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日経平均は本日大幅反落。前日のNYは軟調で、今年初めての4営業日続落となりました。AppleやGoogleといったハイテク株はしっかりしているものの、全般的に高値警戒感が拭えない感じ。
それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。先週からインドの下げがきつかったのですが、昨日はインドネシアやタイといった他のアジアの新興国株も急落。量的緩和策の早期縮小懸念が再燃したアメリカの株安・ドル安・債券安が、新興国からの資金引き上げを誘っている流れに。インドネシアルピアは4年ぶりの安値となり、新興国に強いトラック株などの下落が目立ちました。
同時に日本にも外国人投資家の資金引き上げの動きが出た感じになって、薄商いの中先物中心に売られる形に。300円以上の下げ幅となり、終値でも13400円を割り込んで引けました。出来高は20億株を越えましたが、売買代金は1.8兆円弱と引き続き低水準でした。
投資判断は「やや売り」。先般より「日経平均は4/2,6/7,6/17,6/21などの安値を結ぶ下値支持線と5/23,7/19の高値を結ぶ上値抵抗線で作られる三角持ち合いの最中での蠢動に過ぎません」としてきましたが、その下値支持線を本日ブレイクしかかっているところ。明日もし更に下落が続くようであればいよいよ下放れという形になりそうですが、今はその可能性が高いと見ています。
前回も下げるであろう5つの理由を列挙しましたが、現実的に円高推移は続いていますし、NYは明らかにピークアウト感が出てきました。薄商いの中で日経平均のボラが上がってきていますし、新しい政策も出てきません。75日線もいよいよ下落に転じてきました。
泣きっ面に蜂な感じで、アメリカではまた「ヒンデンブルグオーメン」の発生が囁かれています。ヒンデンブルグオーメンはアメリカの指標がある一定の様々な条件を満たした場合、株価が急落する可能性が高まるというもの。一応前回出た4月20日前後は不発に終わり、そのまま上昇トレンドが続きましたから、あんまり気にする必要の無いアノマリーかもしれません。
とは言うものの、今回は上述のように投資家が様々な国から資金の引き上げに動いていることで、前回とはそもそもの雰囲気が異なります。ヒンデンブルグオーメンだか貧でブルドッグラーメンだかわかりませんが、それがあろうとなかろうと、事態は芳しくないという感じです。
新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。途中まではしっかりしていたものの、さすがに東証1部市場があれだけ売り込まれると連れ安となりました。どうも雰囲気的にこの地合で頑張って買っていこうという投資家の勢いも見えず、盛り上がる感じはありません。もう少し東証1部に落ち着きが出るまで、新興株も様子見が良さそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
三井海洋開発(6269)は反落。途中まで結構頑張っていましたが、結局は力尽きました。最近はエジプト情勢の混乱から資源価格がしっかりしており、原油相場や国際商品先物指数のCRB指数が堅調。ただその原油相場はWTIで三尊天井の形になりかけており、原油・資源関連株にとってはちょっと先行きが怪しくなってきました。我々消費者的には嬉しいですが。
テクニカル的には75日線までの移動平均線を割り込んでしまい、一目均衡表の厚い雲も上値に控える格好。ちょっと上値の重さが意識され、当面は日柄調整を余儀なくされそうな場面です。
ニトリHD(9843)は続伸。「円高」「猛暑」というキーワードでようやく買われた格好。本日の地合の中で逆行高していましたが、後場はやはりやや力尽きました。それでも何とかプラス圏は維持。売り長銘柄ですから、ある意味本当に「追証発生の投げ買い」が発生したのかも知れません。
とにもかくにも、これで無事8/5の戻り高値も上抜いてきたので、再度9000円の道しるべが出来た印象。もっと注目を集められるように一度ドカンと上がってくれれば良いのですが。
そして今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはソフトクリエイトHD(3371)です。
例年2月中旬、8月中旬には底を打ち、権利取りの動きが出てくることから、丁度今くらいが買い時と見てエントリーとします。同社は配当が17円、また一単位でも保有していると1000円分のクオカード(中間・期末で500円ずつ)が出ますから、優待も含め3.9%という高利回り商品です。
なので、権利落ち日を目指して例年着実に上がっていきます。その流れは各々お手持ちのチャートで過去の値動きを確認していただければと思います。
なお、同社はネット上の通販サイトであるECサイトの構築サービスを手がける会社ですが、昨今ネット通販はスマホの普及で勢いよく伸びています。先日の日経でも「上半期のEコマース市場は12%の伸び」と報じられました。特に最近は猛暑で家の外に出たくないという客の利用が増え、スーパーの通販が大きく伸びたと話題になっていました。
そんなわけで、ちょっと強引かも知れませんが同社も猛暑関連銘柄と言うことが可能かも知れません。いずれにせよ同社の業績が上場来ずっと伸び続けているのは確かです。また値動き的にも市場とほとんど連動性が無いため、地合が悪くなってもあまり下げないという点が今や魅力です。
目標は東証上場来高値の800円に。9月末までを投資期限とし、明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。
【注目銘柄】
前田建設(1824)は反落。こちらは先般も当欄で取り上げましたが、13日に有料メルマガにて買いで取り上げ。本日も朝方は逆行高し年初来高値を更新しましたが、やはり後場力尽きた格好。一応まだ着実に下値は切り上げる形になっているため、今後の値動きにも引き続き注目です。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。