KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

嫁VSおばちゃん

舌鋒鋭い貸衣装屋のおばちゃんの前に窮地に追い込まれる我々(・・;)おばちゃんは「もうこれで決まりね!(^^)」的な感じで続けてきますが、私たちはあくまで比較をしにきただけ。ここで直ちに決めるのではなくて、何とか一旦持ち帰り、検討する時間が欲しいところ。

ただ貸衣装に関しては私の意見がどうこうと言うよりは、嫁さんの意見が100%の世界です。私は今回やや第三者的な、アドバイザー的な立ち位置。そういう面では矢面に立っていない分まだ気が楽です。

そして私の嫁さん、ハッキリ言って日本一優柔不断であると私は認定しています(;^_^A基本的に一緒に買い物に行って、一日散々見て迷った挙げ句、結局買わない、というオチが多々あります。

例に漏れず今回も嫁さん迷います。「どう?」と決断を促すおばちゃんの問いかけにも即答せず。30分程度嫁さんは「うーん」とだけ言って、その間おばちゃんは休むことなく舌をフル回転させて営業トーク。確かに貸衣装なんて一回貸すだけで数十万稼げるわけで、品物も元の状態で戻ってくるわけですから、こんなにボロい商売はないと思います。だからおばちゃんも「逃すまい」と必死です(・・;)

この攻防、端から見ている分には少し面白かったのですが、ここで嫁さんやや傾きかけます。おばちゃんの突っ張りに土俵際まで押されてきている感じ(××)おばちゃんが少しあっちを向いている隙に「うーん、ここで決めてしまおうかしら・・・(-。−;)」と囁いてきました。しかし本当に今回の白無垢に一目惚れして、これで結婚式を挙げたいと思ったのならそれでも良いのですが「どうせ白無垢なんてどこで借りても大差ないし・・・」というのが本音の様子。

いやいや「でももう一件の貸衣装屋に3時にまた来るって言っちゃったし、そもそも今回の目的が比較なわけだから、それはまずい。一旦ペンディングにしよう」と私が返したところでおばちゃんがこちらに振り返り、一息付いた後の営業トーク第二ラウンド開始です。こういう事情があるとは知らずにおばちゃんは「もう一踏ん張り」とばかりに最後の攻勢をかけてくるのでした(・・;)(つづく)

さて、もう一踏ん張りといきたい日経平均は金曜続伸。前日のNYは小動きで、ここまで順調に上昇してきた分の利益確定売りの動きが前場段階に先行しました。しかし後場からは思った程値を下げない状況で売り方に買い戻しが生じ、少しずつ上値を追う展開に。結局は金曜の高値圏、プラスで取引を終了しました。

投資判断は「買い」。金曜のNYは大幅高。それを受けて為替も一気に104円台にまで進捗する展開に。シカゴ日経先物は13790円となっている事から、月曜の日経平均には大きく期待できる状況と思われます。13500円という難関を突破してきたこと、また為替が円安ムードなこと、加えてNYダウが戻り高値を更新してきた事、今週から決算発表が本格化する事等を受けて、今週は全般的に強い相場展開になりそうです。多少悪い決算でも吸収できる力強さが見られそうです。

一方、中国株は世界同時株高に向かっている昨今軟調に推移し、一人負けしている状態ですが、ここは今まで十分過ぎる程上がっていた分、正常な調整段階と言えるでしょう。まだまだ下がっていく局面だと思われます。更に中国株が下がった分、資金が今まで大きく下がり過ぎた日本やアメリカ等に振り分けられるため、日本株にとってはむしろ強気材料かも知れません。

ただ株価が強い時は表面化しない悪材料も、得てして下落局面では芋蔓式に表面化してくるものです。私は程なく中国発の大規模な不正会計が徐々に明るみになってくると思っています。中国対フランスに見られるように、あの大国は自国への非難を一切受け入れようとしません。そういう国に対する妄信的な投資が果たしてどこまで許容できるのか、投資家は今一度見直してみるタイミングなのかも知れません。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に堅調。月曜の相場展開も恐らく大型株に資金が集中し、新興市場は小幅高程度、売買代金も薄い状況になると思われます。ただそろそろ大型株の反発に乗り遅れた投資家の目が新興市場に向いてくるタイミングです。GW前後の閑散期が案外新興市場にとってチャンスなのかも知れません。

