※富山サンダーバーズ観戦記の続きです。なお、選手などの敬称略ですみません。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20150819.html
やがて試合は3-3のまま最終回に突入9回になると「再入場にはチケットの半券を提示してください」という看板が撤去され、もぎりの皆さんが撤収していきましたこれは「もう入って良いよ」ということだと認識し、すたすたと球場の中に入りこみます
内野スタンドに腰を下ろすと、城光寺球場は高台にあるので遠くに高岡市内の町並みが見えました古くはありますが、非常に風光明媚で見晴らしの良い球場ですホームランを打ったら、そのまま高岡市に吸い込まれていきそうな錯覚を感じ、個人的には好きな球場ですね
その日の対戦相手は福井ミラクルエレファンツ現在同地区で首位を走っており、サンダーバーズはそれを追う大事な一戦ですそれが最終回までもつれ、非常に息詰まる接戦に
9回表にサンダーバーズの抑えの切り札である元気投手が苦しみながらも何とか最後の打者を三振に切って雄叫びをあげながらガッツポーズ無事0点に抑えます。正直、もっとピシャッと抑えてもらいたいものですが、防御率がBCリーグワーストの球団の中では健闘しています
そして迎えた9回裏。ランナーを2塁においてサヨナラのチャンスがお膳立てされると、我らが4番ローズが打席に立ちます我々の応援のボルテージも最高潮チャンステーマの「こきりこ節」が始まりますしかし、私はこの城光寺球場の打席にローズが立つことがあるなんて、ついこの前まで夢にも思いませんでしたよ
それに呼応する形で、ローズが絶好球を見逃さず、左中間にクリーンヒットを放ちます2塁ランナーが俊足を飛ばして3塁を回るとそのままホームイン見事サヨナラ勝利となりましたチームの皆がベンチから飛び出してきて、手荒い祝福を受けるローズいやー、タダでおいしい場面を観ることができました
ヒーローインタビューは勿論ローズその日は地元の短期大学の女子学生が試合を盛り上げるために色々な企画をするというコラボな日だったので、黄色い声援が多くローズを近くで見ようと最前列にまで近寄った私も、同じように集まってきた女子大生に囲まれ、ちょっと気恥ずかしい感じでした(つづく)