KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

中入り

ところで実は選挙が近いと見られる昨今、富山3区は意外に全国でも注目度の高い選挙区となっています。それはかつての自民の重鎮で、現在国民新党の大ボス綿貫民輔の選挙区だからでもあるのですが、次回は小選挙区では出ないという事で、自民党としてはホッと一息のところでした。

ところがそこに刺客を送り込みたい民主党を始めとする野党は、相本義彦という富山で最も有名なアナウンサーに目を付けました。そして小沢氏自らが来富(富山に来る事)して説得、立候補が決定したのです。ただ結局は社民党も公認として、最終的には無所属で立候補するという事になりました。

ちなみに3区での自民党公認は子供の頃神童と呼ばれた現職の高岡市長(元伏木海陸運送(9361)社長)と、別の候補者が名乗り出て、選挙となった際には票が割れそうな感じです。なので保守と言われた富山でも、遂に自民以外の候補者が小選挙区を制しそうです。今更逆転Vも望めそうもない自民党は一刻も早く解散総選挙した方がまだ次に繋がると思うのですが。

それはともかくとして、そんな富山で最も知名度の高い相本さんも、その日の落語を聞きに来ていました。最後の最後で志の輔師匠が上記の話題を口にしていました。二人とも同じ富山出身の有名人として親交があり、応援するかしないかは別として、そういう話もあるんだなーって事を。そんな富山で今一番ホットな人物が、中入りの時に偶然私の隣に思い切りいたのですが、電話をしていた相本さんには何にも話かける事ができませんでした(;^_^A

それはさておき遅刻をしたので昼飯を食べる暇すらなかった我々は、お腹が空いてしまってこれ以上は落語に集中できません(T△T)残念ながら座席部分では飲食禁止。なのでロビーで販売していたどら焼きを買って食べたのですが、これがまた美味いのなんの(^^)腹が減っていたから余計に美味しく感じたのでしょうが、あぁ、こんなにもどら焼きって美味かったっけ。こうやって美味いどら焼きを食べる事によって、扇子で食べるふりをする芸が身に付くかも知れません。

そんなこんなで中入りが終わり、後半の寄席が始まるのでした(つづく)

さて、後半戦が始まる日経平均は金曜反落。前日のNYダウは下落でITバブル崩壊後の安値に接近。失業保険受給者が引き続き高水準だった事が嫌気され、また国有化懸念を背景として金融株を中心に下落。底割れ懸念が台頭してきました。それを受けた日経平均も為替の円安も支援材料とならず朝方から売りが優勢。終値段階でTOPIXは10月安値を下回ってしまい、またまた底割れ懸念が本格化してきました。

投資判断は「買い」。しかしながら雰囲気は最悪に近いでしょう。テクニカル的にはほとんどの指標が日本株の下げトレンド継続を示唆しており、金曜のNYダウも続落となって、未だ底打ちの兆しが見えません。恐らくここまできてしまうと日本の株式市場も10月安値割れはほぼ確実な感じで、水準としては買い水準ながらも、積極的に買って行く事はできないでしょう。

オバマ大統領への信頼はそこまで揺らいではいないと思いますが、日本でも熱狂的な支持率で迎えられた小泉政権発足後、しばらくは株価も低迷し「痛みの伴う改革」によりバブル後最安値を付けました。そのパターンが当てはまるならば、もうしばらく苦しい局面は続きますが、その後数年かけてV字回復する軌道は望めそうです。今はとにかく辛抱の時。

私が思う本格反騰の時期は5月になるかと思います。その時期になれば3月決算が全て出そろい、思った程見通しは暗くない事が提示されるでしょう。その代わり3月までは倒産が相次ぎ、3月決算を通過できるほどの体力の無い企業は軒並み死滅する事になりそうです。一定の淘汰の後に生き残った企業は勝ち残りメリットを享受できますが、当面は持久戦という様相を呈しそうです。

為替は円安トレンドに移行しそうですが、それが日本買いには繋がらない「悪い円安」であることは先日も述べた通りです。引き続き市場は政治に対する催促相場という感じでしょうが、その声が「自分でないとこの事態は解決できない」と信じ込んでしまっている現総理に届く日はまだ来ていないようです。

新興市場は「強気の買い」。しかし金曜は3指数共に下落。日経ジャスダック平均はズルズルと下げを続け、1000円割れはほぼ確実な動きです。ほとんど反発する気配が見えません。もし1000円を割り込んでしまうと、次はITバブル後の安値942円が節目となりますが、一方でそこまで落ち込む前に反発できるとは思います。以前から述べているように、大型株よりも先に新興市場の反発が先に来ると見ています。

ソフトバンク(9984)は続落。1月の安値を下回ってしまい、昨年11月に開けた窓(1168円〜1236円)の窓埋めにかかっているところです。まずはこの窓埋めを完全に終わらせたい動きとなりそうですが、間もなく25日線と75日線がデッドクロスしてしまって、トレンドはすっかり崩れてしまった形となります。

信用倍率は引き続き1倍割れで需給面は悪くないのですが、しばらくは全体相場に沿った苦しい展開が続きそうです。一方でアメリカヤフーの経営改革内容が早ければ月内にも発表されるとの報道があり、またぞろ思惑を呼びそうな感じもあります。

みずほFG(8411)は続落。アメリカ金融株が国有化懸念から急落した事を受けて邦銀も売られる展開に。しかし邦銀の方は体力的に傷が浅く、連想される筋合いは無いと思われます。また金曜の売りは空売りも多かったようで、需給面もやがて改善してくるでしょう。

近畿日本ツーリスト(9726)も続落で上場来安値更新。朝方の段階で80円を割り込んでしまいましたが、そこからは買いが優勢になっています。今週に控えた決算発表が反発のきっかけとなるか。

セブン銀行(8410)も続落。テクニカル的には25日線を割り込んで、跳ね返されたような格好が示現しました。間もなく5日線と25日線がデッドクロスとなり、今月の安値を意識する方向へと動きそうです。

なんかよりによって土曜に風邪を引いてしまって、更新が遅れました(T△T)最近寒暖の差が激しいですから、油断していたところにやられた模様。今もまだ完治していないのでぼーっとしています。それが今回の文章が特に内容が薄くなっている言い訳。折角の休日が勿体ない(T_T)皆さんもお風邪など召されませんように・・・

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→671円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→186700円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1247円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→84200円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→726円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→188円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8500円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→98円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→362000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→63円 目標140円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→767円 目標1000円

近畿日本ツーリスト(9726) 2月11日より 88円→81円 目標120円

売り銘柄

セブン銀行(8410) 2月12日より 266600円→266300円 目標20万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。