇。半導体関連株指数のSOX指数は2.5%の下落。VIX指数は20.2ポイントに上昇。WTI原油先物は77ドル台に下落。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり27500円を割り込んで始まりましたが、ほぼ寄りを底に買い戻しの動き。前日の安値水準まで戻しました。その後中国株が軟調に推移すると、改めて売りに押される展開に。

後場は一段安。ただ27500円を意識して下げ渋り。引けでは27500円を維持しました。TOPIXも前引け水準に戻して終了。売買代金は2.6兆円台と前日より低調。REIT指数も反落。


投資判断は「やや売り」。金曜のNYは3連休を控えるウィッチングデーの中、前日の弱さを引きずって売られて始まったものの、引けにかけて下げ渋りました。ただ売買高は薄く。SOX指数は1.6%の下落。FRB高官の相次ぐタカ派発言で、利上げ継続による景気腰折れ懸念が高まりWTI原油先物は76ドル台に下落。それらを受けた日経平均先物は27510円となっています。

アメリカは債務上限問題がまた懸念され国債CDSが10年ぶりの水準とのこと。一応、まだ黄色信号レベルだとは思いますし、足元で長期金利が上昇してきたのは、先の雇用統計など経済指標の好調ぶりが主因だと思います。ただバイデン大統領が一般教書演説で雇用の絶好調を強調→議会のねじれもあって共和党が足を引っ張るという流れになるならば、国債格下げリスクも意識しないといけないかも知れません。
https://www.nikkei.com/nkd/theme/769/news/?DisplayType=1&ng=DGKKZO6827523007022023ENG000

明確な裏は取れていませんが、その国債格下げ懸念もちらつき、債券市場でも空売りが膨らんで、金利水準が上昇しやすい環境にある模様。実際、債券入札ウィークを経て尚長期金利が上がっているので、しばらく上がりやすい環境にありそうです。

足元の金利上昇もあり、NASDAQが2月に入ってから変調してきている感じです。元々1月は単なるリバウンド、買い戻し相場に過ぎなかったかも知れませんが、特にGAFAM系の決算が出揃ってから、トレンドが転換したような感じがあります。Googleとの対決に勝ち、資金を奪っていたMicrosoftも反落の流れ。個人的にはチャットGPTもまだ発展途上であるのでGoogleのAIと大差無いと思うのですが。

バイデン大統領は一般教書演説にて自社株買いの規制を一層拡大、これまでの1%→4%への課税を表明しました。実際に議会に通るかどうかは別として、足元のエネルギー会社の自社株買いに相当腹が立っている模様。それはともかく、バイデン大統領は株価には全く無関心のようです。アノマリー的には「大統領選挙前年はアメリカ株高」というものがありますが、本当にそうなるのかどうかは微妙ですね。

逆に目立つのは欧州株の強さです。イギリスFTSEが最高値を更新していますがドイツDAXや代表的なユーロ・ストックス50なども1年ぶりの高値圏にあり、しっかりしています。引き続き温暖化による天然ガス下落→景気不安感後退が大きいと見られますが、再度のドル高ユーロ安反転が支援材料になっている面もあるでしょう。ちなみに先週に続き今週も為替の短期筋の建玉は発表されない模様です。

日経平均に関しては今週ドル建てでやはり下落という形。他の国々も弱かったので、円建てではだいぶ円安に救われた感じです。ここ最近は日経平均TOPIXの乖離が目立ち、NT倍率もジワジワ下がっている感じ。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

日経平均のEPSも連日順当に低下中。本来株が上がるのがおかしい状況です。アメリカでも決算が一巡し、前4Q(10-12月)は増収減益とのこと。特にエネルギーセクターを除くと減益が大きいということで、コスト高が世界の各企業を苦しめていることがよくわかります。
https://nikkei225jp.com/data/per.php


