KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

[[今週のお題]]

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前回の越中座を見に行った話の続きです。今週のお題のこの色が好き、というよりは、このいろもんが好きというようなお話です(;^_^A
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ところで毎回志の輔師匠の落語を見に行くとよく政治絡みの人を見かけるのですが、今回は元衆議院議長で前国民新党代表の綿貫氏を見かけました。年のせいか、現役政治家で無いからか、すっかりおじいちゃん化して何となく小さくなっておられましたが、やっぱり地元の有力政治家らしく色々な人に声をかけられていました。

それはともかく、いよいよ開演となりました。まずは座長である志の輔師匠の挨拶。最近の高齢者不明問題や熱中症といった時事を取り上げて、いきなりの大爆笑(^^)さすがは師匠の貫禄です。

それからは県内出身芸能人による演芸が。ただしあんまり知らない人ばかりでした・・・(;^_^Aそれでも色々笑わせてもらいましたけど、中でもブラック嶋田というマジシャンの手品は面白く演出されていて良かったですね。是非Youtubeなどで見ていただければと思います。にしても手品って本当に不思議ですね。超能力と言っても良いと思います。

そしていよいよ真打ち登場、志の輔師匠の落語になりました。枕は大相撲の賭博問題を取り上げて、面白おかしく仕上げていました。そしていよいよ本題の創作落語に移って・・・

・・・ん?なんかこのくだり聞いたことがあるぞ?何と昨年てるてる亭に聞きに行った時と全く同じ落語だったのでした(××)志の輔師匠のレパートリーは無数にありますけど、よりによって2回目に聞きに行った落語で2回とも同じだなんて・・・(-。−;)

まあ私は話の筋以外の笑い所一つ一つは覚えていなかったので、ちゃんと笑えましたよ(^^)そういう意味では落語はすべらない話とも言えます。同じ話を何度聞いても笑えますから。ちなみにネタは防犯のためにマンションの住人が集まってエレベーターにカメラを付けたらどうか、という相談をする話でした。

けど、やっぱりどうせなら別のネタを聞きたかった・・・(T△T)やっと手に入れたチケットで少々ガッカリしながら帰る我々でした。

さて、がっかりな日経平均は本日続伸。前日のNYダウは個別企業の決算で消費の先行きに楽観的な観測が出た事から小幅高。それを受けた日経平均も朝方からやや買いが先行。日銀の追加金融緩和策に対する期待から、終日しっかりした動きが続きました。特に足元売り込まれた銘柄のリバウンドが強く出る一日となり、久しぶりの3桁の上昇の高値引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」。昨日・今日と少し出来高が増えましたけど、それでもまだ売買代金は1兆円ちょっとと低水準。相場の流れが変わったとは到底言えません。

市場では日経平均の底値での5連陽線未達ががっかりされていますけれど、一方でTOPIXの方は達成されています。一目均衡表的な見方で、短い陽線が5つ並ぶと相場反転の兆しと。ただしこんなに出来高が薄い中では、このようなテクニカル的な話もあまり意味が無いと私は見ています。

また低水準な売買代金が続いていますが、本日の日経でも5年ぶりの低水準と報じられています。増加には政策の大転換が必要とも書かれていましたが、これはなかなか見込めそうにないですね。ただし5年前の小泉改革時に株価は外国人投資家中心に買いが集まり、大幅高となりました。

私はいずれにしても低流動性の後は反動で過剰流動性相場となると見ています。相場は何と言っても波だからです。今はまだ悲観の中ですが、人の裏を少しだけ先に行った人が儲かるのが市場というものです。

そうなれば個人投資家の評価損率も一気に改善し、今までと景色がガラリと一変するものと思います。市場のセンチメントなんて雰囲気次第。どちらか一方に偏り易いというクセがあります。

そのきっかけの一つと成り得るかも知れないのが昨日の日本電産(6594)の大型M&A報道。市場の話題となって日本企業を元気付けました。そして今回のモーター事業買収以外にも、次なるM&Aを積極的に考えているとのこと。海外でもBHPビリトン敵対的買収が話題となっており、割安になった市場を有効利用しようとする、買収合戦の狼煙が上がりつつあります。これぞ市場の価値創造の本質と言えるでしょう。

有り余るキャッシュを有効に使っていき、一層の成長を目指す企業にはやはり惹かれるものがあります。こういう気概の持った経営者が次々と現れてくる事が、ひいては日本を元気付ける原動力になると思います。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調。特に最近はマザーズ市場がサイバーエージェント(4751)の強さに引っ張られる形で盛り上がってきています。今まで散々売られてきた事と、閑散相場の中で個人投資家が値動きの良い銘柄を狙っている事が背景とも言えるでしょう。であれば少なくとも月内は調子の良い相場付きが続きそうな気配です。他の新興市場への波及期待も高まります。

ポートフォリオ銘柄】
ソフトバンク(9984)は続伸。引き続き内需系銘柄の代表格として買われています。以前から述べている下値支持線2400円はしっかり死守されている格好。ようやく5日線も突破してきたため、短期トレンド転換は確定的。

ダイハツ(7262)も続伸。昨日はモルガンが目標株価を1180円に引き上げた事も材料視され小幅高でしたが、本日も堅調推移で高値引け。突破できた5日線も支持線として機能していることから、再度年初来高値採りにも期待が高まります。きっかけさえあれば大幅高できる位置に。

みずほFG(8411)も続伸。何とか公募価格割れを死守し、反転しようと必死です。同社が130円割れしようものなら、投資家の評価損益が益々悪化して一層の閑散相場となりそうですから、同社の値動きが市場に与える影響は甚大です。

プロミス(8574)も続伸。本日はノンバンクが一斉高。日銀の追加金融緩和策が消費者金融関連株にも好影響を及ぼすとの観測から、買いが膨らむ格好に。これで先日懸念していた各移動平均線をまとめて抜いてきました。いよいよ反撃開始です。

ヤクルト(2267)も続伸。地味に直近高値を抜いて高値引け。内需系銘柄として知る人は買っているという感じですね。これで6月から上値を抑えていたラインを突破したと考えて良いと思います。三角持ち合い上放れにより、これからの上昇率は増していくものと見ています。

ソディック(6143)は大幅続伸。引き続き5日線に頭を押さえられ苦しんでいますが、外部環境は改善してきています。足元では、GDPでの民間設備投資実績、機械受注の下ブレ傾向などを嫌気して、設備投資関連銘柄のさえない動きが目立っていましたが、昨日は米国の鉱工業生産の予想上回る伸びなどが背景となり、見直しの動きが強まりました。アク材料出尽くしで、ここからの上昇率は大きいと見ています。


【注目銘柄】
倉元製作所(5216)は続伸。17日の昼に有料メルマガで取り上げ、当日の後場寄りは132円でしたから、ほぼ底値を捉える事ができたと思います。本日は143円まであり、上昇率は8%超。本当はもっと上がると思っていましたが、一応本日の引けで終わりとしています。

25日線到達で一つ達成感が出ていますが、本日5日線をようやく超えてきたことから、もう少し引っ張っても良いのかなとも思います。本日高値143円は16日の寄付の株価ですから、ここを抜ければその前日の寄値149円を目指せると思います。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。