KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ぶらり金沢旅情 完結編

もう日が暮れかけてきたので、我々は東茶屋街の傍に流れる浅野川のほとりをブラブラと。石川が生んだ文人徳田秋聲記念館もありましたが、時間的に既に閉館していたのでスルーしました。

その日はまだ3月下旬で風も冷たかったので、ほどなく撤退する事に。しかし帰る前にどうしても食べたいスイーツがあったのです。その名は「鵜骨鶏ソフトクリーム」。あの栄養価が非常に高いと言われ希少価値も高い、濃厚な鵜骨鶏の卵を使った幻のソフトクリームです。

そんなわけで「寒いから止めようよ(-。−;)」という嫁の制止も聞かず、一つだけ購入。500円という結構な値段は、さすが鵜骨鶏という貫禄。そして食べて見ると・・・うまーい!!(^^)味はさすが鵜骨鶏の卵を使っているだけあって、今まで食べた歴代ソフトクリームの中で最高の濃厚さ。コクが半端じゃありません。これはすごいソフトクリームを見つけたぞ!!

・・・ところが、ソフトクリームは濃厚であれば濃厚な程良いと思っていた私の観念はその日をもって覆される事になりました(・・;)段々とその濃厚さが胃にもたれ、気持ち悪く(-。−;)嫁に「要る?(-。−;)」と聞くと一口二口食べて「要らない(-。−;)」とソフト並みに冷たい返事が。そんなわけで、私が責任をもって最後まで処理する事になりました(T_T)

それで家に帰りましたが、何故だか全然お腹も空かず、具合も悪くなってきました(-。−;)嫁もそんな具合の様子。どうやら風邪を引いたっぽいようです(T_T)なのでその日はさっさと寝ました。そして翌日何とか仕事に行きましたが、非常に具合が悪かったので、その日も家に帰ったらさっさと寝ました(T△T)

具合の悪いのには身に覚えがありますが、1.ハントンライス 2.五本松の呪い 3.鵜骨鶏ソフトのどれが正解でしょうか?恐らく全てが当てはまるのでしょう(-。−;)旅ではハメを外さずに8分目程度の力の入れ具合で臨む事が必要であると、ほとほと身に染みた日帰り旅行でした。(金沢旅行編完)

さて、具合の悪い日経平均は本日続落。前日のNYダウは軟調ながらも、各企業毎の決算に対する不透明感の後退からS&Pとナスダックは上昇。そして引け後にはGSが市場予想を大きく上回る決算を発表。

それを受けた日経平均は朝方こそ高く始まったものの、すぐに下げに転じ、その後はずっと8800円前後での推移。9000円に対する節目意識と、為替が100円を割り込んで円高水準になった事も重石となって、結局81円安で引けました。

投資判断は「強気の買い」。アメリカのGSの出した決算が良かった事は既に先週末のウェルズ・ファーゴの決算が良かった事もあって織り込み済みというところ。むしろ三井住友(8316)のように50億ドル増資が嫌気され、時間外では下落に。金融株に対する楽観ムードには条件付きという感じがします。

しかも金融機関の好決算は会計基準の緩和による部分が大きく、実際に業績が大きく改善しているというわけではなさそうです。そんな中で本日発表予定のインテルの決算はやはり注目です。金融機関に比べれば会計基準緩和による業績上積み効果は薄く、不況下の中での製造業の業績の試金石となりそうです。

ただそんな様子見ムードの中でも出来高が27億株超えと、引き続き高水準を維持しているところが今の市場の強さを垣間見せます。9000円を窺える水準に高止まりしつつ、各企業の決算を期待して待っている感じが見て取られ、相場の方向性はまだまだ上を向いている事がわかります。

懸念されているGMの行方についても、既に大方破産法申請がコンセンサスになりつつあるようです(私は破産法は無いと見ているのですが)。いずれにせよこれだけ破産破産と言われているにも関わらず、割合アメリカの市場が落ち着いていますから、投資家の買い戻しエネルギーは相当程度強く、日経平均も9000円に横たわる需給的・心理的な蓋が取り除かれれば、一気に上昇スピードは増すものと思われます。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。不動産関連株に信用不安の後退から軒並み値を飛ばすものが多かったものの、その他は全般的に軟調。本日は大型株が落ち着いていた事から新興市場に資金が回る絶好のタイミングであったものの、全市場の値上がり率ランキングを見てもわかる通り低位株にまだまだ資金が集まっている感じ。一方で低位株ブームもある程度一巡感が出始めており、間もなく出遅れ感の強い新興市場に資金が回ってくるタイミングだと思います。今が買い時。

ソフトバンク(9984)は反落。全体相場の割には底堅い動きが続いています。引き続き各アナリストによる投資評価が高い事の他に、本日発表された信用倍率0.68倍からもわかるように、需給面の良好さが際立つ状況。週足では一目均衡表の雲に約1年半ぶりに突入できたという面も、先高感の強い状態を印象付けています。

ダイハツ(7262)は続落。先日の各アナリストの高評価に反して、昨日はJPモルガンが一社タイミング悪く格下げしてきたため、利食い売りの展開に。為替の円高傾向も自動車株に逆風。一方でテクニカル的には先週末急騰分の窓埋めを完了。GMを始めとするビッグスリーの行方に注目ですが、以前から言っているように破綻したら破綻したで日本の自動車会社にとっては長期的にはプラス材料。またビッグスリーショックが日本の企業に波及してくるのであれば、政府も影響を受ける日本の部品会社等に支援せざるを得ないですから、業界に対する過度な不安は禁物だと思います。

みずほFG(8411)は小動き。前述のGSの好決算で金融株が朝方買い先行のスタートとなりましたが、時間外で下落するにつれてメガバンク株も下落する動き。先週末急落した三井住友は落ち着きましたが、かといって新株の価格が決定するまでは明確に反転上昇するような動きにもなれません。この辺は同じく公募で売り込まれた野村HD(8604)の動きが参考になるかと思われます。今週はアメリカ金融株の決算が軒並み出てきますから、セクター的には様子見ムードが強いか。

日本リテールファンド(8953)
は反発。ランド(8918)を始めとする不動産関連銘柄の反発がREITにも波及してくる格好に。正直この不動産買いは出遅れ感から来る一時的なものと思いますが、REITはこれら不動産銘柄よりも先日から政府に支援される動きが出てきていますので、上昇の持続性はありそう。週足で見ても2007年5月高値から上値を抑えてきた上値抵抗線を、先月末の上昇で抜いてきています。日足も25日線と75日線のゴールデンクロスが迫っており、トレンドは間違いなく上向き。

JUKI(6440)は反落。しかし寄り直後の上昇で140円に達し、目標株価到達となりました。随分遠回りしたような気もしますが、なにはともあれ無事卒業です。ちなみに目先は調整モードでしょうが、本日発表の信用倍率や日証金を見ても引き続き空売りが優勢な状況。間もなく空売りの方が多くなりそうで、逆日歩でも付いてくるともう一相場ありそうです。長期的にはまだまだ上値余地があると見ていますが、さしあたってしばらくは様子見とします。

近畿日本ツーリスト(9726)は続伸。低位株物色の中、こちらも75日線を抜けて一皮剥けた感じになり、一気に目標株価達成。こちらは目先ももう少し上値を狙えそうですが、やはり上昇ピッチが急だった事もあり、大人しく当面様子見で再度トライの機会を窺いたいと思います。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→650円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→191600円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1517円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→90000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→860円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→196円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8300円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→403000円 目標55万円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→766円 目標1000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。