新興市場も「やや売り」。金曜の東証グロース市場指数は反落。EDP(7794)が下方修正に加え大株主の売却も重なり大きく売られたこと、またマイクロ波化学(9227)も説明会後に失望売りが出たことなどでCore指数が特に下落。前日強かったバイオ系も一転大幅安の週末となりました。足元でNASDAQの弱さがまた出てきており、グロース系には逆風が吹いています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続落。先日の日経報道では「少額短期保険会社への監督強化」とあり、足元で競争激化しているペット保険市場に関して、アニコムにとってはプラスの材料と言えます(アニコム損保は損害保険会社免許を持っているので、競合の規制が強化される形)。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB026ZX0S3A200C2000000/


Deere & Company(DE)は反発。金曜に決算を発表。市場予想を超える内容だったことで7%超の大幅高となりました。農機関連はやはり強いですね。日本のクボタ(6326)も高値圏を目指していけると思うのですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ゲレンデが溶けるほど その6

スキー話の続きです。

そうやって大勢のスキーヤーやボーダーに迷惑をかけながら、転がるように2km先の麓に到着何とか無事帰ってこれましたが、実に10回以上は転けました今日はもういいかな・・・けど残り4回分のリフト回数券どうしよう・・・

しかし娘のスキー練習を見てみると、娘は随分と安定感が出てきました非常にゆっくりですが、習った通り腰をを落として重心を下げ、転ばず坂を下りることができますこの時点で私は抜かれています

ただ滑るのは良いとして、下まで降りるとスキー板を外し、それを抱えてまた歩いて坂を登らないといけません大した距離ではなくても歩き辛いスキーブーツでは大変難儀しますそれを2時間何度も何度もひたすら反復少しずつ距離を伸ばし、午後もまた2時間の予定。「2日目が一番きつい」とされるスキー教室の理由がここにあるようです

皆しんどそうですが、参加者の中で最年少の娘の足取りは重く黙々とスキー板を抱えて登る姿に、奴隷感がありましたまあ、昼にご飯を食べて少し休んだら、もう休憩時間にまた外に出て雪遊びする無限の元気さがありましたけれど

そんな娘の頑張りに触発されて「よし、私も頑張ろう」と思い直し、2度目の滑走に挑戦。またリフトで頂上まで強制連行されると、気を取り直して滑り始めます

1回目よりさすがにマシにはなりましたが、10回ほど転びましたそしてまた転んだ衝撃で吹っ飛んだ帽子を、見知らぬ女の子に拾ってもらいましたスキー場の女の子は優しい・・・(つづく)

CPI上ブレで相場軟化

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日経平均は本日反落。前日のNYは注目のCPIが予想を上回る着地となったものの、FRB高官の発言の中にはハト派も滲んだことでNASDAQは上昇。長期金利は3.75%に上昇。半導体関連株指数のSOX指数は2.1%の上昇。VIX指数は18.9ポイントに低下。WTI原油先物は78ドル台に下落。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。ただいつものパターンの寄り天になり、その後は売りに押されました。中国株が始まったところからマイ転。アジア株の下落に合わせ、下落が継続しました。

後場は一段安となったものの、一昨日終値水準まで達するとその後は買い戻しの動き。売買代金は14時15分時点で2兆円台と低調。REIT指数も反落。


投資判断は「やや売り」。月初の衝撃の雇用統計に関しては、非農業部門雇用者数は季節調整の影響があったのかも知れませんが、事前予想の3倍ともなる大幅増。先に出た雇用コストの伸び鈍化も示唆していましたし、元々貯蓄率の低下や学生ローンの猶予期間が終わるため就業する人が増えるなど好調という観測がありましたが、かなりの予測のハズレっぷりでした。

まあ就業者数は後日訂正されたりしますし、1.6億人もいる労働人口のうちのわずか0.1%程度の上下を毎回予測するのも無理な話がありますね・・・。

またISM非製造業景況感指数も前月の50割れが見事なダマシとなりました。アメリカ経済絶好調やないかい!と総ツッコミが入る感じに。そして今の相場が上手く逆業績相場の入り口であったことから、その強烈な良さが極端に嫌気されることもありませんでした。

NASDAQは長期で見ると昨年10月~12月の安値で逆三尊の形ですから、2月に入ってから200日線も明確に上抜けた今、このまま上昇していっても不思議ではありません。

