KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

一文字間違えるとかなり危険 中編

前回の電子イス話の続きです。それにしても、前回書いたら「うちの方でもやってる」と予想以上の反響にビックリ(××)全国的にやっているんですねぇ。

で、そのビジネスモデルなんですが、母が「ところでこれって自宅で買ったらいくらするんかねぇ?」ということでネットで検索してみました。すると大体30万円前後ということでした。

「あれ?思ってたより安いね」と母は感じたそうです。100万くらいするのではないか、と。

恐らく、こんな感じで母のように繰り返し通っているうちに「いくらなんだろう?」とごく自然に関心が出てきて、何とはなしに調べてみる。そして「医療用機器だから高い」という固定観念から、30万円という数字が安く映ります。

また向こうが積極的にグイグイ宣伝してきたわけではなく、自発的に調べた結果ですから、購入に対して抵抗感が消えます。

「人を呼ばないと撤退する」という脅迫感は、新たなお客を呼ぶきっかけになると同時に、その希少価値を潜在的に刷り込みます。

そして人が多く集まれば「それだけ効果があるんだ、自分が続けていることに間違いがない」という安心感を生みます。またここまで続けたのに止めてしまうのは、今までの効果が無駄になってしまうのではないか、という「損切りできない心理」も働きます。

また無料でやっているということで返報性(何らかの施しをしてもらうと、お返しをしなければならないという感情)を生み出します。

・・・と、実は様々な「行動心理学」に基づいた、非常に巧妙な販売戦略と言えます。これは今流行りのフリーミアムモデルも加わって非常に良くできたシステムです。

やはりある程度効果が無いとこれだけの人は集まりません。中には「一回やって飛蚊症が一匹消えた」という意見もありますが、じゃあ母と一緒に行っている人の意見を聞くと「目がよく見えるようになった・・・気がする」「白髪が減った・・・気がする」と、何十回と行っていますが明確に改善した話は聞きません。

極論を言えば、集まった会場に一人「間者(サクラ)」を混ぜておけば良いかも知れません。会場で誰かが「アレが治った、コレが治った」と言っておけば、口コミ効果から信憑性が増します。「効果は人それぞれだし、たまたま自分には効果が出にくいだけ。もっと来なければ」と思えます。

ただ現実的にはそんなことをするまでも無く、人間の「病は気から」的な部分で、改善したと感じる人もいるでしょう。数が増えれば増える程その効果が出る人も増えてくるわけで、加速度的に信憑性が増すというものです。

一応断っておくと、私はコレが詐欺だとは言いません。ここまでの記載は私の生来持つ「ひねくれ者」のスキルが成せる技で、勝手な憶測です。機器自体は医療施設にも導入されているということですし、国や地方自治体の認可も受けてあるそうです。もっとも、それが効果を裏付けするものでもありませんが・・・。

何にせよ、体験していない者が勝手にアレコレ言うのは良くない。そんなわけで、私も母に連れて行ってもらい、実際に体験してくることにしてきました。(つづく)