ソフトクリエイト(3371)は反落。しかし小幅安に留まり、出来高はここ最近増加傾向に。テクニカル的には小さな三角持ち合いを形勢しており、いよいよ煮詰まり感が高まってきている状況。恐らく今週辺り会社側から上方修正を出してくれるんじゃないかなーという個人的な期待感を持って、株価の大きな上放れを期待したいところ。

ソネットエンタテイメント(3789)も反発。野村證券が投資判断「1」を継続、妥当株価50万円という事が評価されている模様。しかし私に言わせれば50万円なんてまだまだ通過点。現在の倍の株価は十分有り得ると思っています。

ソフトバンク(9984)は続伸。やや出遅れ感があるものの、何とか75日線を突破し一目均衡表の雲に突入。通信業界は引き続き競争が激しいですが、5月の決算は要注目。為替の影響を受けにくい業種なだけに、相対的に強含む可能性が高いです。

富士重(7270)も続伸。上放れの動きが鮮明になってきています。一目均衡表の雲上限が最後の砦。損切りラインは引き続き475円で。

みずほFG(8411)も続伸。一旦は利益確定売りに押されるも、切り返して踏ん張っています。再度一目均衡表の雲からの脱出にトライする形で強いの一言。市場では金融危機の際に踏み切った大型増資のうち、約一兆円増資分の価格決定期間に今週から入る事が話題に。6月頭までの平均株価で転換価格が決定しますが、みずほにしてみればそこまでに株価を上げたいでしょうから、あの手この手を使ってくるものと思われます(そのために下方修正も早めに行ったものと想定されます)。ですから、ここから当面は悪材料が出てくる可能性は小さく、株価は上向き易いのではないでしょうか。もっとも転換株数を増やしたい引受先の思惑もあり、激しい綱引きが予想されます。この一ヶ月半は同銘柄にとってホットな期間となるのではないでしょうか。

そして一銘柄買いポートフォリオに加えたいと思います。任天堂(7974)です。

前回まではとにかく売り売り売りとしてきた銘柄ですが、遂に買い転換です。個人的には現段階でも少し高いと思える株価なのですが、市場はどうもそのようには見ていないようです。これまで100円を超える円高局面でも大きく値を崩すことはなく、週足で見ても52週線に沿って下値を切り上げている段階。昨年一年間を通じての値上がり率が上位だったにも関わらず、全体相場に比べて株価は大きく値下がりしていないという印象です。

確かに配当利回り等を考慮すると若干割安感すら感じられます。またこれだけサブプラ問題でアメリカの消費の落ち込みが懸念されていても、ゲーム関連だけは売上が伸びているという報道もありました。

これから為替が少し落ち着いてくる事を考慮すると、業績見通しが多少下方修正されるかも知れないにしても、株価は堅調に推移できるのではないかと思います。テクニカル的にも週足はMACD好転、また日足も各移動平均線が下支えと良い雰囲気です。

ただ戻りはガンガン強気で行くというよりは、7万円までの戻りを試す程度といった感じ。正直「やや強き」程度の認識です。なので目標株価は一応7万円。その手前で状況を見てポートフォリオから外すかも知れませんが、とりあえず現在の水準は反発ムードが煮詰まった場面だと思われます。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1100円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→415000円 目標75万円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→28円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2045円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→114000円 目標20万円

不二製油(2607) 2月17日より 968円→997円 目標1100円

新光証券(8606) 3月24日より 325円→309円 目標450円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→1174円 目標1250円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→470000円 目標75万円

アクセル(6730) 4月15日より 369000円→374000円 目標50万円

売り銘柄

富士重(7270) 4月13日より 428円→460円 目標350円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。