ただアメリカ株も決算が決して良いわけではなく、単に昨年売られた銘柄が買い戻されているだけという感じです。例えばダウ採用銘柄で今年上がっているのは、昨年大きく下がったセールスフォースやDisney、Intelということで、ここまでの値動きは一言「リバウンド」に尽きます。アークイノベーションファンドの上昇もその口。

伝わるアメリカ国民の生活を聞く限り、状況は厳しそうです。NYでは年収10万ドル(1300万円)でも生活が苦しい、年金である401kを受給開始前にペナルティを払ってでも取り崩す人が2.8%と過去最高に、カードの利用残高がコロナ前水準に戻った、などなど。先々のGDP低下の伏線はいっぱいありますが、IMFが世界経済見通しを上方修正したように、足元の感じは確かに良好です(もっとも、IMFもこれまで予測を外しまくっていますが・・・)。
https://jp.wsj.com/articles/short-on-cash-more-americans-tap-401-k-savings-for-emergencies-11675389524

他方、強いのはヨーロッパ株も。中でもイギリスのFTSE100は過去最高値を更新と象徴的です。中央銀行アメリカなどに次いで、今後の利上げ鈍化を示唆したことが拍車を掛けました。資源高を受けてシェルなどの主力エネルギー株が牽引。つい最近財政懸念で首相が即時交代し、イギリス発の混乱を生んだ国の株とは思えません。

そんなわけで、各重要イベントをさらりと乗り越えてきました。アメリカという大樹復活を受けて、世界の株式市場が自信を取り戻しています。

これらのイベントを通過して明確にトレンドが変わったのはドルです。ドルインデックスは100ポイントの節目を強烈に意識した形になり、今回一気にトレンド転換してきた可能性があります。先に利上げ速度を減速させたドルが買われユーロが売られる展開。今のところドル買いは株の安心感に繋がっていますが、いつリスク回避のドル高に転換してくるか。

ちなみに為替に関しては、例年2月は8月と並んで円高になりやすい月。理由はアメリカ国債の利払いや償還が多いからとされます。つまりドルが弱くなりやすい月でもあります。

商品市況に関してはドル高を受けて銅や金、天然ガスそれぞれ下落。穀物市況に関しては今のところ穏当な推移です。ただドル高がこのまま続くなら、今後も下落圧力は続きそうです。

結局、今一番注目すべきは株ではなくて為替の方です。今回アメリカの方でもハッキリとトレンドが出そうなのは株ではなくて為替の方。上述したように、ドルインデックスは反転が見込まれています。目先に関してはドル円も円安反転したっぽいですが。

そもそも日銀が関与するのは金利の世界。直接ETFを買い付ける・・・という荒技をしたのは極めて異例であり、本来は通貨の番人です。金利はまだYCCが生きているので大きな変化がないのであれば、為替が日銀の影響を推し量るバロメーターになるでしょう。

最後に日本株アノマリー的には「1月高い(安い)と2月も高い(安い)」というものがあるようで、09年以降の14年間で12回一致しているのだとか。それは心強いのですが、個人的には2月はやはり警戒すべき月なのだろうと見ています。


新興市場も「やや売り」。本日の東証グロース市場指数は反落。昨日が今決算シーズンの実質的な最終日で、特に新興市場銘柄の決算が多く売りが出やすい環境でした。昨日こそNASDAQはしっかりしていたものの、2月に入ってからグロース株の変調が強く、またEDP(7794)がハシゴを外され大打撃。この辺りが雰囲気を悪くしている面はありそうです。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続落。決算を受けてまた一段と売られ年初来安値圏での推移となっています。かれこれ3年近く下落が続いていますが、結局ペットブームは競争激化を招いたという評価になるのでしょうね。予告では次の「がっちりマンデー」にはアニコムが出るっぽいですが、少しは刺激になるでしょうか。


BlueMeme(4069)は大幅続落。昨日発表した決算は下方修正ということで、一段と売られる形に。ノーコード、ローコード開発はヤプリ(4168)も含めて厳しく、チャットGPTなどが仕事を奪うのはまだまだ先とは思いますが、期待成長率が描けなくなったのは残念。本日引けで損切りとしますが、もっと早く決断すべきでした・・・。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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